LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

銀の海 金の大地

『銀の海 金の大地』(ぎんのうみ きんのだいち)は、氷室冴子による日本の少女小説。イラストは飯田晴子が担当している。略称は「銀金」。古事記にある「狭穂毘古(さほひこ)の叛乱」の物語に前後を付け加え、脚色したストーリーとなっている。 キャッチコピーは「古代転生ファンタジー」。このコピーはすべての単行本の表紙にも印刷されている。雑誌「Cobalt」上で1991年10月号から1995年4月号にかけて連載され、序章にあたる「真秀の章」が完結した(単行本で全11巻)。作者のあとがきによると、少なくとも全20冊に及ぶ予定の長編で、次は佐保彦を主人公とした「佐保彦の章」が執筆されるはずだった。しかし、その後13年ものあいだ、このシリーズが再開されることはなかった。やがて2008年6月6日に作者が死去。未完の作品となった。大和王権が成立して間もない時代。淡海の国(おうみのくに)に育つ奴婢の娘・真秀は、邑人たちから「ヨソ者」と疎外されながらも母と兄を助けて暮らしていた。やがて彼女は、その身に流れる巫王の一族・佐保の血のために、時代の動乱の中に捲きこまれていく。人物は、初めて登場した時点で暮らしていた族(うから)に振り分けるものとする。年齢は第1巻の時点のもの。名前にリンクがある人物は、古事記・日本書紀に登場する人物。淡海の国(おうみのくに)を拠点に勢力を持った豪族。領地内に大和一といわれる広大な湖があり、大小100以上の川が流れ込んでいる。息長の族人(うからびと)は水に親しんで育ち、泳ぎや操船術に長けている者が多い。水の中で、驚くほど息が長く続くため「息長」の名がついたとされている。強大な水軍を擁し、漁業や稲作、交易によって繁栄している。また、和邇一族(わにいちぞく)とは古くからの友族(ともがら)で、現在の首長(おびと)・真若王(まわかおう)は和邇の首長・日子坐(ひこいます)の息子である。大和の古い大豪族。大王の一族についてみるみる強大になった和邇一族を警戒し、お互いに睨みあっている。大和の中央豪族。もとは渡来の交易民だったといわれている。東進してきた大王一族の力をいちはやく認め、陰から支えて、大和入りの先導役をした。元々が交易民である和邇一族は、交易によってふんだんな鉄器や武器を持ち、戦のたびに功績をあげて、領土を獲得していった。やがて和邇は、大王のもっとも忠実な『戦の民』となり、大豪族となった。今では「大王を陰で操っているのは和邇」とささやかれるほどの権勢を誇っている。筑紫から吉備に、そして吉備から大和に進軍してきた一族。大和の三輪に先住していた古い一族と激しい戦闘を繰り返して根絶やしにしたのち、かたちばかりはその一族に婿入りするかたちで大和に腰を据えた。その後も凄まじい戦を繰り返し、先住の大和豪族たちに、みずからの一族を支配者として受け入れさせた。現在は、大和(現在の奈良県域)を拠点とし、多くの有力氏族があつまって成立した王権を握っている。この物語の上では、王権が確立されてからまだ数十年しか経っておらず、力はもっているものの歴史は浅い。大和の春日野を拠点とする、土着の豪族。大和でも一、二の豊かで、ひろい領土をもち、春日の神と早穂(さほ)の神を祀っている。男も女も美しい姿をしている者が多いが、他族との交流を避け、同族としか結婚しない。古いヤマトの神々の守りを受けた一族で、霊力のある巫女や巫王(ふおう)が多く生まれるといわれている。各地の豪族の首長たち、限られた長老たちの間でのみ囁かれている一族の名。豪族の首長、長老、財のある者とだけ取引をし、窺見や要人の暗殺、誘拐などを請け負う傭兵の集団。元は土着の狩猟民族だったが、稲作民族が移り住んできた際に土地を追われ、山に移り住んだ者の末裔だといわれている。波美一族の者は、けわしい山地を平地よりもすばやく動き、人並みならぬすぐれた目や耳、鼻をもつ。また、気配さえ獣に似せることができ、山や野で採れるあらゆる毒を使いこなす。武器の扱いにも長け、長針、矢、吹き針、ときには手なずけた毒蛇そのものを使い、かならず獲物を仕とめるという(ハミとは元々マムシのことを指す)。しかしその請負代は桁外れに高額で、とくに「波美王」とよばれる波美一族の長を雇うには、領土の半分を失うに等しいといわれる代償が必要となる。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。