サンタウン高の原(さんたうんたかのはら)は、平城・相楽ニュータウンのセンターゾーンに開業した、地域初の大型商業施設で、現在のサンタウンプラザすずらん館。以下の記事では周辺施設も含める。イオンモール高の原が一括借用している「サンタウンプラザこすもす館」、近鉄系のスーパーマーケットKINSHOが核店舗のショッピングセンター「サンタウンプラザすずらん館」、南都銀行などが入居するテナントビル「サンタウンプラザひまわり館」、そして「サンタウンアカデミー高の原」「ユニチカスイミングスクール」がある。サンタウンプラザこすもす館建設の際には、既存の「サンタウン高の原」は建物の改装及びフロアの整理などの大幅なリニューアルを施され、2006年(平成18年)4月1日に「サンタウンプラザすずらん館」としてリニューアルオープン。「サンタウンひまわり館」も2007年(平成19年)3月に「サンタウンプラザひまわり館」としてリニューアルオープンした。サンタウンプラザすずらん館は、スーパーマーケットKINSHOと専門店、そしてメディカルモール、銀行からなる低層型ショッピングセンター。平城・相楽ニュータウン初の大型商業施設で、ニュータウン性(大規模住宅開発地域)・コミュニティ性(地区中心機能センター)・ターミナル性(高の原駅、バスターミナル機能)・カーライフ性(道路網の整備地域、660台収容の駐車場)の諸特性をコンセプトとして兼ね備える「サンタウン高の原」(略称:SUNTOWN)として1981年(昭和56年)11月28日に開業。テナントには、近商ストア高の原店と、アカシヤ、ミキハウス、たつみ書店、ミスタードーナツ高の原店などの40店の専門店、また飲食店と南都銀行平城支店、住友銀行平城支店が入居。また、店内と店外には休憩所やイベント会場としても使われるサンタウンサークル、サンタウン広場が、現在サンタウンプラザひまわり館がある位置には木造の船の形をした遊具などがあるサンタウンチビッコ広場が設けられた。その後、1991年(平成3年)に南西部分を増床し、近商ストアや専門店のフロアを拡張。2006年(平成18年)には長期休業・改装し、同年4月1日に「サンタウンプラザすずらん館」としてリニューアルオープンした。その際近商ストアは1階のみで食料品だけを扱う「スーパーマーケットKINSHO」として生まれ変わり、2階は専門店だけのフロアとなった。また2007年(平成19年)には、「サンタウンプラザひまわり館」に移転した南都銀行平城支店跡がメディカルモールになり、2階専門店フロアも再び改装している。その他テナントはショップガイドを参照のこと。サンタウンプラザひまわり館は、コスパ高の原、南都銀行、医院、学習塾、事務所、飲食店が入居するテナントビル。「サンタウンひまわり館」として1991年(平成3年)11月23日に開業。1階はT&Cプラザや飲食店などが、2階はレストラン街として飲食店7店舗が、4-5階はスポーツクラブが入居した。その後、2007年(平成19年)3月に「サンタウンプラザひまわり館」としてリニューアルオープン。それに伴い、1階のテナントや2階レストラン街などが閉店。空いたテナントには南都銀行や事務所などが移転開業した。サンタウンプラザひかり館は、家電量販店が入居するショッピングセンター。2013年(平成25年)11月14日に開業。ケーズデンキ高の原店が一括で借用している。サンタウンアカデミー高の原は、9コース49の講座が受けられる総合文化センター。1983年(昭和58年)4月1日、サンタウン高の原開業前日に閉店した近商ストア平城店の建物に「サンタウンアカデミー文化教室」として開業。開業に当たって会員募集、講座編成、講師の手配、運営指導の業務は近商ストア計画部、商品部第二部門、宣伝課、近商ストア高の原店が受託。近鉄百貨店文化教室の協力を得て講座編成、講師の人選・依頼を進め、8コース35講座からスタートし、その後同年5月に4講座が追加された。