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黄金聖闘士

黄金聖闘士(ゴールドセイント)は、車田正美の漫画『聖闘士星矢』、およびそれを原作とする同名のアニメに登場する架空の人物達である。派生作品『聖闘士星矢EPISODE.G』『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』『聖闘士星矢Ω』『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』での諸設定・キャラクターの詳細については、それぞれ聖闘士星矢EPISODE.G#黄金聖闘士、聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話の登場人物、聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話の登場人物、聖闘士星矢Ω登場人物一覧#黄金聖闘士を参照。ギリシアに存在する聖域(サンクチュアリ)において、アテナ神殿へ至る唯一の道である神殿、十二宮を守護する12人の最上級聖闘士およびその称号。全員が黄金聖衣(ゴールドクロス)を身にまとい、第七感であるセブンセンシズに目覚め、光速(マッハ90万弱)の拳を繰り出す。また、魂を操る、人間の感覚を剥奪する、銀河を砕くなど、人知を超越した闘技の使い手も多い。黄金聖闘士同士の戦いは実力が拮抗しているため、千日戦争(ワンサウザンドウォーズ)と呼ばれる膠着状態に陥るか、双方消滅するかのどちらかになると言われる。白銀聖闘士とは異なり、聖戦を始めとするよほどの非常事態でなければ活動することはなく、黄金聖闘士同士が顔を合わせること自体、非常に稀であるという。白羊宮を守護する。現代においてただ1人の聖衣の修復家といわれ、弟子には貴鬼(キキ)がいる。引眉が特徴。物静かな性格で目下の者にも敬語で話し、当初は「ジャミールのムウ」などと呼ばれていた。サイコキネシス、テレポーテーションなどの超能力を最も得意とする。その力は全聖闘士の中でも最強と謳われており、デスマスクが憎まれ口と共に対決を避け、シャカが一目置き、時に助力すら求めるほど。常に優雅で気品ある物腰だが、強い信念の持ち主で、一度戦いに臨めば容赦ない一撃を敵に浴びせる。師匠は教皇シオンであり、教皇の異変をいち早く察していた。そのため物語の13年前から聖域と距離をおいて、インドと中国の国境付近の秘境ジャミールに隠遁し、外部の人々との交流を一切絶って聖衣の修復に携わっていた。その間は聖闘士としての務めを休止していたため、彼が黄金聖闘士だと知る者はごく限られており、その真の力を見た者はほとんどいなかった。聖域の異変を知りながらも、これがアテナにとっての試練であり、この程度でアテナが倒れるようなら後の聖戦を勝ち抜くことは到底できないと童虎に諭されたことで、あえて傍観の立場に徹していた。しかし、星矢たちに対しては、破損した聖衣の修復、童虎・紫龍への救援を始めとして協力し続けていた。黄金聖闘士の参謀的存在で、星矢たちにとっては信頼できる味方の1人といえ、時には優しく、そして厳しく接する。冥王ハーデス編では海皇ポセイドンとの死闘により戦闘参加が困難な星矢たちに替わり、聖域側の主軸を務める。十二宮での戦いでは戦う機会が無くその戦闘力は未知数であったが、数々の闘技を駆使してミューをはじめとする数多の冥闘士を葬った。かつての同胞であるサガ、カミュ、シュラの真意を問いただすため壮絶な追撃戦を繰り広げ、処女宮でシャカの小宇宙が消失した後、サガからシャカの数珠を受け取る。冥闘士を装う3人の意図を察していたが、アテナエクスクラメーションを打とうとしたためアイオリア、ミロと協力して対抗した。互いの力は均衡するも紫龍の助勢によって倒した後、アテナの意志に従って廃人同然の彼らに肩を貸し神殿に連れて行った。その後コキュートスではアイオリア、ミロと一緒に4人の冥闘士を討伐した。嘆きの壁でシャカと再会し数珠を返した後、他の黄金聖闘士と小宇宙を合わせ嘆きの壁を破壊し散っていった。映画『Legend of Sanctuary』では、35歳。白羊宮を守護する。眼鏡を掛けている。考え深く冷静な判断を下す現実主義者で戦闘は好まず物静かな性格。アイオリアから城戸邸で沙織の光り輝く小宇宙のことを聞いていたため白羊宮で自らが沙織を直接見た際、真のアテナと確信、彼らを先へ通す。金牛宮から矢の影響から疲弊して行く沙織を抱えるアルデバランと共に十二宮を駆け上る。人馬宮でミロやシュラに真実を伝え、本当の敵である教皇が本性を露わにし巨大石像を作動させた際は自らを含めた黄金聖闘士6人で破壊する。前教皇であり前牡羊座の聖闘士。ムウの師匠であり、聖衣の修復技術と聖闘士の技を伝授している。ムウや貴鬼と同じく引眉が特徴。前聖戦から童虎と共に生き残った末、来るべき聖戦に備えて聖域を統括するよう、先代アテナから新教皇として指名される。物語から13年前のアテナ降臨時、老齢となった自身に代わる新教皇としてアイオロスに教皇の座を任せる。しかしそのことで、自分こそ教皇に相応しい人物と確信していたサガに悪魔の人格が発現し、彼の反乱を呼び起こす切っ掛けとなった。サガから次期教皇に指名しなかった理由を問われ、サガの身内に巣くう邪悪を見破っていたことが原因で殺される。アニメでは設定が異なり現代まで存命であったが、グラード財団が開催した銀河戦争と時を同じくしてサガに暗殺され、弟アーレスの名を騙ったサガに教皇の座を奪われることとなった。アテナの聖衣の秘密を知っていたのは教皇であった彼だけで、ハーデスに冥闘士になるよう誘いかけられた際、アテナにその所在を教えるため、他の亡き黄金聖闘士たちと共に敢えて逆賊を装い、絶頂期である18歳の肉体を得て現世に舞い戻る。アテナが自らハーデスのもとへ向かったことを知ると、星矢たちにアテナの聖衣と打倒ハーデスの任務を託して後を追わせ、灰となって消滅した。OVAでは星矢たちがハーデス城へ向かった後に童虎に再会し、星矢たちを再び闘いに巻き込んでしまったこと、童虎と旧友として語り合う機会のなかったことを後悔しつつ消滅した。天界編では神々に抗った罰として、ほかの黄金聖闘士たちとともに石像の中に封印されてしまうが、天闘士テセウスに苦戦する瞬と一輝に力を与えて勝利に導き、彼らにアテナを託した。『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』においては、童虎とともに青銅聖闘士から黄金聖闘士に昇格した様子が描かれた。金牛宮を守護する。