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ダーティペア

『ダーティペア』は、高千穂遙によるSF小説シリーズ、またそのアニメ化作品。『S-Fマガジン』1979年2月号に最初の短編が掲載された。舞台は22世紀の銀河系宇宙。銀河連合が「クラレッタ三重星事件」を教訓に設置したあらゆるトラブルに対処する専門機関、WWWA(スリー・ダブリュー・エー、World Welfare Works Association―世界福祉事業協会)に所属する犯罪トラブルコンサルタント(略して「トラコン」、以下同じ)“ラブリーエンゼル”、別名“ダーティペア”こと、ケイとユリが活躍するスペースオペラである。トラコンは彼女達以外にもおり、また犯罪調査以外に経済問題、医療問題など各種専門分野のトラコンもいる。地元当局の捜査調査結果に納得出来ない利害関係者がWWWAにコンサルティング要請を行なって、その申し立てが妥当と見做された場合に派遣される。要請を受けた場合に誰を派遣するかはWWWAの中央コンピュータによって決定される。正式なコードネームはラブリーエンゼルだが、事件を解決するごとに、舞台となった星に壊滅的な被害を出すため、誰もその名で呼ぼうとせず、ダーティペア(汚れ屋二人組)というあだ名で呼ばれる。但し、そのほとんどは起きるべくして起きた不可抗力の損害か、放置すればさらに大きな損害の発生が予測されたものだったとされる。その証拠に、責任を問われたことは一度もなく、上司にきつい嫌味を言われるのみ。2人はそのあだ名で呼ばれる事を非常に嫌い、特にケイは眉を逆立てて激怒する。度重なる重大なトラブルにも拘らず彼女らがWWWAトラコンを続けていられるのは、学生時代に初体験した、2人がそろっている時に突如発現する超能力(千里眼)に負うところが大きい。これは透視能力と予知能力がミックスされたようなもので、事件の調査中に何の前触れもなしに2人の身体的接触をきっかけとして発現し、事件の断片的な情報を2人同時に見るというものである。第5作「―大復活」にて、度重なる被害に業を煮やした上司から、ついに初の謹慎処分を受けるも、続く第6作「―大征服」にて、やはり中央コンピュータの判断が“ラブリーエンゼルが適任”だったため、謹慎解除・任務復帰となった。服装は銀色の編み上げブーツにホットパンツ、襟のあるノースリーブの丈の短いジャケットを着用しており露出度は高い。この衣装デザインは、映画『地獄の黙示録』に登場するプレイメイトの慰問シーンでの衣装をモデルとしている。地肌には「ポリマー」と記述される特殊耐熱透明ジェルを塗布しており、少々の衝撃やレーザーの擦過程度には耐えられるという。ただし直撃には耐え切れず、また、その都度熱で蒸発するため、数発で役に立たなくなる。シャワーを浴びる等で全裸になる時は専用の耐熱ジェル除去クリームで剥がし落とす。本作と同じく安彦良和が挿絵を担当している『クラッシャージョウ』シリーズはダーティペアシリーズと世界観を共有しており、本作の約20年後が『クラッシャージョウ』に繋がっていく。最初に登場するのは映画『クラッシャージョウ』作中のドライブインシアターで上映されている『ダーティペアの大冒険』と思われる映画。また、外伝『ドルロイの嵐』にて、ジョウの父ダンが率いるチームがダーティペアと共闘するエピソードが描かれており、同作をケイの視点から見た物語が『ダーティペアの大乱戦』となる。その他、本作のケイと、後にクラッシャーダンのチームのバードと結婚する「ケイ」が同一人物という説がある。ダーティペアのケイの出身星とバードの妻が死んだ星が同じであること、バードはタロスと彼女を奪い合ったことになっており、『ドルロイの嵐』ではケイとタロスがケンカをしつつも悪くない雰囲気であったこと、などが傍証として挙げられているが、その一方で『ドルロイの嵐』に同名の連合宇宙軍の若い女性軍人がチラリと登場しているので、真偽は不明である。なお、クラッシャーシリーズにおけるケイの父親は連合宇宙軍の関係者らしいが、本作のケイの肉親については特に語られていない。『神拳 李酔竜』シリーズの主人公、李酔竜は『大乱戦』に収録の短編『そして誰もしなくなった』に登場のゲストキャラクターのスピンオフ。彼も2人と同じくWWWAの犯罪トラコンで世界観・時代設定も共通であるが、頭痛の種であるラブリーエンジェルと違いWWWAのトップエースである。