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悪魔城ドラキュラ

『悪魔城ドラキュラ』(あくまじょうドラキュラ、英題: ")は、コナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)から1986年9月26日に発売されたファミリーコンピュータ ディスクシステム用ソフトのアクションゲーム。ヴァンパイアハンターである主人公が吸血鬼ドラキュラを討伐するため、数々の怪物が巣食う悪魔城内を様々な仕掛けをかいくぐりながら進んでいくホラーアクション。コナミのディスクシステム参入第1弾のソフトとして発売された。また、その後同社より発売された一連のシリーズを指す。欧米では「」(キャッスルヴァニア、Castle = 城とTransylvania = トランシルヴァニア地方を合わせた造語)というタイトルで発売されており、これが悪魔城ドラキュラシリーズの英語でのシリーズ名である。日本でも「キャッスルヴァニア」というタイトルで発売された作品もある。ドラキュラ伝説が残る中世ヨーロッパのトランシルヴァニア地方が舞台である。主人公は英雄クリストファーの血を引くシモン・ベルモント。当時のファミコン用ゲームとしては、ゴシックホラーを原調にしたリアルタッチなキャラクターや背景などのグラフィックアートと、ハイセンスな音楽、硬派なゲーム性が組み合わさって独特の世界観を生み出した(本作の広告チラシには「スーパーリアルタッチのアクションゲーム」と銘打たれていた)。開発スタッフは数多くのホラー映画を見て作品づくりの参考にしたという。タイトル画面では映画のフィルム上に悪魔城ドラキュラと書いてあり、エンディングのスタッフロール表記では古典的怪奇ホラー映画へのオマージュのような名前になっているなど、映画的な演出も見られる。メイン開発者はHitoshi Akamatsu、音楽を作曲したのは山下絹代とSatoe Terashimaで、その曲調はドラキュラサウンドとも形容され、後のシリーズ作品でもアレンジされ続けている。本作は当初ファミコン本体カセット用に開発されていたが、途中でディスクシステム用になり、楽曲にはディスクシステム専用音源は使われていない。ゲームの基本システムは、当時一般的であった2D横視点スクロールのステージクリア型ジャンプアクションのシステムをおおむね踏襲している。基本武器は鞭というのが特徴的であった。面数は全6ブロックで、6体のボスが待ち受ける。なお、タイトルにドラキュラと入っているが後述のキャラクターを見ても分かる通り、西洋の伝統的な怪物のほか映画や小説に登場する怪物など、実に多彩な怪物達がごった煮的に登場する。当時ゲーム売り場などの店頭に設置されていたディスクシステム用ディスクカードのゲームソフト書き換え機であるディスクライターでは、1986年12月10日から書き換え可能になった。書き換え料金は500円。なお、製品版にはディスクカードを書き換えたときのためのディスクカード用タイトルシールの予備が付属されていた。1993年には、ファミコンの周辺機器だったディスクシステムは完全に衰退していたため、同じディスクシステム用ソフトだった『もえろツインビー シナモン博士を救え!』『バイオミラクル ぼくってウパ』と同時期に、ファミコン本体用のカセット版が発売された。ゲーム内容は全く同じな移植版であるが、イージーモードの追加、セーブが出来なくなった、というディスクカード版との違いもある。当時はファミコン自体も既に衰退してスーパーファミコンがメインの時代であり、このカセット版は生産数も少なかったためか、中古市場ではプレミアが付き高値で取引されている。2004年には、ゲームボーイアドバンスに移植され、任天堂のファミコンミニ・ディスクシステムセレクションシリーズの1つ(29番)として発売された。ディスクシステム版が忠実に再現されており、セーブも可能。パッケージなどもディスクシステム時のパッケージデザインを模したデザインとなっている。