瑞巌寺(ずいがんじ)は三重県松阪市岩内町(ようちちょう)にある浄土宗知恩院派の仏教寺院。地名を冠して岩内瑞巌寺とも称する。山号は妙法山。本尊は石仏十一面観音菩薩。堀坂山麓にあり、境内を観音川が流れている。境内の庭園は「瑞巖寺庭園」の名で三重県指定名勝と松阪市指定になっている。空海(弘法大師)の開基と伝えられ、真言宗の寺として始まる。近世までに戦火や地震などで荒廃してしまったが、江戸時代の寛政年間(1789年〜1801年)に門超上人によって再興され、浄土宗知恩院派に改宗した。この寺の名物に紫蘇飯(しそめし)があり、紀州藩主が絶賛したという。本堂・庫裏・三重塔・弁天堂などの堂于は江戸時代後期に再建された。かつては近隣の小学生の遠足や行楽に訪れる人々も多かったが、現在は管理する者もなく荒廃してしまっており、地元の女性グループ「アグロマリン三重・ゆかり会」が復興を目指している。境内は瑞巌寺庭園という庭園で、1937年(昭和12年)10月13日に三重県指定名勝となった。文化9年(1812年)、15年の歳月をかけて完成したと伝えられる。春にはサクラ、秋にはモミジが見頃を迎える。瑞巌寺の南には、目の病を癒すとされる横滝寺と不動滝、北には北畠氏と家臣の大宮氏が詰めた阿坂城(白米城)があり、これらをめぐるハイキングをする人もいる。
出典:wikipedia
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