松井 雅人（まつい まさと、1987年11月19日 - ）は、中日ドラゴンズに所属するプロ野球選手（捕手）。あだ名は雅人の雅の訓読みのミヤビ。小学校2年で地元の軟式野球チーム粕川リトルタイガースで野球を始める（なお、小学校1年から6年までは柔道の経験もあり、小学校3年、5年時と2度も群馬県大会で優勝している）。中学校までは投手だった。桐生第一高等学校で捕手に転向、第76回選抜高等学校野球大会、第86回全国高等学校野球選手権大会に出場する。上武大学へ進学し、左打ちに。同期の安達了一（オリックス）と共に明治神宮大会では上武大初の準優勝に貢献する。2009年のドラフト会議で中日から7位指名を受け入団。同期入団で同姓の松井佑介がいるためスコアボード等の表記は「松井雅」と表記されている。2010年、ルーキーながら谷繁元信・小山桂司に次ぐ、第三の捕手として開幕一軍入りを果たす。3月30日のヤクルト戦でプロ初安打を放ったが、6月を最後に二軍落ちした。2011年、二軍で捕手の中では最多の試合に出場。シーズン終盤には一軍昇格し、10月14日の巨人戦では先発マスクを被り、プロ初先発のルーキー大野雄大をリードした。2012年、一軍での出場は4試合に終わった。2013年は45試合に出場。7月25日の横浜戦では代走で出場すると、高木守道監督が一塁を守れる野手を使いきっていたため、そのまま学生時代を通じても一度も経験のない一塁手の守備に就いた。2014年から背番号を38に変更。7月10日のヤクルト戦（神宮）では、7回から守備に入り、9回表に江村将也から左中間中段まで届くプロ初本塁打を放った。このシーズン、捕手としては選手兼任監督となった谷繁元信に次ぐ67試合の出場を果たした。2015年は開幕スタメンに名を連ね、正捕手として出場していたが、程なくして打率が.100程度の極度の打撃不振に陥り、51試合の出場に終わった。

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