その後は、インターネットのポータルサイトのi-revoや、Wii、ニンテンドー3DS、Wii Uのバーチャルコンソールで、ダウンロード配信もされている。なお、サブタイトル等が付いていない同名作品として他にMSX2版、アーケード版、スーパーファミコン版、X68000版の悪魔城ドラキュラがあるが、これらは移植ではなくそれぞれが独自のゲーム内容に作られており、作品としては1つ1つ異なる別物である。また後述の携帯電話アプリ版は、ファミコンディスクシステム版のリメイク移植である。他に、海外のパソコンでファミコンディスクシステム版をベースに作られたIBM PC(MS-DOS)版、コモドール64版、Amiga版もそれぞれ存在する。「悪魔城ドラキュラ」が単独の作品名称として用いられる場合、シリーズ第1作であり最もポピュラーなファミコンディスクシステム版のことを指していることが多い。中世ヨーロッパの平和な小国トランシルバニア。この国には「魔王ドラキュラは100年に一度、キリストの力が弱まるころに、邪悪な心の人間の祈りによって復活し、復活のたびに魔力は強くなる」という伝説がある。ドラキュラは過去に一度この世に復活したが、世を暗黒の雲で覆い闇の世界に君臨せんとするドラキュラの野望は、英雄クリストファー・ベルモンドとの死闘の果てに打ち砕かれ、トランシルバニアの片田舎で再び眠りについたのであった。それから100年が過ぎようとしていたイースターの夜、町ではキリストの復活を記念した盛大なカーニバルが催されていた。一方そのとき町外れでは、荒廃した修道院跡で、邪教徒がドラキュラ伯爵の亡骸に人の生き血を注ぐ黒ミサの儀式を行い、不死の生命を復活させようとしていた。突如邪悪な雷雲が町を覆い、一筋の稲妻が修道院をつらぬく。ドラキュラ伯爵が再びこの世に舞い戻ったのだ。この危機に、ベルモンド一族の血を受け継ぐ青年シモンは、ドラキュラ伯爵を討つべく、父譲りの不思議な力を秘めたムチを手に、一人ドラキュラの城へ乗り込んだ。全6ブロックであり、各ブロックは3つのステージで構成され全18ステージとなっている。ステージとステージの境目には扉があることが多く、くぐることで次のステージへ進む。各ブロックの最後にはボスがおり、倒して赤い玉(「魔力の玉」)を取るとブロッククリア。最終ステージの城の最上階のドラキュラを倒し、魔力の玉を全て取ればゲームクリアとなる。画面上のステータスでは主人公のライフのみならず、ボスのライフも並んで表示されており、一部のボスは登場演出も凝っている。攻撃は基本武器のムチとアイテムとして手に入れるサブウェポンで行う。ムチはタイミングを合わせて攻撃する必要があるものの、当たり判定が長く、複数の敵を一度に倒すこともできる。アイテムの「クサリ」で最大2段階までムチを強化できる。サブウェポンは5種類あるが、1つしか持てず、アイテムの「ハート」を消費して使用する。ハートの初期値は5個(カセット版のEASYモードでは30個)。敵が発する火弾などの飛び道具も主人公の攻撃で破壊できる。かがり火やロウソクを破壊するとハートなどの各種アイテムが出る。特定の壁やブロック中に隠されていることもあり、敵を倒したときにアイテムが出ることもある。ジャンプは決まった幅で跳ぶ。『スーパーマリオブラザーズ』等と違い、ジャンプ中に軌道修正はできない。マップの中には階段があることも特徴で、十字ボタン上下で昇降する。ダメージを受けたとき主人公は跳ね飛ばされ、この際一切の操作を受け付けない(階段昇降中は跳ね飛ばされない)。跳ね飛ばされて転落死する場合もあり、ゲーム難易度を高めている要因の1つともいえる(EASYモードではダメージを受けても跳ね飛ばされなくなっている)。一方で、跳ね飛ばされることによってショートカットできる場所もあり、熟練者による短時間クリアなどでは時おり活用されるなど、「難しいが上達しがいのある」ゲームデザインになっている。主人公のライフは16メモリで表示され、敵や敵の攻撃やトラップに触れるとライフが減っていき(ブロックによって減り方は異なり先へ行くほど多く減る)、0になるとミスとなり、プレイヤー数(残機)を1失う(初期プレイヤー数は3)。