表紙イラスト・口絵・挿絵は全て安彦良和が担当している(『ダーティペアの大殊勲』は除く)。早川書房の単行本とその後で出版されるハヤカワ文庫版では、表紙イラストおよび口絵はそれぞれ異なった画が使用されている。作者はプロレス好きとしても知られており、WWWAはかつて実在した女子プロレス団体(World Women's Wrestling Association、その後団体としては活動停止し全日本女子プロレスのタイトル管理部門に)、ダーティペアは女子プロレスで一世を風靡したタッグチームビューティ・ペアからインスパイアされている。ケイのモデルは以前スタジオぬえ所属だった少女漫画家瑞原芽理で、飼い猫の名前はムギである。ユリのモデルはやはり「ぬえ」の事務員、秋津由利である。『クラッシャージョウ』の映画に登場するダーティペアは、モデルとなったこの2人が声を担当している。クァールはもともとA・E・ヴァン・ヴォークトの古典SF小説『宇宙船ビーグル号の冒険』の第一話「Black Destroyer」に登場する超生物に由来し、小説中にその旨が明記されている。ただしクァールは耳が巻きひげ状になっており、他の生物を襲って殺し、細胞原形質からカリウムを吸収する。なお、同作の日本語訳でのクァールの表記には揺れがあり、早川書房版『ビーグル号』では「クァール」だが創元文庫版などでは「ケアル」と表記されている。また、原作で2人が着用する「メタライト合金製の透明宇宙服」も同作が出典である。「ケイ」と「ユリ」の名は新スタートレック第47話「限りなき戦い」("Peak Performance")においてブラスロタ星系内にある惑星の名前として、「ラブリーエンゼル」という名前も作戦名として使用されている。1985年に日本サンライズ(現:サンライズ)制作でテレビアニメ化され、テレビシリーズ終了後にOVA、劇場版が制作された。テレビアニメ化にあたって原作から設定が変更され、その後に展開されたOVAと劇場版に引き継がれていったものも多い。二人の超能力である千里眼(クレアボワイヤンス)の設定は描かれなかった(OVA『ノーランディアの謎』を除く)。二人のコスチュームが原作から変更されており、アニメ用に線が少なくされた。ケイは藍白で赤の縁取り、ユリは黄色で赤の縁取り、ブーツのデザインも個々で異なっている。耐熱ジェルの設定はない。通常任務とは別に破壊活動など荒事が伴う特殊任務時には、二人とも黒系のジャンプスーツを着用し飛行装置を有したバックパック装着、組み立て式のレーザーライフルやグレネードランチャーで武装する。ユリのブラッディカードは、テレビアニメ版では削除され、描かれたのは劇場版『クラッシャージョウ』の劇中劇、OVA『ノーランディアの謎』、OVA『謀略の005便』、OVA第6話『本気なの?! 海辺でどっきりウェディングパニック!』(使用したのはユリではなくマダム・バー)のみである。代替として上腕に巻きつけてある鞭を装備。通信機になるイヤリングは色違いの同型品を二人とも身に着けている。原作のサポートキャラであるムギの活躍が激減しており、ほぼペットに近い扱いになっている。外見も触手の描写がなく、体色は黒から褐色へ変更され、体格も原作の挿絵に比べるとムッチリと太っており、一見すると熊のようである。触手が無い代わりに、前足(爪も)を器用に使う。自分の食事を電子レンジで温めたりしている。知能は高く、ラブリーエンゼルの修理やメンテナンスも出来る。人間の言葉を完全に理解しており、ダーティペアの二人の命令には忠実に従っている点は原作と変わらないが、時に間抜けな行動をしたり、脅えたりする感情豊かな点が付け加えられている。ムギがクァールであるかどうかはアニメ本編では明言されていない。なお、「あれでネコ科ってんだから先祖が知ったら嘆くだろうに」(ケイ)「遺伝子工学もとんだイタズラをするものね」(ユリ)というセリフがある。テレビ版ではオリジナルキャラ、小型ロボットの「ナンモ」が登場している。球体に足をつけたような外見。ラブリーエンゼルを始め、宇宙船やその他の乗り物の操縦、コンピューターへのハッキングや解析、戦闘時には加勢するなど多くのサポートを担っている。コンピューターとの接続を行うアーム型の接続端子と汎用作業用のマジックハンド型のアームを内蔵。更にバーニアも装備しておりユリやケイと共に宇宙空間での行動も可能である。機密保持のための自爆機能も有しており、万が一の時には自爆させることができる。