


甘楽郡(かんらぐん)は、群馬県(上野国)の郡である。以下の2町1村が含まれる。概ね上記の区域を合わせたものだが、行政区画として画定されたものではない。1950年(明治29年)に改称した当時の郡域は、上記の2町1村以外では、現在の行政区画では概ね以下の区域に相当する。高崎市に属する地域はいったん多胡郡に編入されている。明治以前までは神流川上流域にまたがる郡であったが、その後の郡の再編によって緑野郡との事実上の境界線変更が行われ、昭和以降の現在の郡域が確定した。古代には「甘良郡」として『続日本紀』和銅4年(711年)に登場する。韓からの渡来人が多く住んだことから、「から」が変化して「かんら」となったと考えられる。式内社はのちの一宮で名神大社の貫前神社と宇芸神社の2社。戦国時代、国峰城の小幡氏が、上杉氏・長尾氏・武田氏・後北条氏と主を変えながら活躍した。しかし後北条氏滅亡に伴い小幡氏は国峰から離れた。徳川家康が関東に入ると、小幡藩と藤岡藩が置かれた。1600年に藤岡藩は改易。1616年には七日市藩が置かれ、江戸時代は小幡・七日市で二分されていた。小幡藩ではのちに明和事件が起こっている。幕末には下仁田戦争(上京する水戸天狗党と高崎藩兵との衝突)の舞台となった。
出典:wikipedia
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