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ゲームボーイ

ゲームボーイ("GAMEBOY")は、1989年4月21日に任天堂が発売した携帯型ゲーム機。日本国内での発売当時のメーカー希望小売価格は12,500円(税込)。略称はGB。また製品コードはDMGで、「Dot Matrix Game」が由来。1280万台以上を売り上げた任天堂初の携帯ゲームタイトルゲーム&ウオッチを発売していた任天堂が、その次世代ゲーム機器として発売した商品。任天堂の携帯ゲーム機としては2つ目にあたる。同社を玩具メーカーとして成長させた横井軍平が開発。。エポック社から発売されたゲームポケコンに次ぐROM交換方式の携帯型ゲーム機である。本機はシャープと共同で開発し、シャープは40億円を投じゲームボーイの液晶開発用の工場を設立。液晶は同社のものを使用している。当時、据え置き型のゲーム機では使用できる色数の多さを謳う機種もあった中で、本機は乾電池の「持ち」と価格面の兼ね合いからモノクロ型(4階調)を採用している。画面はSTN反射式モノクロ液晶。異なるゲームのあらゆる表現に対応する液晶表示として、細かい表示セグメントを縦横に格子状に敷き詰めたドットマトリクス式を採用した。なお開発時はTN液晶の採用が検討されていたが、当時任天堂の社長だった山内溥の「画面が見られない」との意見でSTNに変更された。STN型液晶は反射に弱いため、画面コントラスト調節するダイヤルがついている。コントラストを弱くするほど電池の持ちが良くなる。ゲームボーイの液晶の寿命は短く、『スーパーマリオランド』や『アレイウエイ』などのようにプレイヤーの残り数が固定位置に表示されるソフトは、残り表示が見にくくなることがあった。また、液晶の反射板が黄色(金色)に近い色で、ドットの配置されているLCDの大部分では液晶の灰色みがわずかに混じった鈍い黄緑色になっており、視認性は悪かった。なお、ゲームボーイポケット以降ではベースをやや白色に変えたり耐久性を見直した事もあり、かなり視認性が向上した。液晶保護カバーがついているために、中にゴミやホコリが入ると取り出せなくなり、非常に見づらくなるため、所有者の中には自らカバーを分解してホコリを取り除く者もいた。また、カバーの影が液晶に落ち、画面最上部の表示が見づらいといった難点も生じた(この点は後にゲームボーイポケットで改善している)。1989年に全世界で発売され、同時発売ソフトは『スーパーマリオランド』『アレイウエイ』『ベースボール』『役満』の4本だった。他のゲームボーイと通信ケーブルで通信できる。主に対戦やデータ交換に使われた。"RDY/ACK"信号(通信準備のための信号と、通信が正確に行われたことを証明する信号)が全くないために、通信を正確に行うにはトリッキーなプログラムが必要だった。通信中にケーブルを引き抜くとデータが破損するという注意書きもあったが、通信中に誤ってまたは悪ふざけでケーブルを引き抜く事故が絶えず、これを利用してバグ技に使用するものもいた。『ポケットモンスター』ではポケモンをコピーする裏技があった。一般的にゲームボーイの音声チャンネルは本体のスピーカーでは、モノラルである。ステレオヘッドホンなどを使用すると、自動でステレオにチャンネルが切り換わる。最初の値下げの前まではゲームボーイにステレオイヤホンが同梱されていた。また、任天堂のニンテンドーDS用ソフト『トモダチコレクション』では、お宝として登場している。現在、ゲームボーイの一部のゲームソフトはニンテンドー3DSの配信サービスであるバーチャルコンソールでもプレイ可能となっている。ファミリーコンピュータと比較してCPU,RAM,VRAMの性能で優れている。しかし、画面解像度と色数とスプライト表示性能はファミリーコンピュータの方が優れている。従って、キャラクターのアニメーションではゲームボーイの方が優れているが、静止画の質や音源の表現力はファミリーコンピュータの方が優れている。ゲームボーイの音源は波形メモリ音源であり、ファミリーコンピュータに搭載されているPSG音源やDPCM音源は搭載していない。ゲームボーイのCPUの処理速度を活かし、低いfpsではあるが、隠面消去を行ったワイヤーフレームによる完全な3DCGを描画していたソフトがある(タイトル例:『X(エックス)』(1992年5月発売))。ファミリーコンピュータにも宇宙空間を舞台にし、3次元の物体座標管理を行なっている『スターラスター』があるが、点とスプライトのみの描画である。音量レジスタの値を高速に変更することでPCM再生を行うことも可能であるが、音量レジスタ書き換え時に非線形に音量が変化するためノイズが盛大に発生し、初めからPCM再生を行うことを想定して搭載されているファミコンのDPCMのものと比べると音質が著しく劣ってしまう欠点がある(タイトル例 : 『ポケットモンスター ピカチュウ』のゲームスタート時)。