聖闘士の中でも並ぶ者のない剛を誇り、「黄金の野牛」の異名を持つ。野武士のような顔つきと頑健な体格のパワーファイターで、あらゆる物を粉砕する拳、並みの攻撃をわけなく跳ね返す強靭な肉体、加えて光速拳など黄金聖闘士としての俊敏さも併せ持っている。正々堂々とした性格で、理屈や面子に惑わされることなく、自らの体験を信じて行動することを良しとする。サガが13年前から不在と聞かされていたにもかかわらず、双児宮から感じる小宇宙によって彼の存在をある程度感じ取っていた。十二宮戦以前から教皇に対して不審な噂が立っていることを知っていたが、教皇の正義を信じて忠誠を誓っていた。聖域に乗り込んできた星矢たちを、聖域に弓引く者として金牛宮で迎え撃つ。後のムウの発言にもあるとおり、アルデバランが本気を出せば金牛宮が血の海と化していたとされる程の実力差があるものの、闘いを通じて迷いが生じ、セブンセンシズに目覚めつつあった星矢に聖衣の角を折られると、事前の約束通りに負けを認め、彼らに金牛宮を通すことを許した。この際に折られた左の角は、ムウが修復を提案したが、結局修復されることはなかった。サガが倒れて聖域の邪悪が浄化された後、アテナに忠誠を誓う。アニメではこの後、瞬のアンドロメダ星座の聖衣の修復のために血を提供している。ポセイドン編で、城戸沙織と十二宮の戦いの影響で昏睡状態に陥っていた青銅聖闘士をグラード財団の療養所で護衛していたところ、七将軍のソレントに遭遇、応戦するもソレントの笛の音色で力を100分の1に抑えられ敗北。100分の1で放ったグレートホーンではソレントを吹き飛ばし壁に叩きつけるに留まったものの、ソレントは「さすがはグレートホーン、全力であれば致命傷を受けていた」と語っている。自らの鼓膜を潰して笛の音を聴こえないようにしようとしたが、脳内に直接響いてくる魔笛の前には無駄だった。テレビアニメ版ではソレントではなくオリジナルのアスガルド編で聖域に乗り込んできた神闘士のシドに応戦するが敗北。ただしこちらも実際にはシドの攻撃を回避したものの、直後にバドから闇討ちを受けていたことが明かされており、バドは加勢無しではシドもただでは済まされなかったと語っている。ハーデス編で進軍してきたハーデス軍のニオベのディープフレグランスによって倒されたが、絶命する直前にグレートホーンを放ち、同時にニオベの五体をバラバラに砕いていた。OVAでは原作でのこの扱いが悪かったとの理由で、アルデバランがある少女から花を受け取り、金牛宮でその花を愛でつつ微笑を浮かべるというエピソードが追加された。また、「嘆きの壁」前では他の黄金聖闘士ともに、嘆きの壁破壊のため一時的に復活し、星矢と言葉を交わして旧交を温めている。映画『Legend of Sanctuary』では、40歳。金牛宮を守護する。大食漢で無骨な男。沙織を奉じ十二宮へ到来した星矢達の前に立ち塞がる。友であるムウから進言を受けていたが自分の認めた者以外は宮の通過を許さないと、星矢達の力量を計りながらセブンセンシズの存在を教える。彼らを認め宮を通過させた後は、矢の傷によって小宇宙の流出の著しい沙織を抱えながらムウと共に十二宮を駆け上がる。人馬宮でミロやシュラが真実を知った後、本性を露わにした教皇の作動させた巨大石像を自らを含めた黄金聖闘士6人で破壊する。事あるごとに星矢から「おっさん」と呼ばれていたが本人曰く「おっさん」ではない模様。髪型は原作の十二宮編では長い後ろ髪の見える場面があったが、完全な素顔が描かれたのはポセイドン編においてマスクをセイレーンのソレントに持ち去られた時のみである。アニメのアスガルド編でヘルメットを脱いだ場面では黒色の短髪で描かれたが、OVAでは黒色の長髪に統一された。双児宮を守護する。カノンとは双子の兄弟であり、共に双子座の黄金聖闘士であったが、サガが健在のときは彼が黄金聖衣を装着していた。実力は黄金聖闘士の中でも群を抜き、その拳は銀河の星々をも砕くといわれ、相手を意のままに操る精神攻撃も得意とする。「神の化身」と称されるほど優しく清らかな心の持ち主といわれ、アイオロスを除けばサガこそが新教皇に相応しい人物と誰からも認められていた。前教皇シオンが仁・智・勇に優れたアイオロスに教皇の座を任せたことを契機に、心の奥底に眠っていた悪の人格が発現。神のような人格と悪魔のような人格の二重人格に苦しむことになる。アイオロスこそ教皇にふさわしい聖闘士として協力を惜しまず一命をかけて尽くすことを誓うが、結局悪の人格に囚われた末に前教皇シオンを暗殺し、自ら教皇に成り済ます。さらにアテナを殺害し地上を支配しようと企むが、アイオロスによって阻まれ、聖域から離れた彼にアテナ暗殺の濡れ衣を着せた。以後の聖域では、サガ本人は聖域から姿を消したものと思われていた。アニメでは悪の人格が発現した直接の原因はカノンによる悪の誘惑とされる。アテナ降臨後にシオンの弟アーレスを殺害して自らアーレスに成りすまし、銀河戦争と時を同じくしてシオンをも殺害し、教皇の座に就いて聖域の全権を掌握するに至る。『アニメ・スペシャル2』掲載の小説「サガ!野望の序曲」では、サガはポセイドン軍の動向を探るために聖域を離れたという名目とされた。アニメでは善の人格の時の髪の色は青、悪の人格の時は灰色で描かれる。また、アニメ版では瞳の眼球の色が悪の人格の時のみ赤く染まる。アテナ不在となった聖域では彼が教皇として実質的な支配者となり、いるはずのないアテナが聖域最奥のアテナ神殿にいるかのように振舞っていた。善の人格のときの教皇としての挙動は正に神のようで、聖域のみならず近隣の住民からの尊敬も集めていた。しかし一方では教皇の仮面に隠された素顔を見た者は悪のサガに殺され、その噂が立つにつれて聖域でも徐々に教皇に対する不審が募っていた。城戸沙織(アテナ)が銀河戦争を起こした際、私闘を繰り広げた星矢たちの懲罰に動いた。最初は氷河をその命で向かわせたが星矢たちに同調した上、一輝率いる暗黒聖闘士との私闘まで行われたため(アニメでは氷河ではなく、アーレスに洗脳されたギルティーにより悪の聖闘士に仕立て上げられた一輝と、暗黒聖闘士たちがアーレスの刺客となっている)、もはや黙認しておけぬと次に白銀聖闘士を向かわせる。彼らには星矢たちの抹殺および銀河戦争の会場グラードコロッセオの破壊をさせるだけのつもりだったが、偽物に見せかけた射手座の黄金聖衣が実は本物だったことと、城戸沙織がアテナであることに途中で気づき、射手座の黄金聖衣および城戸沙織を連れ去るよう命じる。白銀聖闘士がことごとく倒されたことを受け、ついに黄金聖闘士のアイオリアまで日本に向かわせる(本来はミロも向かわせる予定だったが、アイオリアが拒んだ)。