東海桜花賞(とうかいおうかしょう)は、愛知県競馬組合が名古屋競馬場で施行する地方競馬の重賞競走(SPI)である。かつて、中京競馬場の芝コースで行われていた時期もあった。1999年よりかきつばた記念のトライアル競走となっている。副賞は全国公営競馬主催者協議会会長賞、東海地方公営競馬協議会会長賞、愛知県競馬組合管理者賞、開催執務委員長賞(2016年)。1961年創設。長らく東海地区所属馬(愛知・笠松)限定競走であった。前年の1960年には東海菊花賞も創設されている。創設当初は名古屋競馬場のダート2400mで行われたが(第1回のみ2500m)、1970年10月に中京競馬場に芝コースが新設されると翌1971年からは基本的に中京競馬場の芝2000mで行われるようになった。ただし1974年~1976年・1982年は中央競馬の厩務員労働組合ストライキの影響などで、1993年は馬場改修工事のため中京競馬場が使用できず名古屋競馬場のダート2400m(1993年のみ2500m)で行われた。平成に入って公営中京競馬の芝重賞が次々とダートに変更されたり廃止されていく中、本競走と中日スポーツ杯駿蹄賞は最後まで芝の重賞として残っていたが、1995年を最後に公営中京競馬のゴールデンウィーク開催が消滅し、それに伴って東海桜花賞も名古屋競馬場のダート1900mへ条件が変更された。1998年には地方競馬全国交流競走となるが、翌1999年にダートグレード競走としてかきつばた記念が新設され、ゴールデンウィーク開催に設定されると東海桜花賞は再び東海地区限定競走となり、開催が約1ヶ月早まって4月開催となり距離も1400mに短縮されてかきつばた記念のトライアル競走となった。その後、2002年に東海・北陸・近畿地区交流競走となり2006年は西日本地区交流、2007年からは東海・北陸・近畿・中国地区交流競走として行われている。2013年福山競馬場の廃止により中国地区に競馬場がなくなったため、東海・北陸・近畿地区交流競走となった。出走条件はサラブレッド系4歳以上、北陸、東海、近畿所属。他地区所属馬の出走枠は4頭以下と定められている。負担重量は定量。2016年の賞金額は、1着250万円、2着57万5000円、3着20万円、4着12万5000円、5着10万円。馬齢は2000年以前についても現表記を用いる。コース種別を記載していない距離は、ダートコースを表す。
出典:wikipedia
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