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馬なり1ハロン劇場

『馬なり1ハロン劇場』(うまなりいちハロンシアター)とは、よしだみほによる日本の漫画作品である。『週刊競馬報知』(のちの『ファンファーレ』)1989年12月10日号で連載開始。当初は『それいけ岡部クン!!』という題名だったが、翌1990年に表題のタイトルに改名した。1998年8月に『ファンファーレ』が休刊になったことに加え作者の自宅が火災に遭ったため約半年間連載休止を余儀なくされるが、翌1999年4月より『漫画アクション』に移籍して連載を再開。さらに2003年9月に『アクション』が休刊になるとインターネット(双葉社Webマガジン)での連載に移行。2013年4月には双葉社の漫画雑誌編集部全体の再編に伴い『WEBコミックアクション』に移籍した。2009年に連載開始20周年を迎え、2013年現在も週1回の連載を継続している。通常1話4ページで構成される。現実の競馬で起きた出来事をモデルにして作られておりお笑い系のストーリーが多いが、シリアスな話や読者の涙を誘うような話もある。主役は馬で、まれに騎手が主役になるときもある。作中に登場する馬は擬人化されており、人間の言葉を話し意思の疎通もできる。レースの場面ではしばしば乗っている騎手が省略されて描かれ、馬が2本足で走っていることもある。漫画であることを利用したメタフィクション的な小ネタも駆使される。たとえば芦毛のプレクラスニーを「スクリーントーン貼り忘れ」とネタにしたり、フジキセキが故障で早々に引退したときに「わざわざ彼の毛色(青鹿毛)のためだけにトーンを買ったのに」と作者自身が作中で嘆くといったネタが見られる。登場する馬の性格は、さまざまな情報(スポーツ新聞の記事など)や馬名をもとに設定されている。以前に登場したことのある馬が別の性格に変わっていることがあるが、作者いわく「マンガに登場する馬は役者であり、その回その回で異なる役を演じてもらっている」とのことである。種牡馬や繁殖牝馬はだいたい服を着ている。すでに死んだ馬や人が登場することも多々あり、その際には頭上に天使の輪(後光)をつけており、雲に乗って現れることもある。馬の性別はまつげの有無で区別されており、まつげのあるほうが牝馬であるがそれ以外は大きな違いがなく、この点を作者自ら作中でシーキングザパールを使ってネタにした。登場回数が多く、ある程度性格が決まっている馬や騎手などのおもな例を以下に示す。シンザンには「先生」、シンボリルドルフには「様」、ノーザンテーストには「御大」の尊称がつけられることが多い。オグリキャップやサンデーサイレンスは自分で自分に「様」をつけるが、ほかの馬がそう呼ぶことはない。競走成績についての詳細は各馬の項目を参照。作中では騎手・調教師など競馬に関わる人間の名前はおもにカタカナ表記である。競走成績や受賞歴に共通項のある競走馬による親睦団体がいくつも登場する。「ブロンズコレクター倶楽部」の略。BCCとも略される。重賞(とくにGI)で2着や3着を繰り返す馬によって構成される親睦団体を描いたシリーズ。作中ではワイド・三連複・三連単はブロコレ倶楽部の働きかけで、馬単はメイショウドトウの働きかけでそれぞれ導入されたという設定になっている。初期には「ブロコレ」を「ブロッコリー」と勘違いするなどのネタがあったり、しぶしぶ入会する馬も多くいた。ブロコレ倶楽部の入会資格は「イマイチであること」と「重賞で3着以内に入る(=馬券の対象になる)程度の実力があること」。特に後者は「複勝やワイドでファンの皆様にささやかなお返しができる」として重要視されており、三連複導入前には「7頭立てで3着に入るも、複勝2着払のため馬券は不的中で他の会員から白い目で見られる」(ホッカイルソー)、「3着だが複勝配当が100円(元返し)だったため入会を拒否される」(ナリタトップロード)といった話もあった。