アイオリアも真実を知り星矢の抹殺を果たせず、童虎の抹殺のためデスマスクを五老峰に向かわせた。十二宮編では星矢たちが双児宮に到着しても、教皇に扮したまま教皇の間を動くことはなく、その場からはるか先にある無人の双児宮へ、メディテーションにより小宇宙を送り込み、星矢たちを幻覚や空洞の双子座の聖衣で翻弄したが、失明しており視覚に囚われなかった紫龍と、瞬は星雲鎖が反応しなかったことで、実体がないことを見破ることに成功し双児宮突破のきっかけとなる。この時点ですでに、紫龍からは遥かな空間を超えた小宇宙攻撃の使い手として恐れられており、瞬もこの小宇宙の使い手こそを聖域の闘いの鍵を握る者と直感していた。十二宮を突破された後は、教皇の間に辿り着いた星矢の前では、一度善の人格で星矢を労い自らの悪事を悔いるが、ほどなく悪の人格を発現させ、自ら双子座の黄金聖闘士であることを暴露し、双児座の聖衣を装着し初めてその正体を明かす。またシャカとムウにより異次元から生還し合流した一輝とも激闘を繰り広げつつ、前教皇シオンを殺害したことも自ら聖域全体に響く程の心の声で暴露した(アニメでは、女神が生還した瞬間に天秤座の老師(童虎)が、生き残った黄金聖闘士に小宇宙でその事実を伝えており、サガ本人は死ぬ間際にアテナに告げた)。圧倒的な力で一輝を倒すも、仲間たちの小宇宙を受けて再起した星矢の渾身のペガサス彗星拳を受けて敗北。最後にはアテナの楯の閃光で悪の心が浄化され、善の顔に戻り自害した。テレビアニメ版では、アテナ神殿に辿り着いたアテナに悪の心のまま襲い掛かるが、サガの善の心が目覚めかけていることを感じ取った聖衣が、サガを見守るために自らの意思で離れ、そのことをアテナから告げられ迷いが生じるが、なおもアテナを殺そうと最後の一撃を放つ。しかし寸前に善の心が打ち勝ち、アテナの手にしていた黄金の杖を自身に突き立て、自害し邪悪なる存在は消滅した。北欧アスガルド編では、ヒルダのニーベルンゲン・リングの魔力のため、崖に落ち、絶望しかけた星矢の前に残留思念となって現われ、希望を捨てず、アテナを救うのだ、と叱咤激励を行った。ハーデス編ではシオンらとともに復活し、教皇に仕える黄金聖闘士という本来の立場に戻った姿が描かれた。戦場に出て戦っているため、宮の異変に驚愕するなど感情を露にするシーンも増える。冥闘士のキューブを小宇宙を絶った状態で倒す、ギガントを小宇宙だけで動けなくする、カノンの作り出した幻影を、双児宮から教皇の間へ遠隔攻撃を放ち打ち消すなど、その行動の端々に実力の強大さが表れている。映画『真紅の少年伝説』では、アベルの力によって蘇る。アトラスに敗れた上にアテナに見捨てられて放心状態だった星矢に対し、第七感・セブンセンシズを目覚めさせるために自らを犠牲にしながら活を入れる。その後、ジャオウを道連れにギャラクシアンエクスプロージョンを繰り出し、ジャオウを倒して自らも絶命する。この時は善の人格で、教皇であった当時とさほど変わらぬ超然とした態度も見せた。映画『Legend of Sanctuary』では、41歳。双児宮を守護する。清廉な心を持つ有徳の人物であるが、同時に自尊心の強い野心家という二面性も持つ。アイオロスとの次期教皇の指名争いに敗れた嫉妬心から16年前、アイオロスを反逆者としてシュラと共に追撃した。アイオロスに組み付き、自分もろともシュラに聖剣を撃たせ墜落、死亡したとされたが、偽アテナを擁し教皇として君臨していた。しかし最後はアイオロスの意志を受けた星矢らに討ち果たされた。名の由来は「性(さが)」。サガの双子の弟。13年前は二人が双子だとは誰にも知られておらず、サガに万一のことがあったときにはカノンが双子座の聖闘士として闘うはずだった。容姿はサガと瓜二つだが、アニメでは髪の色が彼より緑がかっている。善悪の心に苦しんでいた兄と違い、悪の心しか持たないと自称し、悪事ばかりを好んでいた。遂には自らの力の過信から覇権への欲にとらわれ、地上を我が物とするためにアテナと教皇の暗殺をサガにそそのかしたことが彼の怒りを買い、スニオン岬の岩牢に幽閉される。そこで偶然アテナの壷に封印されていたポセイドンを目覚めさせ、海龍(シードラゴン)と偽って、ポセイドンの代行者および海将軍の筆頭として海闘士たちの指揮をとり、地上と海の支配を企てる。しかしアテナの愛に触れて改心し、その慈悲により数々の罪を許されたことから、サガ亡き後の双子座の聖闘士として戦う。海皇ポセイドン編前半においてはその威圧感・存在感、後半においては実力の一端を示し、かつてサガと闘ったことがある一輝が「実力はまさにサガの生き写し」と認めていた。後の冥王ハーデス編では、教皇の間で対峙したミロも、良くて互角、下手をすれば自分が倒されると考えたほど。ハーデス軍との聖戦では双子座の聖衣をまとって冥界へ乗り込み、アテナ救出のために冥界へと向かった星矢たちを援護し、時には叱咤するなど先輩としての役割も果たすようになる。主としてラダマンティス配下の冥闘士たちを指1本で粉々にする、数人まとめて倒す、さらにはラダマンティスに対しても優勢に戦うなど相手に圧倒的な強さで活躍を見せる。嘆きの壁破壊時において聖衣を兄サガに返却、生身の体でギャラクシアンエクスプロージョンを放ち、羽交い絞めにしたラダマンティスを道連れに自爆した。名の由来は、地中海のカノン島。この島は作中でも聖闘士が戦傷を癒す場所として登場している。巨蟹宮を守護する。闘いと殺戮を至上の喜びと感じる性格で、善悪の区別は時代と共に変化するという信念を持つ。教皇の悪事を知りつつも仕えており、その行いもいずれは正義と見なされると考えていた。彼に殺された者は死後も浮かばれず、巨蟹宮の内壁に無数の死に顔(= デスマスク)となって浮かび上がっており、これが名前の由来となっている。彼自身は死に顔の群れに臆することなく、むしろ自分の強さの勲章同然と嘯いており、悪を倒す際に巻き添えで殺した罪の無い子供たちの死に顔にも悪びれる素振りを見せない。相手の魂に直接攻撃を加えて冥界へ落とし込む闘技の使い手であり、自身も生きながらにして現世と冥界の入口を行き来する、攻撃的テレポーティション(アニメでは攻撃的念動波)でギリシアの聖域にいながら中国の春麗に攻撃を加えるなど、特異な能力の持ち主。十二宮戦の前に五老峰で紫龍と闘った際にも、指1本で蹴りを受け止めそのまま回転させる、童虎さえ動揺するほどの小宇宙を発し積尸気冥界波を使おうとするなど黄金聖闘士の強大さを、同時に宙に浮く、空中を歩き忽然と滝の中に姿を消して戦場から去るなどといった多数の異能を見せつけた。十二宮戦では紫龍を冥界の淵まで追い詰めるが、自身がまとう蟹座の聖衣に見放されて敗北する。