施設は文化教室3教室、体育教室4教室、音楽教室1教室のほか、会議室と和室があり、地域の会議、集会にも提供されている。2010年には外壁を改装し、サンタウンアカデミー高の原と名称を変更した。なお、一時期国際電気通信基礎技術研究所(ATR)によって、「ATR CALL 英語塾 for ジュニア」が開講されていた。これは一般的な英会話塾と違い、講師が指導するのではなく、ヘッドホンで聞いてコンピューターで学習するものとして注目された。サンタウンスイミングスクールユニチカは、ユニチカ系の会員制のスイミングスクール。1988年(昭和63年)10月1日開業。屋内温水プール(25m×6コース)、更衣室、体操場、サウナ(女性用)、シャワールーム(女性用)、バス、トレーニングルーム、談話室、ギャラリー、レストルームがある。団地のセンター地区などで賃貸経営を行うユニチカ京都ファミリーセンターが運営している。近鉄高の原駅北西部の敷地の暫定的な利用を図るため建設。イオン進出の計画が決定した2004年(平成16年)にその役目を終えた。サンタウンほっとスクェアは、飲食店とコンビニエンスストア、公団事務所が入居していた商業施設。1994年(平成6年)9月、東館と西館に分かれて開業。東館には「マルセル」「コーヒーレストランルミエール」、西館には「ローソン近鉄高の原駅前店」「海鮮火鍋エル」「カラオケエル」「スナックIZUMO」が入居した。その後、東館の2店舗は「カフェ&ベーカリーナガノ」「関西学研都市高の原駅前総合案内所(住宅・都市整備公団奈良案内所)」となり、西館の海鮮火鍋エル跡には「串楽高の原駅前店」が入居。さらに、カフェ&ベーカリーナガノは「楽楽厨房(後に窟高の原店に)」「相楽らぁめん」になった。ちなみに、駅前歩道橋「ふれあい橋」につながるエスカレーターは車いすでも乗れるよう、数枚のステップをフラットに切替えられるようになっているが、乗り口のブザーが押された時の対応は奈良市から委託を受けたローソン近鉄高の原駅前店の店員が行っていた。2004年(平成16年)9月30日までに全て閉店、その後解体された。サンタウンガーデン21は、住宅展示場「近鉄高の原モデルハウスランド」と「ITCテニススクール 高の原テニスクラブ」によって構成されていた施設。運営は関西文化学術研究都市センターが行っていた。前身は、1986年(昭和61年)にサンタウンセンターが現在タイムズサンタウンプラザ西駐車場がある場所に開設した「近鉄高の原駅前サンタウン総合住宅展示場」。サンタウン高の原に近い側に大和団地、パナホーム阪奈、エス・バイ・エル、住友林業が、平城2号線・平城3号線に面する側に大和ハウス、東日本ハウス、大阪ミサワホーム、国土建設、クボタハウス、積水ハウス(木造)、積水ハウスのモデルハウスがあった。その後、同じサンタウンセンターが平城2号線・平城3号線を挟んだ京都府側にサンタウンガーデン21を設けてテニス場が開設され、続いて住宅展示場もサンタウンガーデン21に増設。近鉄高の原駅前サンタウン総合住宅展示場は撤去された。近鉄高の原モデルハウスランドには、中央にセンターハウス、大和団地、ミサワホーム近畿が、またそれらを囲むように一条工務店、パナホーム阪奈(後にパナホーム近畿に)、京都パナホーム、積水ハウス、大和ハウス、日本電建、近鉄不動産住宅、住友林業のモデルハウスが展示され、後にヘーベルハウスも加わった。テニススクールは、砂入り人工芝コート6面とプロショップ、休憩所があった。専門指導者3人のもと、昼間部はテニススクール、夜間部は主に貸しコートとして使われた。ちなみに、住宅展示場はフリーマーケット会場としても利用され、1999年(平成11年)10月から「なでしこふれあいマーケット協会」主催の「サンタウンガーデン21フリーマーケット」が毎月1回第四土曜日に開催されていた。2004年(平成16年)7月31日に閉鎖、その後撤去。
出典:wikipedia
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