脳にあたる記憶ディスクさえ無事に残っていれば、それまでの記憶を引き継いだ新たな「ナンモ」として再生が可能である。ナンモは第5話で一度自爆したが、2話先の第7話でラブリーエンゼル内で完成間近のナンモが出てくる。。専用宇宙船「ラブリーエンゼル」号のデザインが大きく異なる。原作では細長い砲弾状の垂直型宇宙船、アニメでは一部作品を除きスタートレックのエンタープライズ号を意識したデザイン、戦闘用の小型ポッドをコックピット部分に内蔵している。1985年7月15日から同年12月26日まで日本テレビ系で24話を放映。後にOVAとして25話と26話が発売された。二人が引き起こす災害がゴールデンタイムのTVアニメとして放送可能なレベルに抑制されている。本作品が放送された月曜19:00枠は、マストバイ局(主に民放4局以上の地域)対象のネット枠となっていたため、非マストバイ局・クロスネット局では遅れネット・未放送・本放送終了後の集中放送となる例も多かった。放送枠の関係から初回放送時は23話で全国ネットでの放送は終了、24話はローカル枠での放送となった。また、25、26話については脚本までは完成していたものの製作されていなかったものが後にバップ発売のOVA「ダーティペア ラブリーエンジェルより愛をこめて」として製作された。以降のCSなどでの放送では全26話として扱われている。また、1985年8月12日の第5話放送時は羽田発-伊丹行きの日本航空123便墜落事故直後であり、放送中にニュース速報のテロップが流れた。第26話にてダーティペアの2人がエアカーでWWWAに乗り込むシーンがあり、うる星やつらのラムや、スタートレックのエンタープライズ号(の設計図らしきもの)などが描かれているお遊びの作画が行われていたが、権利上の問題があるためかDVD化時にこのシーンの描き換えが行われ、それらの画は削除された。DVD以前に発売されたLDやVHSといった古いメディアでのみ発売当初の作画を確認できる。キャラクターデザインの頭身をあげ、少し大人っぽい印象にした作品で、テレビ版とは雰囲気が異なる。設定は原作に準じており、アニメ作品としては初めて2人の超能力の千里眼(クレアボワイヤンス)が描写された。ただしムギはほぼアニメ版のまま(体色が黒に変更されたのみ)。1985年12月にOVA作品としてビデオカセットで発売。1986年5月21日にレーザーディスクとVHDのビデオディスクで発売されて、1986年8月2日に劇場公開。ビデオディスク化の際、日本サンライズ側の意向で大幅に作画のリテイクが行われている。カットやレイアウトなどに変更はなく動画枚数も同一でユリの顔を中心に作画修正がなされていた。ごく一部ではあるが新作カットも存在する。サウンドトラック盤は未発売であり、入手できる音源はビデオソフトの初回限定版に添付されたシングルカセット(エンディングテーマ、挿入歌の2曲収録)のみである。ミスニーという少女の保護を依頼されたダーティペア。しかし依頼人は殺され、星の実権を握る「AJディベロップ社」に目をつけられてしまう。ミスニーを探す2人に彼女がノーランディアの森にいるという情報が転がり込む。キャラクターデザインはテレビ版に準じるものの、ツリ目だったケイが垂れ目に、垂れ目だったユリがツリ目に目のパターンが入れ替わっていたり、コスチュームが多少異なる。基本の色はそれぞれテレビと同じだが、縁取りが黒になったり、襟が閉じるタイプになっているなど細部のデザインが変更となった。ゲストメカが多く、特に明貴美加デザインの突撃用ウェポンスーツS.S.I.I.V.A.(シバ)が有名。1987年3月に松竹系にて公開、同時上映はバツ&テリー。希少鉱物「ヴィゾリウム」採掘プラントが何者かに襲われ、ウルダスとエディア両国の緊張が高まる。派遣されたダーティペアは大泥棒のカースンの横槍にもめげずワッツマン教授を突き止める。1987年から1988年にかけてOVA作品として1巻2話収録で全5巻発売。SF作家の笹本祐一も脚本に参加。設定はTV版に準じている。キャラクターデザイン、コスチュームの形は映画版と同じだが、ケイもユリも白い色に黒の縁取りと同じ色合いになっているので、よりペアルックな印象を与えている。原作のアニメ化となる唯一の作品「そして誰もしなくなった」がある。コスチュームは映画版とほぼ同じデザインであり、バックルの色が変わった程度である。また小説版に登場する犯罪シンジケート、ルーシファがアニメでは初めて登場する。1990年にOVA作品として発売。