アニメ版では聖衣に見放されてなお小宇宙の燃焼は衰えず、肉体が変容するほどの積尸気冥界波を放ち、光速拳を放って紫龍に反撃するなど死の直前まで強大さは衰えもしなかった。死後は彼に殺された者たちも成仏し、巨蟹宮の無数の死に顔も消滅する。ハーデス編ではシオンたちと共に冥界から甦ってムウに挑むが、勝負に割って入った星矢に徹底的に痛めつけられた上、その後終始ムウに圧倒された挙句スターライトエクスティンクションによって倒され、ラダマンティスによってアフロディーテらと共に再びの死に怯えた言葉を吐きながら冥界に叩き落される。しかし直前にはシオンへの忠誠心があったことを示し、冥王ハーデスたちとの戦いでは黄金聖闘士として、星矢たちに力を貸す。なおこの一連のシーンでは「P! P!」「マンモス哀れな奴」など、のりピー語で話す場面があったが、文庫版などでは「宇宙的に哀れな奴」とセリフが改訂・修正されている。OVA『聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編』では、ムウに倒された後ハーデス軍の雑兵と戦い簡単に倒しさらにラダマンティスにも戦いを挑む、アテナの聖闘士としての自覚に目覚めながらも、逆賊の汚名を被ることに同意する描写も見られた。映画『聖闘士星矢 真紅の少年伝説』でアベルの力によって蘇る。「聖衣にさえ見捨てられなければ…」と言って紫龍と戦うが、かつて十二宮の戦いを生き延びてさらに成長した紫龍にはかなわず、アベルの力で守られていた聖衣も破壊されて倒された。映画『Legend of Sanctuary』では、35歳。巨蟹宮を守護する。右目のみの隻眼である。言動こそ陽気であるが、実際は残酷な性格かつサディストで黄金聖闘士の内でも殺戮を至上の喜びとする異端の男。黄金聖闘士も青銅聖闘士も差別はしないと謳うが、その実、自分以外の聖闘士の価値を「鉄くず以下」と考えている。巨蟹宮で星矢達の前に現れた際、ミュージカルのように自ら歌い、宮の壁や床など一面にある死者の顔にコーラスをさせるという独特な演出で登場する。星矢と瞬を先へ行かせた氷河と紫龍と対峙、積尸気で冥界の入口へと送り紫龍を痛めつける。しかし、沙織を「ほら吹き娘」と侮辱したため紫龍の怒りを買う。その直後、黄金聖衣に見放され形勢は逆転。最期は、聖闘士としての矜持をも捨て、なりふり構わない卑怯な手段に出たことで、更なる怒りを買い渾身の昇龍覇を撃ち込まれ死亡する。デスマスク自身の背中・胸部には漢字で「蟹」と彫ったタトゥーがある。獅子宮を守護する。射手座のアイオロスの実弟。冥闘士から「黄金の獅子」と称された実力の持ち主で、聖域では黄金聖闘士の中で一、二をあらそうとも聖闘士の中で一、二の屈強を誇るともいわれる。正々堂々とした一直線の性格で、策略を好まない。多くの黄金聖闘士は小宇宙による特殊攻撃を行うが、アイオリアの持ち技は拳による光速の打撃のみであり、聖闘士の王道の闘法の使い手とされる。また幼少時より黄金聖闘士でありながら双子座のサガによってきせられた兄アイオロスの汚名によって「逆賊の弟」として辛酸を舐めており、実績を作り上げることで汚名を雪ごうと努めていたため聖域やアテナへの忠誠心は人一倍厚い。星矢について修行時代からその実力を認めており、聖衣争奪戦である星矢VSカシオス戦では、よそ者の日本人として蔑まれている星矢を擁護し、教皇(善のサガ)から星矢の聖闘士志願資格を認める発言を引き出すなど、星矢たちにとって最も理解がある黄金聖闘士である。一方星矢も「アイオリアは仁・智・勇を備えたまさしく聖闘士の鑑」と評し、聖域での良き先輩と慕っている。また来日時には、監視役のシリウスら白銀聖闘士3人に逃げるように命じたり、十二宮戦でも監視役の雑兵たちを威嚇して追い払うなど、無益な殺生や犠牲を好まない性格も数度にわたり描写されている。さらに、星矢の盾になろうと飛び込んできたシャイナに瀕死の重傷を負わせた際には、「(黄金聖闘士として)シャイナが飛び込んでくるのに気付かなかったのは自分の落ち度だ」と素直に反省する男らしい潔さや、シャイナを聖域に連れ帰り手当てを依頼しカシオスに世話をさせるなど自分の行動に対する責任感の強さを見せている。原作では第1話から登場した。銀河戦争編で、星矢が聖闘士になるための最後の試練である対カシオス戦に教皇や魔鈴、シャイナと共に立ち会った(アニメでは登場せず)。この時点では彼が獅子座の聖闘士であることは明らかにされておらず、その素性については一切不明であった。なお「この時点ではゲストキャラの予定」ということを記述する者もいるが、作品中では兄アイオロスが教皇の座を任された13年前からすでに黄金聖闘士であったことが明らかになった。白銀聖闘士編では、銀河戦争で私闘を繰り広げた星矢たちを粛清するため教皇の勅命により日本に赴いた。しかし星矢や城戸沙織との対決を通じて、沙織が地上の平和と正義を守る真のアテナであり、銀河戦争の目的が真の聖闘士を見つけ闇に潜む邪悪を引きずり出すためであることを理解した。そして教皇が邪悪の化身でありアテナの命を奪おうとしたこと、逆賊とされてきた兄アイオロスがアテナ救命に殉じた真の聖闘士であったことが明らかにされた。星矢の熱い思いやアテナの命がけの覚悟、最後にはアイオロスの霊魂に諭され、アテナに対して忠誠と一命にかえて贖罪することを誓った。聖域に帰るその後姿に向かって、アテナは「死んではいけませんよ」と繰り返し呼びかけた。聖域に戻り、アテナとの誓約を果たすべく教皇(悪のサガ)を討つために対決した。教皇の髪の色が変わっていくことに驚き先手を取られるが、繰り出されたとどめの一撃を受け止めた。互いの光速拳の威力が空中でぶつかりあい空気の渦を作り出し決着がつかないときに、教皇を善とする乙女座のシャカが現われ教皇の勅命に従うシャカとも対峙することになった。互いに必殺技を繰り出すものの雌雄を決しきれず千日戦争の形になったところで、教皇が間隙をぬって仕掛けた幻朧魔皇拳におかされ洗脳された殺人マシーンと化した。そのため黄金聖闘士編(十二宮編)では、星矢の前に恐るべき悪鬼として立ち塞がり、右足骨折の重傷を負わせ追いつめることになった。しかし、カシオスの自害によって正気を取り戻した後には、カシオスに自らの黄金聖衣のマントを被せ星矢を癒した。星矢と駆けつけてきた紫龍、瞬に対して「お前たち(は)本物の聖闘士だな」と励まし、これからの戦いについてアドバイスを与えた。教皇の正体がサガであることが明らかになった際には、アテナを救いサガを倒すべく向おうとするも、「これは天がアテナに与えた試練」とするムウに諫止された。星矢たちがサガを倒して聖域の邪悪が浄化され、兄の汚名も晴らされることになった。