子供が取り扱うものであるため、ゲームボーイ本体には厳しい耐久テストがあり、頑丈に設計されている。任天堂は、「ゲーム会社にできる唯一の支援」として、湾岸戦争の際にアメリカ軍兵士に暇潰し用としてゲームボーイを提供した。その後、空爆で倒壊した兵舎から発見されたゲームボーイは、外装がひどく焼けていたが内部には問題はなく、正常に動作したというエピソードがある。このゲームボーイは、現在ニューヨークの任天堂直営店「Nintendo World Store」に保管展示されており、触ることは出来ないが、常時テトリスのデモ画面が動いている。また「開発当時、任天堂の社長だった山内溥が完成したばかりの最終デモ機を床に叩きつけ、問題なく動作したため発売が決定された」という情報源の不明な逸話が流布している。これについて任天堂広報室は「いつの間にか、そのような話ができあがった」とコメントしている。ソフト本体の仕様としてラベル面の右上にだけ欠けが見られるが、これは初代ゲームボーイの起動時にスイッチオンと連動して出っ張りが突出し右上の欠けたこの位置に当たるためである。この出っ張りは欠けた部分に出っ張りが引っかかるこの位置までソフトを挿入して下さいという意味でありソフトを浅く挿入しただけでは本体の出っ張りにソフトが接触して起動すらできなかった。また、商品としてのソフトの構成は、紙製の外箱、真ん中にソフトを納めるためのくぼみが開いたプラ製の透明トレー、ソフトケース、説明書を基本としている。ソフトによっては葉書やチラシなどがついたものもあった。ゲームボーイカラー専用ソフトになると製造コストの関係からこの構成は変化し、トレーが紙製になり、さらにソフトケースがつかなくなり薄いビニール袋で代用された。モノクロ用の全ゲームボーイソフトにケースがついていたため一部では「新品なのにケースがついていない」と勘違いするものもいた。この変化以降、任天堂のすべての携帯ゲーム機のソフトにソフトケースが付属しなくなった。中古店などではソフトのみの状態を俗称でハダカと呼称していたが、これは箱やケースなどの付属品がすべてない状態を指す(着用品に例え、何も着ていないし何も持っていないので裸という意味)。ゲームボーイシリーズは任天堂の世界的ヒット商品になり、様々なバリエーションと周辺機器、後継機種が作られた。ゲーム機の中では世界で最もカラーバリエーションが多い。初代ゲームボーイ(ブロス含む)の通常色だけでも7種類、さらに世界中の初代からゲームボーイアドバンスSPの通常、限定色合わせると100種類以上ある。ハードウェアの進化に伴い、ゲームボーイシリーズのカートリッジも変遷を遂げている。初代ゲームボーイの発売当初、カートリッジは灰色だった(下写真1枚目の左上)。『スーパードンキーコングGB』で初めてバナナ色のカートリッジが使われた。後にゲームボーイカラーが発売されると、カートリッジの色は黒とスケルトンの2種類に分かれた。黒いカートリッジ(下写真1枚目の右上)はモノクロ版のハードでも使える共通カートリッジで、スケルトンのカートリッジ(下写真1枚目の左下)はカラー専用である。ポケットモンスターなど、カートリッジの色が違うものもある。カートリッジをラベルが見えるように置くと、モノクロ用および共通カートリッジには右上に切り欠きがあるが、カラー専用カートリッジには切り欠きが無く、カラー専用カートリッジを初代機に挿しても電源を入れることができないようになっている。カラー専用カートリッジ内のプログラムもハードウェアを識別するように作られており、ポケットやライトに挿した場合にはカラー専用ソフトである旨が表示される。他にもラベルの上にある「GAME BOY」ロゴの周辺が、カラー専用では出っ張っており、それ以外は凹んでいるなどの違いがある。次世代機であるゲームボーイアドバンスのカートリッジも接点部分の仕様は同じだが、一辺が短くなりゲームボーイカラーまでのハードに挿してもスロットに電気的につながらなくなっている。無理に差し込もうとすると抜けにくくなる。同ハードのカートリッジは裏面に切り欠きがあり、同ハードにおけるカートリッジの識別の他、ニンテンドーDSがゲームボーイカラーまでのソフトに対応していないことに関しても、カラーまでのソフトがスロットに入らないようにするという効果を持っている。ゲームボーイにもタイトルによって様々なROM容量をもつカートリッジがあり、ゲームボーイカラーが登場してからは16Mbitのものや最大32Mbitの容量を扱うソフトが登場している。

出典:wikipedia

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