カメラのキタムラは、株式会社キタムラが運営する写真用品店チェーンである。ブランドメッセージは「Happy with photos.」1934年(昭和9年)に高知県高知市にて創業した「キタムラ写真機店」をその祖とする。1943年には「株式会社 北村商会」として法人化された。1970年4月、商号を「株式会社キタムラ」に変更。2009年4月に、キタムラが展開していた「カメラのきむら」と「SNAPS!」を「カメラのキタムラ」にブランド統合したことで、943店舗(2010年3月31日時点)となり、単独ブランドにおいては店舗数が業界首位になった。また、唯一出店していなかった和歌山県に旧「SNAPS!」の店舗が編入したため、全都道府県での出店を達成した。また、かつての屋号であった「SNAPS!」は旧イオングループだったこともあり、イオングループの店舗(イオン・マックスバリュなど)内に、小規模の「カメラのキタムラ」として現在も営業している店舗も存在する。ビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店と違い、基本的にカメラ関連商品以外は積極的に販売していない。かつて、「VICOM」や「COM」の名称でAV機器、一部家電、パソコンやその周辺機器などを専門に取扱う店舗が存在したが、現在はその店舗はない(店名に「COM」が入った店が少数ある)。現在もAV機器と家電製品については取寄せ対応で販売している。かつて、グループ店に紳士服販売店「KIX」もあった。「カメラのキタムラ」でも、各種AV機器やコードレスホンやワープロを90年代中期まで販売していた。近年では主要3キャリアのスマートフォンを大部分の店舗で取り扱っている。近年ではインターネット販売にも進出し、地方では容易に手に入らないカメラボディ、レンズなども販売している。また、店頭で買取りをした中古カメラ、レンズを専用サイトにて掲載しており、最寄りの店舗に取り寄せて購入することが出来る。また取り寄せてもキャンセル(購入しないこと)も可能。「デジカメ専門店」「デジカメプリント専門店」などを標榜しているのも特徴の1つである。こうして同チェーンは、生き残りと成長を図った。以前はキタムラカードという印字されるカードがあったが2009年11月現在、Tポイントに加盟している。利用金額税抜200円につきTポイント1ポイントが貯まり、1ポイント単位で利用出来る。以前のCMソングは「アルプス一万尺」の替え歌で、アレンジが2種類存在し店内で流されていたことがあった。現在は『月曜ゴールデン』で提供、再びアルプス一万尺の替え歌で15秒CM2本を放映中。ラジオでは『東海ラジオ ガッツナイター』で提供。株式会社キタムラの本店は高知県高知市本町四丁目1番16号にあるが、本社機能そのものは1993年に神奈川県横浜市港北区新横浜二丁目4番地1に作った新横浜事務所にある。その一方で、横浜市内の「カメラのキタムラ」店舗は戸塚区の1店舗のみであったが、店舗ブランドの統合で旧「カメラのきむら」・旧「SNAPS!」を編入した為、全16店舗に拡大された。同社は「カメラのキタムラ」のほか、こども写真館「スタジオマリオ」396店舗(2016年5月中旬現在)、フランチャイジーとして同社子会社である株式会社キタムラピーシーデポが「PC DEPOT」2店舗(2008年9月30日現在)の運営も行っている。特に2004年からは、こども写真館の店舗数を急速に増やしており、「カメラのキタムラ」の一部店舗には「スタジオマリオ」が併設する店舗もある(看板は「カメラのキタムラ」の下半分を白地ベースにし、この箇所に「スタジオマリオ」のロゴが入る)。なお、「スタジオマリオ」は店舗ブランドが一本化したと同時にロゴマークが新しくなった。2016年4月28日和歌山県岩出市に「スタジオマリオ岩出店」がオープンし、47都道府県全てに「スタジオマリオ」が進出することとなった。また、同社の店舗網が手薄だった首都圏に出店し、2006年に子会社となった株式会社カメラのきむら(76店舗[2008年9月30日現在])とイオングループから富士フイルムグループを経て、2007年4月に子会社化したジャスフォート株式会社(店舗名:SNAPS!、424店舗[2008年9月30日現在])並びにその子会社のスナップス販売株式会社を2009年1月に吸収合併。さらに、2009年4月に店舗ブランドを「カメラのキタムラ」に一本化した。同社の子会社には、次のような企業がある(一部のみを列挙)。かつてはドラッグストアの株式会社ジェイドラッグもグループ会社だったが、2006年10月1日にキリン堂に売却している。売却価格は3億4,900万円で、約5,700万円の損失となった。本社はキタムラと同じ高知県高知市にあったが、店舗は全て香川県内にあった。なお、ジェイドラッグは2012年2月に同じくキリン堂の子会社だったニッショードラッグに合併され、さらにそのニッショードラッグも同年8月にキリン堂本体に合併されており、屋号だけが残っている。店舗も売却時点の8店舗から2店舗(2014年12月現在)にまで減らしている。店頭で行っているサービスは、インターネット経由でのサービスは、である。全てのカメラのキタムラにて、ボタン電池を含む全ての使用済み電池の回収を行っている。なお、インクカートリッジの回収は一部の店舗しか回収していない。現在過去
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