その礼も込めて兄にかわり星矢の天馬星座の聖衣を自らの血で復活させ、童虎はじめ12人の黄金聖闘士の一員として星矢、紫龍、氷河、瞬、一輝を黄金聖闘士の後継者として認めた。ポセイドン編は、アテナを守る聖闘士として最初に登場した。海皇ポセイドンの化身であるジュリアン・ソロ邸からアテナを誘拐していった海闘士を一撃で成敗してアテナを救出した(アニメでは登場せず)。その後はハーデス戦に備えて聖域に待機するが、白羊宮まで下りてきてポセイドン軍と戦っているアテナや星矢たちを気遣っていた。加勢に行く決意を明らかにした際には、かわりに兄アイオロスの意志が黄金聖衣と共に流星となり人馬宮を飛びたって星矢たちの助けに向った。ハーデス編では、聖域に侵攻してきたハーデス軍を獅子宮で待ち構えて、冥闘士5人を一撃で討伐した。そして残敵を掃討しようとするも、その中の(ハーデスを欺くため逆賊を装い)冥闘士として蘇ったサガとシュラ、カミュの小宇宙に気を取られてライミに拘束され、ハーデス軍を処女宮まで進軍させることになった。ライミを退治したあと、処女宮を守護するシャカが死の決意をしたことを感じ取り、獅子宮まで来ていた紫龍を連れて処女宮に駆けつけた。シャカの小宇宙がサガとシュラ、カミュのアテナエクスクラメーションにより消えたことを知るとそれぞれに一発ずつ見舞い倒した。3人が立ち上がり再度アテナエクスクラメーションを打つ姿勢を示したためムウ、ミロと共に対峙した。互いの力は均衡していたが紫龍の加勢によって打ち破り、アテナの意志に従い彼らを神殿まで連れて行った。その後ハーデス城に乗り込んで、結界に苦しみながらもラダマンティスに最後まで抵抗した。生きながらコキュートスに落とされたが、アテナの小宇宙によりムウ、ミロと一緒に回復して4人の冥闘士を討伐した。地獄の最終地ジュデッカでシャカ、童虎と合流して嘆きの壁と対峙した。OVAハーデス編では、冥界最奥で星矢たちの前に立ちはだかる嘆きの壁を破壊するためによみがえった兄アイオロスとの再会を果たした。固く握手を交わし兄からのこれまでの闘いに対する賛美の言葉を涙しつつ受け取り、星矢に別れを告げてから嘆きの壁撃破に赴いた。最後は嘆きの壁を壊し星矢らに血路を開くため、他の黄金聖闘士やその魂と共にアイオロスの黄金の矢に全小宇宙を託して消滅した。原作で第1話から登場して以来、全編にわたって活躍した。兄アイオロスに諭され黄金聖闘士の中で最初にアテナへの忠誠を誓ってからは、真の聖闘士として本来の使命であるアテナと地上の正義を守るため、アテナを救い、また地上支配を目論んだ首魁をはじめ教皇側やポセイドン軍、ハーデス軍との歴戦によって功績を残した。テレビアニメ版では、手をかざすだけで怪我の治療ができる能力や、魔鈴に好意を持っている"らしい"という設定が追加されている。また修行中の星矢を励ます様子や、兄アイオロスを真の強さと優しさを持った聖闘士として尊敬し指導を受ける姿、裏切り者の弟として大勢から虐げられ兄の汚名を晴らすため兄を超える黄金聖闘士となることを命をかけて誓ったエピソード、またカシオスの死に自らを責めるシャイナに全ての責任は自分(アイオリア)にあると諌めたり、アーレスの妄想の中でアテナがアイオリアを従えアーレスを討ち取るシーンなどが描かれている。映画『Legend of Sanctuary』では、23歳。獅子宮を守護する。激情的だが高潔で真面目な性格をしている。反逆者とされているアイオロスの弟。教皇から勅命を受け射手座の黄金聖衣の奪還と城戸沙織の殺害を実行するため城戸邸に襲来する。星矢達青銅聖闘士4人の抵抗を物ともせず沙織に迫るが、光り輝く小宇宙を放った沙織を見た後は教皇の行動に疑念を抱き、沙織を手に掛けることはせず「教皇に真意を尋ねる」と言い残し射手座の聖衣だけ持ち帰った。聖域でムウにはこのことを伝えたが教皇へ報告の際、教皇の放つ禍々しい小宇宙をその身に受け人が変わってしまう。星矢達が獅子宮に到来した時は、前述の教皇の力のせいで、「教皇は正義」と猛襲を掛ける豹変ぶりに混乱する星矢や瞬を強大な力で圧倒する。処女宮より出向いたシャカに治された後は、シャカやムウと共に十二宮を駆け上がり人馬宮でシュラやミロに真実を伝え、本性を露わにした教皇の作動させた巨大石像を自らを含めた黄金聖闘士6人で破壊する。処女宮を守護する。黄金聖闘士でも「最も神に近い男」と呼ばれるほどの実力者で、仏陀の転生と言われている。目が不自由でもないのに普段から常に両目を閉じているが、これは五感のうちの一つ視覚を自ら遮ることで第七感に当たる小宇宙を高めるためであり、奥義・天舞宝輪にかかった相手にはその両眼が開くことで感覚剥奪が発動される。常に冷静沈着で、感情を露にすることは少ない。初登場は原作漫画の外伝読み切りである『SHAKA』で、デスクイーン島に暗黒聖闘士討伐のために赴いた際に一輝と接触し、浅からぬ因縁を生むことになった。時空を行き来する、神仏と対話するなど通常の概念を超越した能力の持ち主。その実力はとてつもなく、アニメ版では、聖衣の修復にカノン島を訪れていた一輝を抹殺するために送り込んだ弟子を助けるために、カノン島に直接瞑想によって小宇宙を送り込み一輝の動きを封じるだけでなく、一輝に対する女神の小宇宙もその強大な小宇宙によって封じるなど(終盤で女神により打ち破られる)の描写があり、十二宮編の処女宮で対峙した際にも、星矢達では全く歯が立たなかったが、一輝が天舞宝輪で六感全て破壊された後の最大限に高めた小宇宙による自爆で共に異次元へ飛ばされ一輝と共に生死不明になる。その後、処女宮での一輝との戦いによって生まれて初めて心に迷いが生じたと語り、ムウの力を借りて一輝と共に処女宮に帰還(シャカは自身の力で帰還することは可能だが、一輝も連れて帰還するためにムウの力を借りた)。サガが倒れて聖域の邪悪が浄化された後、アテナに忠誠を誓う。聖域十二宮戦後には一輝の弟・瞬のアンドロメダ星座の聖衣(アニメでは一輝の鳳凰星座の聖衣)を自らの血で復活させている。自ら「唯一つ神と違うのは弱者への慈悲心が無いこと」と語っており、星矢たちを餓鬼呼ばわりしたり一輝に自分を神と崇めるよう告げたりした。どんな人間でも一目見れば善悪を判断できるとし、かつてデスクィーン島で一輝を倒した際、復讐心に取り付かれていた一輝に良心が秘められていることを見抜きとどめは刺さなかった。彼が教皇(サガ)に従っていたのも、サガの二重人格の善の部分を感じていたためであった。冥界編では、冥闘士の生死に対応した108の珠を持つ数珠を振るいつつ、聖域に攻め入った冥闘士のうち獅子座のアイオリアらが討ちもらした生き残り6人を一撃で倒した。