入会の目安としては「"重賞で3回以上連続で2着もしくは3着に入っている"」ことが挙げられるが、最終的に入会させるかどうかは「作者の気分」で決まるため、この条件を満たす馬であっても入会していないケースも過去にある。一例を以下に記す。戦績にあわせて名前のインパクトがブロコレ新時代を背負う器に相応しいという理由でオレハマッテルゼを勧誘したこともあった。凱旋門賞3位入線ということでディープインパクトや、馬ではないが薔薇一族を含めGIで勝ちきれない馬を多数管理しているハシグチ調教師も狙われている。ステイゴールド、テイエムオペラオー、ウイングアローのようにブロコレ倶楽部に入ったあとにGIで勝利するなど活躍する馬もおり、それがネタにされることもある。競走成績についての詳細は各馬の項目を参照。種牡馬を社長とした会社に見立てて話を作っている。当初は商社間のシェア争いがメインだったが、途中からは物流など別分野の話も登場した。サンデーサイレンス、ノーザンテーストといった主役となる馬が死んだあとも「天国での会社ごっこ」という形でシリーズは継続されている。1マイル前後のレースを走る馬たちの織り成す恋模様を描いたシリーズ。ベースとなっているのは、初期の人気シリーズであるダイタクヘリオスとダイイチルビーの「ヘリオス・ルビー恋物語」。作者いわく、当初ローテーションが同じでよく対戦していた両馬をネタにして半分シャレのつもりで恋愛ドラマ風に描いたところ、予想外に反響を呼びシリーズ化されたという(『馬より素敵な役者はいない』の「『ヘリオス・ルビー』シリーズとの死闘」より)。タイキシャトルとキョウエイマーチの淡い想いを描いたり、ダイタクヘリオスの仔のダイタクヤマトとメジロダーリングの恋を扱った続編がある。後付けではあるが、デュランダルがマイルチャンピオンシップに挑戦する際に相談を受けたニホンピロウイナーはシャダイソフィアに関する悲しい思い出を少しだけ語っている。その後、レース直前にダンスインザムードを見かけたデュランダルはきついローテーションが可哀想だと思ったが彼女は2着と健闘し、同父だけどちょっと気になる存在に変化した。スカーレットブーケはダイタクヘリオスに片思いしていたが、思いを伝えないまま現役生活を終えた。後年、息子のダイワメジャーがダンスインザムードとふざけて遊んでいたのを「同父の禁断の恋」と誤解し、同じく勝手に恋愛と思い込んだダンスインザムードの姉・ダンスパートナーと激しい口論となるドタバタ展開もあった。サーガノヴェルが執筆する、とある王国を舞台とした物語。当時流行していた映画『ロード・オブ・ザ・リング』の影響を受けている。主人公はサニングデール、デュランダル。2003年の短距離 - マイル戦線で活躍した馬が多数登場した。しばらくシリーズとしては途絶えていたが、2009年夏にデュランダルの仔がデビューすると久々に登場した。オグリキャップ・イナリワン・タケユタカらがヤクザ役に扮する初期の人気シリーズ。商社シリーズとも関係があり、サンデーサイレンスが「日静会」を率いて登場したりもした。これとは別にキタサンヒボタンが主役の女壷振り師のシリーズもある。昔任侠映画のファンだった作者は続きが書きたいらしいのだが、任侠キャラとして成立する馬がいないためシリーズを続けられないらしい。最近になってキタサンブラックの登場もあって再び描かれるようになり、ディープインパクト率いる「深衝組」とキングカメハメハ率いる「金亀組」の抗争が中心となっている。ノボトゥルーを主役に、地方遠征先のご当地土産やグルメを堪能するシリーズ。紹介されるお土産やグルメは実在するものであるが、名前が伏字で紹介されることが多い。初期はノボトゥルーとノボジャックのコンビであったが、ノボジャックが引退したあとは相方がシーキングザダイヤに代わりシリーズを引き継いだ。2008年1月にシーキングザダイヤが引退したあと一度だけシリーズが復活したが同年にノボトゥルー自身も引退し、その後のシリーズ展開はない。