『ガンドライバー』 は、原作:ビトウゴウ、作画:せたのりやすによる日本の漫画作品、およびたかしげ宙による小説。メディアワークス社の『月刊コミック電撃大王』に連載された。アメリカ西部開拓時代をモチーフとしたロボットアクション作品。地球上に実在の人名や地名が登場するが、地球ではない別の惑星が舞台である。銃の腕で身を立てることを目標に父、妹・アンナと平穏に暮らしていたブラニアンの少年・ディック。貯めた砂金を持って自身のガンドライバーを購入するために町へ行くが、ブラニアンであるために売ってもらえなかった。失意を抱えて帰路についたディックは、自宅がガンドライバーを駆る「ワイルドバンチ」一味に襲撃されているのを見る。人質となったアンナを助けるため応戦するが重傷を負い、左腕はガンドライバーによって踏み潰された。重症ではあったが、父による応急処置と父の左腕を移植したことにより一命を取り留め、移動娼館「ジュエルパレス」のダイヤに託される。その後、ディックは父から紅の神像を託され、連れ去られた妹を探すためジュエルパレス一行と行動を共にする。仇であるサンダンスキッド、ジョン・サッター、ブッチ・キャシディーの3人を倒すも、サッターの部下に紅の神像を奪われたことから自身の力不足を痛感しジュエルパレスを離れ、ブボワ、コジャントと行動をともにすることとなる。賞金稼ぎの真似事などを経て多くの死線を乗り越え男として成長、かつての父の愛機だったガンドライバーを入手するも、ブッチ・キャシディーとの再戦でコジャントを失ってしまう。ジュエルパレスと再合流したディックはリンカーン大統領と謁見、バッファローソルジャー部隊の指揮権を与えられ、「将軍・ジェロニモII世」を名乗る。天才的戦術によってリッチモンド要塞などの拠点を攻略して硬直状態の戦況を打破、戦争を終結に向かわせる。被差別人種であり、さまざまな敵、ジュエルパレスの関係者やブラニアンたちと関わったことにより、ディックは世界の矛盾を理解していき、「人民の人民による人民のための世界の実現」を掲げるようになっていく。南北戦争終結後、副大統領に任命され、後にラシュモア山の大統領彫刻に5人目として刻まれるディックの顔があった。ディックの家を襲撃し、神像を奪い、アンナを連れ去った一団。仇の7人と呼ばれることもある。全員が最上級のオーダーメイドガンドライバーに乗っていた。ディックが指揮権を与えられた北軍の非正規部隊。メンバーは死刑囚、北軍に協力する中西部のブラニアン兵士、南部からの逃亡奴隷から構成されている。作品中に登場する人型機械はすべて古代文明の遺産である。ガンドライバー、ディガーター、神像はそれぞれ異なる目的で製造されており、その目的の違いからディガーター・神像が保存されていたのに対してガンドライバーは放棄され朽ち果てて遺跡となっている。1995年10月15日発売。ISBN 4-07-303580-0『ガンドライバー - 遺産(ザ・レガシィ)』は、たかしげ宙による小説。イラストは小野敏洋。1995年11月に電撃文庫(メディアワークス)より書き下ろしで発売された。ISBN 978-4-07-303657-9本編の10数年前を舞台とし、若きジェロニモ、エメラルド(ブラック・エルク)らも活躍する。
出典:wikipedia
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