北田 直俊(きただ なおとし)は、日本の映画監督。1968年生まれ。人生の目標や希望を見出せない儘、高校を中退し放浪と肉体労働の末に 独学で映画製作を開始させる。社会に対して唾棄する自身を投影させた処女作8ミリ映画では孤 独と絶望を 吐き出すように製作し、同年の日本映像フェスティバ ルにおいて優秀賞を受賞。それを機に得た資金で若干19歳にて『白人と黒人』(16ミリ中編)を完成させる。【主役を演じたのは後年、第34回日本アカデミー賞・優秀美術賞を受賞した花谷秀文。編集を担当したのは現大阪市此花区の区長でもある西原昇氏が務めた伝説的作品】 その後16ミリ実験劇映画『風景映画』(1993・50分・白黒)を3年がかりで完成させる。 捨て犬だった愛犬を主役にほぼ10年間を費やし、35ミリ白黒長編劇映画『イヌ』(2002・83分・白黒/カラー)で劇場公開を果たす。虐待され殺された一匹のイヌが人間に復讐するというシュールな作品。 同じ年、同棲中の彼女が自殺し、その経緯から自らの命を絶つ人妻の妄想と混沌を描く『朝子』(2005・86分・白黒/カラー)を製作。続いてこの世に残された側の果てしない喪失を自身の監督・主演と元AV女優・広末奈緒の起用による『デモーニッシュな街から遠く離れて』(2008・85分・カラー)という自殺に関する2作品を製作し、2本立て巡回上映という形で劇場公開。 現在、原発事故に伴う福島警戒区域内に置き去りになった動物達とそれらを救出する人々との関わり合いを主題にした長篇ドキュメンタリー『zone存在しなかった命』(2013・117分・カラー)を完成。その姉妹編となる飯舘村などの数年間も放置された儘の被災動物たちと法整備の遅れを描く『みえない汚染・飯舘村の動物たち』(2015年6月完成・92分・白黒/カラー)と共に2016年8月全国リリース。
出典:wikipedia
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