馬場 のぼる(ばば のぼる、本名:馬場 登、1927年10月18日 - 2001年4月7日)は日本の漫画家・絵本作家。手塚治虫や福井英一とともに「児童漫画界の三羽ガラス」と呼ばれた。代表作は絵本『11ぴきのねこ』シリーズ等。チューリップハットを目深にかぶった姿がトレードマークで、後年の似顔絵や自画像でも欠かさなかったという。馬場は手塚治虫と非常に深い親交があり、手塚にとって馬場は無二の親友であったという(手塚プロダクションの公式サイト参照)。手塚は馬場と知り合った初期から自分の漫画に馬場を何度も登場させている。代表的なものとしては、『フィルムは生きている』の宍戸梅軒(漫画家)や鉄腕アトムの通行人などがある。多くは乞食役での登場だが、馬場が手塚に対し「ねえ、たまにはルンペンよりいい役にしなさいよ」と言ったことにより「W3」では重要人物として登場している。手塚は11ひきのねこを「七色いんこ」にも登場させている。馬場が「ポストくん」で人気作家になっていた頃、少年画報社の前進である明々社の社屋で手塚治虫と一緒にカンヅメにされていた時に馬場は編集者と揉め、「馬場が連載をおりる」というところまで発展した。事情を判断した手塚は、編集者が帰った後に「気持ちはわかるが、作品はやめないで続けろ」と馬場を説得。その後、手塚は戻ってきた編集者に対しても「ポストくん」の連載を続けるように説得したという。ポストくんは馬場の漫画での代表作となった。逆に、手塚が福井英一に飲み会の席で「やい、この大阪人、あんまり儲けるなよ!」「この贅六め!」と言われ、後日手塚が福井の作品である「イガグリくん」の中傷ともとれる内容を描き福井と喧嘩になった際には、馬場が二人の仲裁に入って和解に持ち込んだ(福井英一の項目を参照)。手塚と馬場の付き合いは出会いから手塚が亡くなるまで続き、手塚の葬儀では馬場は加藤芳郎と共に弔辞を読んだ。
出典:wikipedia
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