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詩人会議

詩人会議(しじんかいぎ)は、1962年に発足した「詩の創造と普及を軸にすえた民主的な詩運動」を標榜する詩人集団である。月刊詩誌『詩人会議』を刊行するほか、全国各地に40以上の詩人会議グループを擁し、それぞれのグループ誌を展開、朗読会その他のイベントを行なっている。毎年、すぐれた詩集(もしくは評論集」)に与えられる壺井繁治賞及び公募による新人賞(詩、評論部門)を設営している。1962年7月、壺井繁治、坂井徳三、大島博光、門倉詇、浅尾忠男、赤木三郎の発起人により<「詩人会議」発刊の主旨>を発表。その冒頭に「私たちは詩的実践による詩と現実の変革をめざします」とあるように、詩人の社会参加を強く意識したものであった。1963年12月に月刊詩誌『詩人会議』創刊号が刊行された。1965年4月の第四回総会で「詩人会議規約」を採択し、それまでの同人制から全国会員制に移行(1975年には会友・特別会友制度を導入)した。「詩人会議規約」はその後1981年5月に改正されて現在に到っているが、その前文は「詩人会議は、詩の創造と普及を軸にすえた民主的な詩運動の集団です。わたしたちは、創造上の傾向や方法のちがいをこえ、平和と進歩、民主主義を志向する共通の立場にたって、運動をすすめます」とうたっている。二年に一度の総会で全国の運営委員を選出し、その中から関東圏在住の常任運営運営委員を互選し、詩誌刊行はじめさまざまな活動に当たっている。事務所は東京都豊島区南大塚にある。結成以来積極的に社会問題に取り組み、ベトナム戦争反対、原水爆全面禁止、金芝河即時釈放要求、小選挙区制反対、自衛隊の海外派兵反対など、時代が求めるテーマに詩作で応えるとともに、声明・アピールの採択や詩のパンフレット発行などの活動も継続してきている。近年は会員だけに限らず、会外の詩人との共同を重視する傾向にある。そうした中から『反核平和詩集』(1986年新日本出版社)、臨時増刊号『日本国憲法とともに』(2000年)などが制作された。同会は歴史の節目ごとに、会員アンソロジーを刊行。15周年には『明日へのはばたき』(1979年)、20周年には詩と資料『詩人会議の20年』(1982年)、25周年には『人間の声たかく』(1988年)、30周年には『21世紀へのメッセージ』(1992年)、40周年には『時代を拓く』(2002年)など。1988年に『壺井繁治全集』全6巻(青磁社)を編纂したほか、『詩人会議』臨時増刊号では、『黒田三郎特集』(1989年)、入門書『詩作案内』(1997年)も刊行。1965年の会員制移行時に、それまで会代表であった壺井繁治が初代運営委員長に就任。壺井の75年9月死去に伴い片羽登呂平が運営委員長代行を務めたのち、1977年(第11回総会)黒田三郎が就任。黒田の80年1月死去を受けて1981年(第13回総会)で城侑が就任。以後1987年(第16回総会)浅尾忠男、1991年(第18回総会)土井大助、2005年(第25回総会)小森香子、2007年(第26回総会)秋村宏、2011年(第28回総会)佐藤文夫が就任している。詩人会議は特別会友制度を設けており、有力詩人や他ジャンルながら詩に理解のある方々の協力と支援を得ている。2011年5月時点でのメンバーは次のとおり。第1回(1967年) 織田三乗「中ぶる自転車」第2回(1968年) 該当作なし第3回(1969年) 平石佳弘「廃しつ病床の愛の歌」第4回(1970年) 沢田敏子「坂をのぼる女の話」第5回(1971年) 該当作なし第6回(1972年) 枕木一平「夜へ」・辛鐘生 「パンチョッパリのうた」第7回(1973年) 該当作なし第8回(1974年) うちだ優 「同居」第9回(1975年) 上野邦彦 「虜因」第10回(1976年) 上手宰「初期『荒地』の思想について」第11回(1977年) 郷武夫「背広の坑夫」第12回(1978年) 坂口直美「月経」第13回(1979年) 該当作なし第14回(1980年) 柴田三吉「登攀」第15回(1981年) 該当作なし第16回(1982年) 草野信子「旧国道にて」第17回(1983年) 田口映「夕暮れ」・ 石原靖「金子光晴の戦時期桜本冨雄論への一考察」第18回(1984年) 該当作なし第19回(1985年) 藤森光男「板窓」第20回(1986年) 該当作なし第21回(1987年) 草間真一 「僕らの足」第22回(1988年) 垣花恵子「予感」第23回(1989年) 北村真 「風食」第24回(1990年) 宮沢一 「寝台列車」第25回(1991年) 該当作なし第26回(1992年) 該当作なし第27回(1993年) 該当作なし第28回(1994年) 米澤壽浩 「水」第29回(1995年) 山下わたる 「赤とんぼ」第30回(1996年) 丸山乃理子「葦」第31回(1997年) 市川賢司「シベリア・午後・十時」第32回(1998年) 繭かなり「階段の途中で」・高村昌憲 「現代詩の社会性 アラン再考」第33回(1999年) 柳瀬和美 「終章」第34回(2000年) 高鶴礼子 「セミパラチンクスの少年」第35回(2001年) 明本美貴「明小華」・ゆきゆき亭こやん「日本語と押韻」第36回(2002年) 宇宿一成「若い看護婦の肖像」第37回(2003年) 木目夏「植民地的息」第38回(2004年) 美和澪「つづれさせ こおろぎ」第39回(2005年) 浅田杏子「蟹」第40回(2006年) おぎぜんた「ノー!」第41回(2007年) 加藤万知「サカナ」第42回(2008年) 鮮一孝「竹の声を聴く」第43回(2009年) 高典子「献水」第44回(2010年) 佐藤誠二「島においでよ」第45回(2011年) 末永逸「とおいまひる」・田中茂二郎「有馬敲論 ことばの穴を掘りつづける」第46回(2012年) 島田奈都子「むら」第47回(2013年) 白石小瓶 「見とどける者」第48回(2014年) 赤羽浩美「中川村図書館にて」第49回(2015年) 大西はな 「深夜警備の夫を待つと」

出典:wikipedia

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