ワルキューレ(Valkyrie)とは、本田技研工業が製造販売しているアメリカンタイプのオートバイである。現在生産されている3代目モデルの日本国内仕様については、ワルキューレではなく「F6C」の車名で発売されている。ホンダが当時のアメリカ現地法人と共同で、北米市場におけるフラッグシップとして開発した車両で、基本的にツーリングバイクであるゴールドウイングの構造や部品を流用する形で設計されている。ワルキューレは1996年に発売された。スタイリングはGL1000同様のクルーザータイプとなっており、フレームは新たに設計されたが、エンジンはゴールドウイングSEに搭載されていた水平対向6気筒OHCものを流用しつつキャブレターを6連化してセッティングを変更している。日本でもホンダが型式認定を取得して正規に輸入し同年発売された。2代目にあたるワルキューレ ルーン(Valkyrie Rune)は、前モデルのワルキューレがゴールドウイングのネイキッドモデルだったのに対し、ワルキューレルーンは大幅なローダウン化と超近未来的なスタイリングに、新型ゴールドウイングと共通の1832cc水平対向6気筒OHCを搭載し、初代ワルキューレから大きなイメージチェンジを図った。米国等の日本国外がメインターゲットであるゆえに、ベースとなったゴールドウイングとは異なり日本国内での正式販売は行われないまま生産は終了した。日本国内では正規販売されなかった車種ではあるが、2005年度放映の特撮番組『仮面ライダー響鬼』では主役が乗るバイクのベース車両となって劇中に登場している。2013年に北米仕様として3代目にあたるゴールドウイング ワルキューレ(Gold Wing Valkyrie)が発表された。このモデルから製造は日本国内となり、北米には輸出されている。デザインは大幅に変更され、2代目を基調としつつクルーザとしての走りにも配慮されたものとなっている。なお2014年より日本で発売されているゴールドウイング F6Cは、3代目の日本仕様である。
出典:wikipedia
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