さらにサガ、カミュ、シュラの3人の黄金聖闘士を相手にして一歩も退かず、攻防一体の奥義・天舞宝輪を放って彼らを追いつめた。ハーデスを討つためにはこちらから冥界へ乗り込まなければならないと判断、サガ達のアテナエクスクラメーションで死亡したと見せかけていち早く冥界へ向かい、アテナをハーデスのいる冥界に導いた。以前より聖闘士の中でセブンセンシズを超えるエイトセンシズ「阿頼耶識」に唯一目覚めていたことから、「最も神に近い男」と呼ばれていたことが童虎より明かされる。その後はアテナの護衛をしながら共にエリシオンを目指していたが、なかなか辿り着くことができずに彷徨っていたところ、コキュートスに瞬の肉体を得たハーデスの存在を察知し、方針を転換してそちらへ向かう。なお、聖闘士の中では唯一アテナに対してと同様ハーデスにも敬語を使っている。また、「嘆きの壁」前では、星矢が自分の身と引き換えに壁を破壊しようとしたのを当て身で気絶させて止め、代わりに自分の小宇宙を爆発させ壁を破壊しようとしたが、駆けつけた童虎に止められる。その後、他の黄金聖闘士とともに嘆きの壁破壊に全小宇宙を放出し、破壊とともに消滅する。原作の後日談に当たる『NEXT DIMENSION 冥王神話』では故人だが、以前に自身の血によって修復したアンドロメダ聖衣を通じて243年前の聖域で処女宮に迷い苦しんでいた瞬と前世のペガサス天馬の前に残留思念として現れ、二人を救い出す。直後、先代の乙女座の黄金聖闘士シジマの残留思念との千日戦争に発展、最大の奥義・天舞宝輪を放つ。シジマの魂に瞬たちを先に進ませるように申し出て、瞬こそ「次の乙女座を継ぐべき者」と打ち明けた。シャカの言葉に納得したシジマとの和解後、先代への行為を詫びつつ再び涅槃に戻った。アニメ版では少なくとも8人の弟子を育成している姿(弟子たちが瞑想するシーンが登場している)が描かれ、うち2人(孔雀座パーヴォのシヴァと蓮座ロータスのアゴラ)は白銀聖闘士の資格を得ている。映画『Legend of Sanctuary』では、36歳。処女宮を守護する。仏陀の生まれ変わりとも、最も神に近い男とも称され鋭い洞察力を併せ持つ。獅子宮で星矢と瞬と戦うアイオリアの前へ現れ彼を元の状態に治す。真実を確認した後、人馬宮へ向かい戦闘中のミロやシュラに本来の敵の存在を伝え、教皇が本性を露わにし巨大石像を作動させた際は自らを含めた黄金聖闘士6人で破壊する。天秤宮を守護する。紫龍の師であり、「老師」と呼ばれすべての聖闘士の尊敬を集めている。243年前の前聖戦では、彼とシオン2人だけが生き残ったという。紫龍の弟子入りより以前から、捨て子だった少女春麗を拾って育てていた。サガからは、老齢ながら全聖闘士中で最強と評されていた。教皇亡き後(十二宮編以降)は、事実上の聖闘士の最高指導者となっており、五老峰にありながらすべての聖闘士たちに指令を与えている。サガの乱の後には紫龍の聖衣を甦らせるために血を提供した(アニメではムウが担当)。前聖戦で多くの仲間の戦死を体験し、長い年月を生きただけに紫龍へは聖闘士として戦うこと以外に生きることを教え、自分の死よりも使命を優先する紫龍の生き方に悲しむ姿を見せ、ハーデスとの聖戦では聖闘士をやめるよう促した。春麗と紫龍の仲を後押しするような描写も見られ、ハーデス編においては紫龍に彼女を優先する生き方もあるのではと諭している。アニメオリジナルエピソードでは、紫龍の兄弟弟子であり、かって破門した王虎に対しても温情を見せ、紫龍との戦いでいまわの際に闘う目的・原点を悟った王虎の破門を解いている。アニメオリジナルエピソードのアスガルド編では青年期の活躍が描かれ、神闘士アルベリッヒの先祖・アルベリッヒ13世を廬山昇龍覇で倒している。原作では廬山昇龍覇を使う場面はないが、その威力は紫龍を凌ぐとされる。冥王ハーデスとの聖戦までは中国江西省九江市の南部にある廬山五老峰に小柄な老人の姿で座すのみだった。これは、18歳の時に先代アテナより MISOPETHA-MENOS(ミソペサメノス)と呼ばれる仮死の法を受けたためである。この法の効果により心臓が1年で10万回(1日の平均的な心臓の鼓動)しか動かない状態になっており、五老峰より西に千キロの巨塔に封印されていたハーデスの封印を監視、なおかつ仮死状態となった身体を休ませていた。体を動かした描写があったのは、春麗が滝壷に落とされた際に助けたシーンのみ(アニメでは家屋にいる場面もあった)。童虎の肉体にとっては、243年という長い年月も243日間分の加齢にしか過ぎず、ハーデス軍の侵攻にあたり、肉体は全盛期の18歳の姿に若返り、243年ぶりに聖衣をまとって戦いに臨んだ。小宇宙が最大限に高まるとき、背中には猛虎の顔が浮かび上がる。OVA版冥王ハーデス編ではシオンたちの復活の真意を知った後、旧友として語り合う時間を持てなかったことを悔やむシオンに対し、いずれ自分も戦死して死の国で再会できることを告げ、彼の消滅を看取った。なお冥王ハーデス編に先駆け、アニメでは全盛期の顔がオリジナルデザインとして玩具の聖闘士聖衣大系「ライブラクロス」、アニメ版アスガルド編、雑誌「聖闘士星矢アニメスペシャル3」掲載の設定画で登場している。『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』においては、シオンとともに青銅聖闘士から黄金聖闘士に昇格した様子が描かれる。映画『Legend of Sanctuary』では、紫龍の師。本編での登場は無いが、星矢達が白羊宮へ到着した際、ムウの口から知己であることが語られる。童虎の名も登場せず、天秤座(ライブラ)の聖闘士とだけ呼称されている。天蠍宮を守護する。スピード溢れる動きから繰り出される攻撃は蠍の猛毒の如く強烈で、最強の黄金聖闘士の一人であるカノンに対しても、ほぼ互角に戦える程の戦闘力を持つ。カミュの親友であり、アイオリアとも面識があった。黄金聖闘士の中でも情に篤いが、それだけに最も気性が激しく、敵に対しては燃え盛る炎の如く立ち向かう。教皇に対しては忠誠を誓いながらも、真意を決して見せない挙動に対してある程度の不信感を抱いていた。黄金聖闘士であることに強い誇りを感じており、教皇に青銅聖闘士抹殺を命じられた時は、「獅子に蟻を倒せと言うようなもの」として一笑に付した。実直な性格のために曲がったことを嫌うが、一度認めた相手に対しては強い信頼を寄せる。必殺技は、人間の中枢神経を刺激し、激痛と共に全身を麻痺させるスカーレットニードル。蠍座の15の星を形どる15発より成り立ち、1発打つごとに相手に降伏か死かの選択を迫る非常に慈悲深い技である。特に蠍座の心臓部に位置する15発目はアンタレスと呼ばれ、技を受けた人間を確実に死に至らしめる。