『海鳴り街道』(うみなりかいどう)は、1936年(昭和11年)製作・公開、山中貞雄監督による日本の長編劇映画、トーキー初期の剣戟映画である。山中貞雄は日活京都撮影所で10作の大河内伝次郎主演作を監督しているが、本作はその10作目、最後の作品にあたる。脚本としてクレジットされている「梶原金八」は、山中、稲垣浩、八尋不二、三村伸太郎、藤井滋司、滝沢英輔、鈴木桃作、萩原遼の共同筆名で、三村の原作を共同で脚本執筆した。1985年(昭和60年)に刊行された『山中貞雄作品集 2』、1998年(平成10年)に刊行された『山中貞雄作品集』にそれぞれシナリオが採録されている。本作の上映用プリントの全篇は現存しておらず、東京国立近代美術館フィルムセンターはプリントを所蔵していないが、音声トラックを欠いた1分少々の玩具フィルムの断片が発見されており、プラネット映画資料図書館がこれを復元してサイレント・68秒尺のプリントとして所有している。このフィルム断片は大河内伝次郎が捕り手と格闘するクライマックスの剣戟シーンの一部である。国立国会図書館蔵書。
出典:wikipedia
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