特別模範騎手賞(とくべつもはんきしゅしょう)とは、日本中央競馬会 (JRA) の厩舎関係者表彰のひとつである。該当年度中に中央競馬に所属している騎手の中で、東西のいずれかで勝利数、獲得賞金額、勝率各部門のうち5位に入り、なおかつ制裁点が0点の者が受賞する。高度な成績を残し、かつ徹底的なフェアプレーを行わなければならず、また調整ルームへの遅刻(許可済みのものや正当なものをのぞく)などでも制裁点は加点されてしまうので、1980年度に現名称となってから2011年度までに受賞者は3名(4回)しかいない。JRA騎手歴代第2位となる13回のフェアプレー賞受賞を誇り、調教師などからもフェアプレーで知られていた村本善之でさえも、この特別模範騎手賞は一度も受賞できなかった。2004年に藤田伸二が受賞した際、武豊は「あれだけの騎乗数、勝ち鞍を残して受賞するのは凄い」とコメントしており、当の藤田も「引退までに何度でも取りたい」「これで1つ、豊さんにない記録を作ることができた」と発言している。なお、藤田はフェアプレー賞も2011年度までに16回受賞し、これの受賞回数も歴代最多である。1980年度より、前年度までの「模範騎手賞」を引き継ぐ形で創設された。しばらくは本賞と選考基準を改めた「模範騎手賞」が併存していたが、2012年度時点では一本化されている。1954年に野平祐二が受賞している。
出典:wikipedia
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