『ぼんち』は、1959年に発表された山崎豊子による小説。『週刊新潮』に連載された。単行本は新潮社から上下2巻が1959年と1960年に刊行された。現在までに、1960年には大映にて映画化され、また、1962年と1972年には同名で、1966年には『横堀川』（『暖簾』『花のれん』と合同）として3度テレビドラマ化された。2008年には「音楽劇゛ぼんち゛」として舞台化されている。製作・配給は大映。大映は本作以降、山崎より『女の勲章』・『女系家族』・『白い巨塔』の映画化の許可を得、製作に至った。NET（現:テレビ朝日）で1962年1月4日～同年6月28日に毎週木曜21:15～21:45に放送。ほかフジテレビの「土曜劇場」枠で1972年1月1日～同年3月25日に放送。「土曜劇場」が元日に放送されるのは本作が唯一。余談だが、同日には直後の22:30枠で『木枯し紋次郎』が放送開始した。ほか2008年4月3日から4月21日まで紀伊國屋サザンシアターで行われた沢田研二主演の舞台、音楽劇である。同年4月25日から4月28日まで新神戸オリエンタル劇場、さらに、同年5月10日、11日には中日劇場で行われた。

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