CHIKARA(チカラ)は、アメリカ合衆国のペンシルベニア州フィラデルフィアを拠点とするプロレス団体 。その様式をメキシコのプロレスに「ルチャリブレ」に特化させた試合を展開するというアメリカのプロレス界には稀有のプロレス団体としてその名を知らしめている。メキシコのプロレス「ルチャリブレ」の担い手たることを自認するCHIKARAにあっては「善玉選手」を「テクニコ」そして「悪玉選手」を「ルード」と公式に呼んでいる。CHIKARAを設立したマイク・クアッケンブッシュは理念についてアメリカのインディー界にはいわゆるハードコアに走りたがったり日本のFMWやアメリカのECWの創造物を拝借するだけのプロレス団体ばかりがひしめいているとしたうえで、そこにルネッサンスを、すなわち復興をもたらすというような旨の宣言を2002年に行っている。興行は、ほとんどが地元ペンシルベニア州を舞台としているものの時にはコネチカット州、マサチューセッツ州、バーモント州を始めとした国内他州や国外への巡業も開催している。プロレスラーのマイク・クアッケンブッシュとトム・カーターによって2002年の1月7日に「チカラ・レッスル・ファクトリー」として設立されたことに始まった。「チカラ・レッスル・ファクトリー」という名称は日本のレッスル夢ファクトリーから着想を得たものであった。設立当初はプロレスラー養成学校としての活動を基本としていたものの2002年の5月をもって大幅に拡張することとなりプロレスラー養成学校「チカラ・レッスル・ファクトリー」とは別に5月25日に興行を開催。この時期より公式に「CHIKARA」あるいは日本の、みちのくプロレスと大阪プロレスの影響を背後に「CHIKARA PRO」と称するようになった。2002年のうちに共同主宰の1人であったカーターがその任を辞すに至り、それから約2年を経た2004年7月に新たなる共同主宰としてプロレスラーのクリス・ヒーローを迎え入れた。やがてCHIKARA女子部「KIRYOKU」という副次団体を設立。2008年3月、地元フィラデルフィアのニュー・アルハンブラ・アリーナで開催したPPV「キング・オブ・トリオ」と題した興行において総勢550名超という過去最大の観客動員記録を打ち立てた。2009年6月、日本の大日本プロレスのサポートにより「JAPAN TOUR」をイサミレッスル武闘館(現:レッスル武道館)と新木場1stRINGで開催。2013年6月、資金難により活動休止。10月、現地のアニメ専門チャンネルが26大会分の権利を取得して活動再開。
出典:wikipedia
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