穴などに落下したり一部のトラップに触れたりするとライフ残量に関わらずミスとなる。各ブロックにはクリアまでの時間制限があり、残り時間が0になったときもミスとなる。ミスするとムチの強化状態や所持アイテムが初期化され(EASYモードでは初期化なし)、そのステージの最初から再スタートとなる。プレイヤー数が0になるとゲームオーバー。このときコンティニューすると、そのブロックの最初から再スタートとなる。ゲームオーバー時にはセーブすることもできる。セーブファイルは3つ用意されており、最初のゲーム開始時に名前を登録してスタートする。また、スコアが設定されており、敵を倒したりアイテムを取ったりすると増加する。スコアが一定数値に達するとプレイヤー数が1増える。ブロッククリア時には、残り時間とハート数に応じてスコアが加算されハートは0になり、次のブロックはまた5個の状態でスタートする。サブウェポンやムチの強化状態は次のブロックへも持ち越される。アイテムは基本的に取ったその場で効力を発揮する。背景のブロック壁の中に埋まっていたり、特定のポイントに移動することで出現する隠しアイテム的な存在もある。サブウェポンは↑ + Bボタンで使用できる。使用すると懐中時計以外はハート1つ、懐中時計はハート5つを消費する。別のサブウェポンを取ると取得中のサブウェポンは入れ替わって無くなり、連射アイテムも取り直しになる。オノ、聖水、クロスで一投で2匹以上の敵を倒すとボーナス点が入る。本作は、ゲーム雑誌「ファミコン通信」のクロスレビューで、8・8・9・9の計34点(満40点)でゴールド殿堂入りした(ただし当時は「〜殿堂」という呼称はまだなかった)。同誌の86年ベストヒットゲーム大賞では、グラフィック部門賞を受賞した。「ファミリーコンピュータMagazine」では、1986年のファミマガゲーム大賞において、この年に発売された全120タイトルの中で『ゼルダの伝説』『ドラゴンクエスト』に次いで第3位を受賞した。同誌の読者投稿による「ゲーム通信簿」(レビュー)での平均点は、下記の通り20.65点(満25点)であった。ゲーム通信簿のディスクシステム全作品の部門別ベストでは、音楽1位、操作性1位、熱中度4位、オリジナリティ2位、総合評価5位であった。また、同誌1991年5月24日号特別付録の「ファミコンディスクカード オールカタログ」では、「マップの広さや膨大な面数を売りものにするゲームの多い中、背景のち密さ、キャラクタのリアルさに重点を置いて作られたのがこの『悪魔城ドラキュラ』だ」「シモンの操作性も非常によく、ゲームの展開もスリル満点なのだが後半のステージの難易度が少々高すぎるかもしれない」と紹介されている。 コナミの運営する携帯電話向けコンテンツサイト「コナミネットDX」で2004年2月18日に配信された、ファミコンディスクシステム版のリメイク移植作品。グラフィックや楽曲が本作用に新規に作り直されている。タイトルは、ゲーム画面ではファミコン版と同じタイトルデザインで『悪魔城ドラキュラ』となっているが、コナミサイトなどでは『悪魔城ドラキュラ完全版』である。これは以前の2002年2月18日に同サイトで配信された携帯電話アプリ版悪魔城ドラキュラも存在するため、区別するための名称と思われる。2002年版は、グラフィックなどはリメイクされておらず、ファミコン版の劣化アレンジ移植であった。完全版はそのリニューアルにあたる。ウリキリでない携帯電話アプリ版をプレイするための月額利用料は、他のコンテンツも含めたコナミネットDX自体の情報利用料。携帯電話の対応機種等はコナミネットDXに掲載されていた。mova505iシリーズなど本作を容量に収めきれない携帯電話機種では、前編・後編の2つに分けて配信され、FOMA900iシリーズなどでは、1つのアプリで配信された。ゲームシステムやストーリー、キャラクターはファミコン版と同じ。グラフィックはドット絵を全て一から作り直して強化され、BGMも携帯電話音源用に新たに全曲アレンジされている。