サレハルド(; Salekhard)はロシア連邦の都市。チュメニ州のヤマロ・ネネツ自治管区の行政の中心。オビ川の河口近くに位置する。世界で唯一の北極圏線上にある都市である。人口は約35,000人。サレハルドとはサリヤ・ハルド()、サモイェード語で「岬の集落」を意味する地名である。1595年に、ハンティ人の集落ポルノヴァト・ヴォジ()のあった場所に、ロシア人によって町が建設された。ちなみにポルノヴァト・ヴォジもまたハンティ語で「ポルイ岬の集落()」を意味し、いずれもオビ川にポルイ川が注ぎ込むところに位置するサレハルドの立地条件を端的に表現した地名になっている。町は建設後、オブドルスク()と呼ばれた。オブドルスクの名は、オビ川からとられたものと考えられる。一帯は、ロシア帝国時代はオブドルスキ県と呼ばれた。1930年12月10日、新しく設置されたヤマル民族管区の行政の中心となり、1933年にサレハルドと改称された。1938年に都市として登録された。サレハルドは亜寒帯気候に属している。ケッペンの気候区分では、DFC。降水量は冬より夏に多い。
出典:wikipedia
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