『昭和残侠伝』シリーズ(しょうわざんきょうでんしりーず)は、高倉健主演で、東映によって制作されたヤクザ映画シリーズ。全9作。『網走番外地』シリーズ、『日本侠客伝』シリーズと並ぶ高倉健の代表的シリーズである。なお、シリーズとされているが各作品の設定やストーリーに繋がりは無い。前年の『日本侠客伝』第一作で、岡田茂京都撮影所所長と俊藤浩滋は「主人公とそれを支える流れ者」という形に眼をつけた。これなら男同士の情念も描けるし、やはり前年から製作が始まった鶴田浩二主演の『博徒シリーズ』には無い形なので「独自のカラーが出せる、毎回これでいこうや」となって、毎回ゲストを出しては途中で殺すパターンが出来上がった。このパターンを発展したのが『昭和残侠伝』シリーズで、流れ者の殴り込みを一本立ちさせたのが1966年から始まる『兄弟仁義』シリーズとなる。「東京撮影所でも高倉健のシリーズを」となって始まったが中身は『日本侠客伝』の時代を終戦直後に変更しただけで、中村錦之助の役が傘を持った池部良に変わっただけであった。『日本侠客伝シリーズ』の脚本家・笠原和夫がプロデューサーの吉田達に「オレの盗作じゃないか」とクレームがつけたといわれる。
出典:wikipedia
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