またTVアニメ版でアーレス教皇の命でアンドロメダ島を壊滅させた際の描写では、片足で立ち上半身を低くし両手を左右にまっすぐ伸ばした姿勢(蠍の姿を模したポーズ)で、背後で炎を吹き荒れさせるような技を用いている。十二宮編では星矢と紫龍を一方的に倒した後で、氷河を圧倒的な強さで苦しめる。スカーレットニードルの止めであるアンタレスを打ち込み、氷河を戦闘不能に陥れ、死を待つばかりの状態にした。しかし、氷河に星命点を打ち込まれており、黄金聖衣をまとっていなければ命を落としたのは自分、と敗北を悟った。そして、死に瀕しながらもなお前進しようとする氷河に心を打たれ、真央点を突いて救い、天蠍宮を通すことを許した。この闘いを通じ、彼らの信ずる通り城戸沙織こそが真のアテナと直感。サガが倒れて聖域の邪悪が浄化された後は自らもアテナに忠誠を誓い、亡きカミュに代わって氷河の後見人的存在となり、破壊された彼の白鳥星座の聖衣を自らの血で復活させた。またTVアニメ版では、星矢のペガサス彗星拳が直撃しても、かすり傷程度でダメージをほとんど受けず、紫龍の廬山昇龍覇をそのままはね返すなど、強大な実力を示しており、星矢がミロについて「今までの黄金聖闘士(=シャカやアイオリア達)に勝るとも劣らぬ強さ」と感じた程である。情の篤さはハーデス編においてより多くの描写がなされている。主なものとして、カノンに、これまでの悪行への「免罪符」としてスカーレットニードルを打ち込む、シャカが禁断技のアテナエクスクラメーションで倒されたと知るや、義憤に駆られて自分の宮を放棄して処女宮に現れ、サガたち三人の黄金聖闘士を相手に「問答無用」とばかりにスカーレットニードルを連発する。三人がアテナエクスクラメーションを仕掛けてきたので、ムウ、アイオリアと共に立ち向かい、紫龍の参戦で相手を吹き飛ばした。サガに止めをさそうとした所でアテナに止められ、アテナの前まで三人を連れて行った。OVAではさらに、アテナの自害にショックを受けカミュの首を絞める描写も追加されている。冥界ではコキュートスでアテナの小宇宙によって回復したときにムウ、アイオリアと共に4人の冥闘士を倒した。なおOVAでは冥闘士を1人倒すシーンが描かれており、この時はスカーレットニードル15発を一度に打ち込んでいる。雑誌掲載時は、聖衣を装着した姿で登場した最初の黄金聖闘士だった。氷河の師匠について、車田は「はじめはミロにするつもりだった」と発言している。実際、シベリアで氷河の母の遺体が眠る船が海溝の底まで沈められたシーンに登場した黄金聖闘士は、ジャンプ掲載時は蠍座のシルエットであった。また、十二宮編で氷河が天秤宮に飛ばされた場面においても、ジャンプ掲載時は蠍座のシルエットに対して「あなたは私の師」と叫んでいたが、この翌週の号より急遽設定が変更され、水瓶座のカミュが氷河の師匠として登場した(単行本では蠍座のシルエットのページはカットされている)。シベリアでのシーンも、単行本では水瓶座の聖衣に修正されている。また、天蠍宮の戦いにおいてジャンプ掲載時は氷河を「きみ」と呼んでいたが単行本では「おまえ」に変わっている。映画『Legend of Sanctuary』では性別が女に変更されている。32歳。天蠍宮を守護する。原作と違い素顔は深紅の髪をした美女。聡明で聖域への忠誠が人一倍高く戦士としての誇りを持つ。天蠍宮を勝手に通過しようとする星矢と瞬に洗礼を与え人馬宮へ吹っ飛ばし星矢と相対する。果敢に挑む星矢を強大な力で激しく猛襲し彼を下す。星矢との戦闘中に破壊された壁からアイオロスのメッセージを目撃し、遅れて現れたシャカやアイオリアから真実を聞かされる。本来の敵である教皇が本性を露わにし巨大石像を作動させた際は自らを含めた黄金聖闘士6人で破壊する。本人曰く、戦いの最中よそ見をする男は「いい度胸をしている」ため嫌いではない模様。正式な名前の綴りは「MILO」であるが、PS3用ゲーム『聖闘士星矢 ブレイブ・ソルジャーズ』のトーナメント戦で表示される名前は「MIRO」となっている。人馬宮を守護する。獅子座のアイオリアの実兄。13年前にアテナが降臨した数日後、前教皇の牡羊座のシオンから仁・智・勇を兼ね備えた聖闘士として教皇の座を任された。前教皇シオンを殺害して教皇に扮したサガが赤子のアテナ暗殺を目論んだ際、間一髪でアテナを救い聖域から脱出した。そのためサガによって「アテナを殺害しようとした聖域への謀反者」という汚名を着せられるが、聖域全体を敵に回してなお、たった1人でアテナを守って12宮を突破して戦う。追っ手から逃れる中で山羊座のシュラにより致命傷を受けたものの、偶然にも日本から旅行でギリシアを訪れていた城戸光政に、アテナと黄金の杖(勝利の女神)と射手座の黄金聖衣を託した後、絶命した。守護者不在となった人馬宮には、アイオロスのいつ来るとも知れないアテナを守る聖闘士たちへのメッセージが遺されていた。「ここを訪れし少年達よ、きみらに女神を託す…」これを星矢たちが見つけることで、それまでの激戦で傷ついた彼らに新たな力を呼び戻した。アニメ版での人馬宮は崖、落盤、水攻めなど、星矢たちに試練を与えるための数々の難関に満ちた迷宮が仕掛けられているという設定に変更されている。その実力は、最強の聖闘士を謳われたサガ以上といわれる。アニメ版ではシュラに討たれた際の闘いでオリジナル技のアトミックサンダーボルトを使用しているが、原作では必殺技の名は「不明」と設定され、現在ではアイオロスの必殺拳は幻の技と呼ばれている。装着者の記憶を蓄積するという黄金聖衣の特性により、死してなおその魂は射手座の黄金聖衣に宿っており、星矢たちの危機に際して黄金聖衣が彼の身を包むことで、彼らに力を貸し続けている。聖闘士の鑑として、死してなお地上の正義とアテナとを守り続け、その魂は星矢たちの心の中に生き続け、さらにすべての聖闘士たちからの尊敬も集めている。終盤の嘆きの壁破壊のための黄金聖闘士集結場面では、12人全員の力を結集する中心となった。OVAでは復活に際し、弟アイオリアと固く握手を交わし、弟のこれまでの闘いを誇りに思うとの言葉を贈った。アニメ公式書籍「アニメスペシャル2」掲載の番外編小説では、黄金聖闘士の称号を得て間もない山羊座のシュラと親交があったことや、アテナの降臨前に既にサガの本心に隠された闇をおぼろげながら感づくこと、そしてサガの反乱前に既に、サガの策略によってアテナ暗殺を目論む不届き者に仕立て上げられていたことが描写されている。映画『Legend of Sanctuary』では、本編開始時点で故人(享年29)。かつて人馬宮を守護していた。