ギロチン・ドロップ（"Guillotine drop"）は、プロレス技のひとつである。レッグ・ドロップ（"Leg drop"）、脚（足）落とし（あしおとし）とも呼ばれる。仰向けないしうつ伏せ状態で倒れている相手の喉元や首筋等へ、自身の太ももまたはヒザ裏を落としていく技である。その場でジャンプして決めるほかに、助走をつけてからジャンプして決めるものもある（ランニング式）。また、前述のとおり喉元や首筋を狙うのが基本だが、応用として顔面や後頭部、腕や足や腰などへピン・ポイントで決めるなど、応用を利かす者も多い。フィニッシュ技としてもつなぎ技としても、古くから多くのレスラーに使用されている。著名な使い手の1人がハルク・ホーガンであり、アメリカではこの技をフィニッシュ・ムーブとしていた。また、ブルーザー・ブロディも高角度のものを多用した。日本人選手では若手時代のジャイアント馬場も使用し、アントニオ猪木も1977年8月2日に日本武道館で開催されたザ・モンスターマンとの異種格闘技戦において、この技で勝利を収めた。

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