ノート("NOTE" )は、日産自動車が製造・販売するハッチバック型の乗用車である(欧州では小型ミニバンまたはミニMPVに分類される)。マーチなどにも採用されるBプラットフォームをベースに開発された。初代型は、当初1.5Lエンジンのみが用意され、他の1.5Lクラスの車よりも価格が安く設定されている。また、2008年10月には1.6Lエンジン搭載グレードも追加された。ボディデザインはスカイラインをデザインしたチームと同じチームが担当。日産の世界戦略車に位置付けられている。なお、日産の車両型式の基準では新型車は末尾の数字が0となることが多いが、E10はチェリーで使われていたため、初代型はE11となった。このことに関して、中村史郎常務は「Cピラーにそこはかとなく面影が…」と語っている。2012年7月16日に横浜市の大さん橋で新型グローバルコンパクトカーとして世界初公開され、同車は日本において2代目ノートとして9月に発売することがアナウンスされた。その後、2012年8月28日に公式発表、9月3日に販売開始された。開発責任者は商品企画本部の水口美絵(みなくち みえ)が務めた。女性の開発責任者は日本の自動車メーカーでは初となる。エンジンは先代の1.5L/1.6L・直列4気筒から1.2L・直列3気筒にダウンサイジングされ、直噴ミラーサイクルエンジンと高効率スーパーチャージャーを組み合わせている。生産は追浜工場から日産自動車九州へ移管し、年産12万台を予定。 2013年に発売予定である欧州では、英国日産自動車製造サンダーランド工場で生産予定となる。他に北米でも生産し、世界生産・販売台数の予定は年間35万台と発表。日産自動車の西沢正昭常務執行役員は「国内ではモデルライフ平均で年間12万台を計画しているが、今年度は9月3日の発売から7か月で10万台突破を狙っている。もちろん日産の車種の中で最量販車種となるので、我々日本の販売ビジネスを預かる立場としても、それから日本の100万台生産を確保するためにも大変重要な車種。当然、販売ランキングトップテンの上位にくる車として育てていく」と日産自動車九州での記者会見で述べた。販売開始直後から好調な売り上げを見せ、販売開始から約2週間を経過した時点で月間販売目標の2倍以上にあたる21,880台を受注したことを発表。その結果、同年9月の売り上げは18,355台となり、ハイブリッド車を除くガソリン登録車でナンバーワンの売り上げを記録、その後も2013年4月までの8か月連続でハイブリッド車を除くガソリン登録車ナンバーワンを維持した。これにより、2012年度下半期(2012年10月 - 2013年3月)並びに2013年上半期(2013年1月 - 6月)の販売台数においてもハイブリッド車を除くガソリン登録車でナンバーワンの売り上げを記録した。また、2013年次のRJCカー・オブ・ザ・イヤーも受賞している。車名の「ノート」(note)は、音符の意味と雑記帳の意味を掛けている。これには、日常の何気ない音に混じり、また生活を記録することで使用者の生活の一部になって欲しい、という開発陣の願いがこめられている。同時に、N・O・T・Eは、トランク部分の活用モードの名称の頭文字であり、初代型のみ載せる荷物により、の4種に活用できる。また、パリサロンで発表されたコンセプトカーは、車名が「トーン」 (tone) であり、こちらも音色などを表す語である。トランクは、とノートの機能の順番を並び替えずに頭文字を車名にあわせることができる。
出典:wikipedia
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