上島駅(かみじまえき)は、静岡県浜松市中区上島三丁目にある遠州鉄道鉄道線の駅。駅番号は07。相対式ホーム2面2線の高架駅。直営駅であり、駅舎がある。早朝深夜の一部時間帯を除いて列車交換が行われる。駅の東西両側に駐輪場(収容505台)、東側にはパークアンドライド利用者向けの駐車場・回転場がある。地上駅時代には正式名称には「遠州」とついたが、各種表示や車内放送では省略され、「上島駅」と案内されていた。また、当時は島式ホーム1面2線であった。地上駅の頃には鉄道車両の搬入もこの駅から行われることが多かった。車輌搬入のための仮設レールが駅構内東側の新浜松寄りに設けられていたが、これはかつての貨物側線の名残を活用していた。なお高架化に伴い新たに車両を搬入する場所を開設する必要が生じたため、現在は西鹿島 - 遠州岩水寺間に車両搬入所が新たに建設されている。また、全国的にも珍しい回転幕式の発車案内が最後まで用いられた駅であったが、高架化の完成とともに消滅した(回転幕式の発車案内そのものは遠州鉄道では一般的であり、多くの駅で採用されていた)。なお、幕式であるがゆえに臨時ダイヤには対応できず、発車案内(同じく地上時代は最後まで反転フラップ式を採用していた助信駅以外は全駅LED式)を設置する駅で唯一臨時列車が表示されなかった。臨時ダイヤの際には白幕を出した上で「調整中」の貼り紙をしていた。かつては貨物側線が多数あり、遠州鉄道最大の貨物取扱い駅であった。側線からは小野田セメント、自衛隊浜松基地、大協石油浜松給油所、日本石油浜松油槽所の各専用線が分岐してセメントや石油、ジェット燃料などを取り扱っており、遠州馬込駅経由で国鉄線へ貨物輸送されていたが、1975年までに全て廃止された。跡地は駐車場やマンションになっている。開業当時の地名(浜名郡曳馬村大字上島)が由来。「上島」は天竜川の島状の中州で村づくりが行われた事に由来している。2013年度(平成25年度)の乗車人員は567,935人(全18駅中2位)、降車人員は551,724人(全18駅中4位)である。主として通学・通勤用に利用される。1980年度(昭和55年度)以降の乗車人員および降車人員は次の表のとおりである。住宅密集地区であるが、遠州鉄道鉄道線高架化事業に併せた駅周辺の一部区域において浜松都市計画事業上島駅周辺土地区画整理事業が行われているため、立ち退きなどによる空き地も多くなっている。なお、駐輪場が再整備中であるほか現時点では存在しないが今後バス・タクシー乗り場が整備される予定である。最寄り停留所は、駅西側を南北に走る二俣街道沿いにある上島と上島駅東である。以下の路線が乗り入れ、遠鉄バスにより運行されている。2016年7月19日よりロータリー供用が開始された。このほか、少々西へ歩くと上島西バス停があり、53 56 萩丘都田線(浜松駅 方面、三方原営業所・半田山中/都田駅前 方面)と57 医大じゅんかん(浜松駅 方面、三方原営業所 方面)が通っている。なお、上表内で述べた61 内野台線にも上島西バス停が存在するが、ポールの位置が異なるので注意が必要である。
出典:wikipedia
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