温和な物腰と正義感の強い性格から多くの人間から慕われ次期教皇候補と目されていた。16年前、アテナを亡き者としようとする教皇の魔の手から、赤子であった沙織を救い連れ出したため、反逆者としてサガやシュラの追撃を受ける。ヒマラヤ山脈の洞窟にて遭遇した城戸光政に真実を伝え沙織を託し落命した。磨羯宮を守護する。黄金聖闘士の中でも突出した体術の使い手で、その動作に追いつく者は数少ない。両手両足が鋼のように研ぎ澄まされており、特に手刀の威力は黄金聖闘士中でも最強で、いかなる物でも斬り裂く聖なる剣・エクスカリバーと呼ばれている。サガによる前教皇暗殺の際、アテナを抱いて脱出したアイオロスに致命傷を与えた。かつては力こそすべてと考えており、デスマスクやアフロディーテ同様、教皇の悪事を知りつつ、その悪も力で貫けば正当化され、力ある者や勝者こそが正義を名乗る資格があると考えていたが、死ぬ間際に紫龍によって改心。紫龍こそ次代の聖闘士の要と認め、禁じ手の廬山亢龍覇でシュラもろとも燃え尽きようとしていた紫龍を、自分の山羊座の黄金聖衣を着せることで救い、地上に送り返すと同時に、自らの「聖剣」(エクスカリバー)を彼の右腕に受け継がせた。アニメでは、その性格が180度正反対の善の聖闘士として描かれ、「女神に最も忠誠心厚き男」であることを至上の誇りとする。その女神に対する忠誠心ゆえ、山羊座の聖闘士は神話の時代にアテナから“聖剣”を授かったとされている。その忠義者ゆえに星矢たちを女神に反旗を翻す者と誤解していた。だが、自らの生命を賭して戦う紫龍の覚悟に、城戸沙織こそが真の女神だと悟り、紫龍に女神の守護を託し絶命。このほか、紫龍によって腕を破壊される度合いが、原作では左腕の骨折のみであるが、右腕の完全な切断も追加されている。また、いかにして紫龍を助けたかの過程も詳細に描かれた。アスガルド編では声のみで再登場。ジークフリートに廬山亢龍覇を仕掛けようとした紫龍を諫めて、星矢達とアスガルドの共倒れと言う最悪の事態を回避させた。アニメ関連書籍の『アニメ・スペシャル2』に掲載された小説「サガ!野望の序曲」では、アテナから直接聖剣を授かり、教皇シオンの口を通じてアテナから聖剣の名を命名された場面が書かれた。また年上でありながら自分を同格と認めてくれたアイオロスを兄のように慕っている描写もある。ハーデス編ではシオンたちとともに復活し、ムウとの戦いなどにその聖剣の力を大いに発揮する。最後は紫龍に無言の教えを残しつつ消滅した。OVAでの嘆きの壁撃破に際しては、紫龍と再会して固く握手を交わし、十二宮戦で自分の過ちを気づかせてくれた紫龍に礼を述べつつ、ほかの黄金聖闘士たちとともに散った。この時、紫龍がシュラに廬山亢龍覇をかける場面が回想シーンとして追加されたが、TVアニメとは異なり、右腕は切断されてはいない状態で描かれた。映画『真紅の少年伝説』では、アベルの力によって蘇る。アベルがアテナを永遠の眠りにつかせたことに怒りを感じ、カミュと共に反感するが、これが神への反逆罪となり、コロナの聖闘士に誅殺される。映画『Legend of Sanctuary』では、36歳。磨羯宮を守護する。血の気が多く好戦的な性格をしている。16年前、反逆者とされ空を飛び逃亡するアイオロスをサガと共に追撃し彼をヒマラヤへ墜落させた。一つ前の無人となった人馬宮に出向き天蠍宮からミロにより吹っ飛ばされてきた瞬と対峙。あっという間に彼を地に舐め伏せ、続けて現れた一輝と交戦する。序盤は彼のスピードや技に翻弄されることもあったが、自らの本気を出して以降は「手こずらせやがって」とは言うものの実力の違いを見せつけ一輝を下す。遅れて現れたシャカやアイオリア達からミロと共に真実を聞かされ、さらに瀕死の状態の星矢の治療を試みる沙織の小宇宙を見て驚愕する。真実を知った後は、本性を露わにした教皇の作動させた巨大石像を自らを含めた黄金聖闘士6人で破壊する。本来の「やぎ座」は、神話に基づいて上半身は山羊・下半身は魚の姿だが、聖衣のオブジェ形態は普通の山羊の姿をしている。また聖衣頭部のヘッドギアはアニメではヘルメット状に変更されたが、ハーデス編での山羊座の冥衣は原作準拠のヘッドギアとなっている。名前の由来は阿修羅から。宝瓶宮を守護する。「水と氷の魔術師」と呼ばれる氷の闘技の使い手。氷河とアイザックの師。ミロとは篤い友情で結ばれた親友である。いかなるときにもクールであることを貫く。氷河に対しては氷河の母の眠る船をシベリアの海底奥深くへ沈めてしまうなど、非情とも取れる方法でその甘さを断ち切ろうとするなど冷たさを見せたが、氷河同様にクールさの裏に熱い心を秘めており、弟子思いの一面がある。十二宮戦では、氷河を争いに巻き込みたくないとの想いから、本来の守護宮である宝瓶宮から四つも離れた天秤宮まであえて出向き、フリージングコフィンによって、氷河を凍結して一時的に戦線から離脱させ、立ち去り際に涙を流すなどしている。宝瓶宮での氷河との闘いでは、命を懸けて氷河を絶対零度にまで導くと共に、男なら闘いの中で節を曲げることなく最後まで自分の立場で闘い抜くことを教える。激闘の中で氷河が会得したオーロラエクスキューションによって全身を凍結されて倒され、死の瞬間まで氷河を見守る師としての言葉を残し散る。アニメでは設定が異なり、氷河とアイザックの師・水晶聖闘士の師であり(水晶聖闘士が登場した時点では原作で氷河の師匠の事は語られていなかった)、孫弟子にあたる氷河にとってカミュは師も同然となっている。OVA『冥王ハーデス十二宮編』では、過去の回想シーンで身分を隠して修行時代の氷河に聖闘士の精神を手解きしており、その意味においてカミュも氷河を育てたもう1人の師とされた。ハーデス編ではシオンたちとともに復活し、シュラ、サガとともに変わらぬ実力を披露する。最期は氷河に微笑みかけて消滅している。OVAでは氷河に、その拳が何のためにあるかを教えつつ消滅した。OVAでの嘆きの壁撃破に際しては、氷河と再会を喜び合った後、クールに徹して信じた道を振り向かずに突き進むことを教えつつ、ほかの黄金聖闘士たちとともに散った。映画『真紅の少年伝説』では、アベルの力によって蘇る。アベルがアテナを永遠の眠りにつかせたことに怒りを感じ、シュラと共に反感するが、これが神への反逆罪となり、コロナの聖闘士に誅殺される。映画『Legend of Sanctuary』では、32歳。宝瓶宮を守護する。氷河の師匠。責任感が強く任務を忠実に遂行し、冷徹に見られがちだが内面には情を秘めている。左肩の水瓶は可動する。巨蟹宮で積尸気に落とされそうになった氷河を宝瓶

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