井上 孝雄（いのうえ たかお、1935年3月21日 - 1994年10月16日）は、日本の俳優・声優。東京都出身。妻は女優の馬渕晴子。次男は陶芸家の井上惠介。1957年に玉川大学文学部を卒業。劇団東宝現代劇に入団し菊田一夫に師事、芸術座の演劇『モデルの部屋』で初舞台を踏む。以後は、演劇を中心にテレビドラマ・映画、洋画の吹き替えなどで幅広く活躍した。1987年には菊田一夫演劇賞を受賞。森光子主演の『放浪記』では1974年以降死去する1994年まで福地貢役を20年間演じていた。前述の『放浪記』の全国ツアーの最中に病に倒れ、1994年10月16日、肝不全のため入院先の病院で死去した。。福地貢役は西日本公演以降松山政路が代役を務めた。井上の死後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。

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