ドリームパスポートが自分に勝った馬に手渡す「夢のパスポート」を手に入れるべく、メイショウサムソンをはじめとした同世代の競走馬が集うシリーズ。メイショウサムソン(以下、サム君)は当初ドリームパスポート(パス君)を利用するべく友達として接近するが、あまりにも「いい馬」なパス君に罪悪感を抱く。作者自身はイマイチ系コンビとしての短編的なスタンスで描いていたが、2006年の皐月賞で両馬のワンツー決着になるなどクラシック戦線で活躍したためシリーズ化された。そして「夢のパスポート」の効力か、サム君はクラシック2冠を達成。しかし「夢のパスポート」は有効期限が3か月くらいで切れるらしい。「夢のパスポート」という言葉はこのシリーズとは関係なく作中の馬たちや関係者の会話に出てくることがある。「ナンでもアリま記念」は有馬記念のパロディとして描かれる年末恒例のシリーズである。その年の話題の馬や人がゲストとして登場するほか、主要キャラクターが総出演するオールスター的要素も持っている。「馬なり新年会」も同様で、普段あまり描けないようなダジャレネタを中心としたシリーズとなっている。この2つは恒例のシリーズとなっている。実際の有馬記念のレース結果が話のベースとなっていないのは、印刷業界の正月休みと重なるため。ビワハイジが「うっかり見てしまった禁断のカラミ」など、勘違いから来る妄想に悩まされるシリーズ。作中ではビワハイジが「イソイソ」の擬音とともに登場するのがお約束となっている(現役時代からすでにそうであった)ことから、そのままシリーズ名として定着した。例年、年初にこのエピソードが登場しているが、2009年には産駒のブエナビスタが活躍した関係から、ビワハイジの登場頻度が増している。ブエナビスタからは「誤解は母さんの得意技」だとたしなめられている。控えめで内気な性格のカノちゃんことカノヤザクラと活発で明るい性格のスーちゃんことスリープレスナイト、性格が正反対の2頭の複雑な友情関係を描くシリーズ。カノちゃんの視点で描かれることが多く、スーちゃんが引退したあとはカノちゃんの後輩のエミちゃん(カレンナホホエミ)とナディちゃん(グレナディーン)に引き継がれており、カノちゃんは2頭の保護者的な立場にまわっている。2008年10月26日に京都競馬場の新馬戦で揃ってデビューしたリーチザクラウン、アンライバルド、ブエナビスタ、スリーロールスを中心に、2009年度3歳馬をミュージシャンに見立て、同期ライバルたちと競い合いながらそれぞれがトップアーティストを目指していく姿を描くシリーズ。単行本は従来年1 - 2冊ペースで不定期に刊行されてきたが、2007年より刊行体制を改めて年2回(春・秋)の定期刊となり、巻数の表記も「第24巻」といった通巻表記から「2007年春」というように刊行時期による表記に改められた。通常版以外に2004年には「オグリキャップ編」「ダービー編」「オークス編」「ブロコレ倶楽部編」という4種類の特別編集版が、2007年にはコンビニコミックとして「一年の総決算!なんでもアリま記念編」が、2009年には連載20周年を記念した「総集編 甦れ!名馬たち」が刊行されている。一部の特別編集版には通常版に未収録の作品も掲載されている。2014年3月現在単行本は合計44巻(通常版38巻+特別編集版6巻)刊行されている。1994年から1999年にかけてゲーム化もされた(PC-9800シリーズ版2作、Windows版3作、セガサターン版1作)。プレイヤーはオーナーブリーダーとして競走馬を生産し、レースに出走させるという競馬シミュレーションゲームであった。最大の特徴は漫画同様に「馬が言葉を話す」という点で、コンディションの目安となっていた。

出典:wikipedia

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