乗客乗員すべてが消え去った星間旅客機DCL005便。しかし被害者の家族から一切の保険・賠償請求がないという異常な事態にWWWAに調査依頼が舞い込む。派遣されたダーティペアは同時に005便に乗っていた科学者の捜索も引き受ける。テレビアニメとのタイアップで、池田一成の手により月刊少年マガジンに1985年6月から同年11月号まで、全3話(計6本)が連載された。しかしながら単行本化はされていない。たまきひさおによる漫画化作品が、「月刊COMICリュウ」にて、2010年5月号より2011年7月号まで連載。原作『ダーティペアの大冒険』を作者流にエロチックにアレンジしているが、基本ストーリーは原作通りとなっている。1987年3月28日に発売された、ファミリーコンピュータ ディスクシステム用ゲームソフト。発売元はバンダイ。定価3300円。ストーリーやキャラクターは同時期公開の劇場版を基にしている。プレイヤー1はユリを操作し、2人同時プレイ時はプレイヤー2がケイを操作する。1人プレイ時、ケイはパワーアップアイテム「エアカー」に最初から乗車しており、プレイヤーの攻撃に合わせて援護射撃してくれる。全4ステージ構成。ステージ1・3は強制横スクロールのアクションシューティング面。押し寄せるサディンガを撃ちつつ、ステージの終端まで辿り着けばクリア。ステージ2・4は屋内探索型アクション面。多層フロア間を上下左右に移動しながら8枚の情報ディスクを回収し、ゴール地点に辿り着けばクリア。マルチエンディング採用との事だが、条件(詳細は不明)によりオールクリア後のグーリー主任のセリフが変化する程度である。1987年3月に富士見ドラゴンブック (富士見書房) から刊行されたパラグラフ選択式のゲームブック、執筆は聖エルザクルセイダーズの松枝蔵人が行っており、イラストは美少女漫画家の計奈恵が担当している。TV版の放送後ではあるが、当時としては珍しく、設定は全て原作に準じている。1994年にOVA作品として発売。テレビシリーズをリセットし、まったく違う設定とストーリーで生まれ変わった新シリーズ。第1シリーズを『ダーティペア FLASH』、第2シリーズを『ダーティペア FLASH2』、第3シリーズを『ダーティペア FLASH3』と3期に分けてリリースされた。この作品のダーティペアはWWWAの新米トラコンでありラブリーエンジェルのコードネームを受け継ぐ同名の2人である。ケイ、ユリともに17歳という設定になりユニフォームもブレスレットを介して変身のように着替えるようになった。ケイは射撃の名手、ユリはレーザー剣を自在に操る。ケイとユリのコスチュームがハイレグレオタードの際どいものになっている。1999年にNHK-BS、2000年にANIMAX、2006年にAT-X、2012年にチャンネルNECOでテレビ放送された。上記OVA作品と世界観を同じくする小説作品。挿絵は漫画家のるりあ046が担当。高千穂によれば、たまたまコンビニで見た漫画雑誌に載っていたるりあの絵にインスパイアされて生まれた作品とのことである。久川綾のSHINY NIGHT内で放送。全3巻でCD化もされた。ダーティペアを原案としたラジオドラマ毎週日曜日24:30~25:00fm-osaka『イトクボのパーティー・ロード』内のFMサウンドシネマにて放送。放送から2週間遅れでインターネット配信される。全24話「91」はくのいちと読む。織田信長と羽柴秀吉によって天下統一がなされてから200年が経った1791年、徳川家、伊達家の怨念や彼らと結び、征服を狙う海外勢力に立ち向かい首都安土防衛の要に抜擢された忍術学校の不良生徒ユリとケイの活躍。「マンガ・スタイル」のアメコミ作家・アダム・ウォーレン(Adam Warren)によるアメコミ版(基本コンセプトは引き継いでいるが、作風は「日本のポップカルチャー等の影響がところどころに見られるアメコミ」といったものになっている。日本のアニメ版等との権利調整といった理由もある)"The Dirty Pair" シリーズが描かれ、ダークホースコミックスから出版されている。他に英国版がから2巻ほど出たことがある。2002年に藤商事からパチンコ台、CRダーティペアがリリースされ、全国のパチンコ店に設置されていた。R、V、Fの3つのスペックがあった。

出典:wikipedia

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