楠村(くすのきむら)は、かつて愛知県西春日井郡にあった村である。現在の名古屋市北区の北部、庄内川北岸の村である。小牧飛行場(現・名古屋飛行場)の敷地の一部が楠村にあった。現在、ここが名古屋飛行場の敷地での唯一の名古屋市の区域となっている。村名は、楠と楠木正成にあやかった名という。1906年の味鋺・如意両村の合併協議の際、新村名を決める会議において、当時の如意村長高柳嘉仁吉が「案が決まらないのであればいっそ味鋺村長の名から採った『長勝村』ではどうか」という案を出した。賛成多数で決まりそうになったが、当の味鋺村長長瀬勝次郎は「一旦命名したものは簡単には改名できないので、軽々しく決めるべきではない。次回に延期すべきである」と反対した。味鋺村長は、古来より味鋺・如意両村は庄内川の洪水とその対策に悩まされてきたので、今後はいかなる事態が再来しようとも楠のように薫り高く、堅固に繁栄するという意味と、忠臣楠木正成の精神にあやかる意味も込めた『楠村』という案を出し、如意村長はじめ満場一致で決定したという。氏名・就任期間・出身集落は『楠町誌』によった。
出典:wikipedia
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