ステージはファミコン版と同じ全6ブロック・18ステージで構成も同じであるが、所々カットされ長さは多少短縮されている。2周目もある。チュートリアル(解説者はゾンビ)付きの無料の体験版も配信され、STAGE2の半魚人ゾーン後までプレイ可能。世界設定等の異なる作品や派生作品などもあわせ、ここでは関連作品をリストアップした。以下、作品名(日本国外で発売されたタイトルは英語での題名も記する)・発売日・対応機種の順に記す。個別ページがない作品や、移植作などについては簡単な説明も記する。発売元や開発元が表記されていない作品は、コナミ(先述の通り持株会社化以降はコナミデジタルエンタテインメント)による開発・発売である。その他、開発中止作品として、2000年ごろドリームキャスト用に北米で発売予定だったアメリカのコナミで制作されていた3Dアクションゲーム『』があり、タイトル未定(企画段階?)なまま頓挫したものは、メガドライブのスーパー32X用作品や、2008年頃発表されたPlayStation 3とXbox 360用作品(『ロード オブ シャドウ』ではない)がある。他に、アメリカでの映画化・アニメ化の話なども出たことがある。初期の「リアルさ、硬派な雰囲気」といった世界観はシリーズが進むに従って変化していった。1993年の『血の輪廻』では、初めてアニメーションのデモシーンが挿入され、キャラクターイラストもアニメ絵となった。1997年の『月下の夜想曲』では、ゲームシステムが大きな転換点を迎える。RPGの要素を深め、従来のステージクリア形式から『メトロイド』シリーズに類似したマップ探索・アイテム収集型のシステムに転換がなされた他、キャラクターデザインには小島文美を起用し、これまでと異なる耽美的な世界観を打ち出した。難易度的にもハードルが下がり、販売本数も好調であったが、この成功により以降はストイックなステージクリア型のアクションゲームから探索型のアクションRPGが主流になっていく。『月下の夜想曲』以後ゲームシステムが大きく変化し、装備やアイテム、マップ探索の要素が加わっているが、そのような作品でもゲーム本編クリア後にマップ探索を除くこれらの要素を排除したおまけモードが隠されている場合があり、本編とは別のキャラクターを操って(ステージは本編と同じ)、初期の作品ほどではないものの、硬派なアクションが要求される。また、作品数が増えるにつれ作品内の年代設定・ストーリーを年表として書き出すと矛盾も生じ出し、初期の「ドラキュラは100年に1度復活する」という設定が必ずしも守られなくなったり、一部の作品のストーリーが年表上は外伝扱いに改変されたり、新しいストーリーで作品が作られたりと、設定・ストーリー等は作品ごとに後から変えられてもいる。1999年発売の『黙示録』からは3Dフルポリゴンの作品も制作されるようになった。ただし、主に携帯ゲーム機用として2Dドット絵の作品も制作されている。シリアスでダークなゴシックホラーの世界観の本シリーズであるが、『月下の夜想曲』以降はゲーム中に時折お遊び・パロディ的な要素が挿入されていることもある。基本的にゲームの本筋には関わらない形での登場であるが、サブイベントから敵やアイテムの説明文など様々である。また、PS2版『キャッスルヴァニア』以降の作品では、公式サイト等に開発スタッフ自身(主に「しずもん」というスタッフが描いている)が手がけたコミカルな4コマ漫画やイラストが掲載されていることもある。欧州開発の『ロード オブ シャドウ』では、再びシリアスながらも終始陰鬱な重厚な雰囲気のダークファンタジーになっている。『ロード オブ シャドウ』は、その年発売のコナミのゲームで北米で1番売れるなど世界的に好調に売れて、悪魔城ドラキュラシリーズで最も成功を収めた作品(2013年時点)となり、「悪魔城ドラキュラ」(Castlevania)は再びコナミの代表的なタイトルに返り咲いた。

出典:wikipedia

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