羽賀 龍之介(はが りゅうのすけ、1991年4月28日 - )は、宮崎県出身の日本の柔道選手。階級は100kg級。身長186cm。血液型はO型。段位は四段。組み手は左組み。得意技は内股。現在は旭化成に所属している。父親は講道館杯などで優勝経験のある羽賀善夫。母親は国体やインターハイで活躍した元競泳選手。延岡市出身。幼少時に埼玉県に越すと、2歳年上の兄である善之助とともに5歳の時に柔道を始めた。当時は競泳も習っていて、自由形で県大会2位でなったこともあった。小学校3年の時に横浜市に移ると、朝飛道場に所属して柔道に専念することになった。小学校6年の時には全国少年柔道大会の団体戦で3位になった。六角橋中学3年の時に全国中学校柔道大会90kg級で3位になった。東海大相模高校に進学し、1年の時、金鷲旗で史上初の20人抜きを達成した。インターハイでは3年の時にオール1本勝ちで100kg級を制した。また、2年と3年の時には、東海大相模高校が団体戦で2年連続高校3冠(全国高校選手権、金鷲旗、インターハイ)を達成する際の立役者の1人となり、1つ年上の先輩である高木海帆とともに、ポスト穴井隆将の有力候補と見なされた。東海大学に進学後、全日本ジュニアでオール一本勝ちで優勝して世界ジュニア代表に選出されると、世界ジュニアでは準決勝の判定勝ち以外は全て一本勝ちで優勝を果たした。11月には本格的なシニアデビュー戦となる講道館杯に出場して優勝を果たした。1987年に父親の善夫が95kg級で優勝していることから、これで父子2代での講道館杯優勝を成し遂げることとなった。2011年は8月のユニバーシアード個人戦でオール一本勝ちの優勝を果たして、団体戦でも優勝を飾った。11月の講道館杯では前年に続いて2連覇を達成した。しかしながら、その後は左肩脱臼のケガなどもあって際立った活躍は見られず、2012年のロンドンオリンピック出場はならなかった。そのため左肩の手術を決意した。リハビリなどを経て約1年ぶりの復帰戦となった2013年6月の全日本学生柔道優勝大会では優勝して、今大会では1年の時から4年続けて優勝に貢献することになった。12月には全日本の首脳陣から約1ヶ月ほどモンゴルへの単身修行を言い渡されて、自らが如何に恵まれた環境で稽古に取り組んでいたかを実感させられたという。2014年には旭化成所属となるも、11月の講道館杯では決勝で高木に技ありで敗れて2位にとどまった。2015年2月のヨーロッパオープン・ローマでは5試合オール一本勝ちで優勝を飾った。続くグランプリ・デュッセルドルフでも2回戦以外の5試合を全て一本勝ちして優勝を果たした。なお、3月には国立スポーツ科学センターでこの当時ラグビー日本代表の監督だったエディー・ジョーンズに大柄な体格を見込まれて、「ラグビーやってみないか?」と声をかけられたこともあった。4月の体重別では準決勝で熊代佑輔に小内巻込で敗れて3位にとどまったものの、国際大会などの実績から世界選手権代表に選出された。8月の世界選手権では決勝でドイツのカール=リヒャルト・フライを指導2で破って優勝を飾った。2014年にはこの階級で代表に相応しい選手がいないということで、男子では史上初となる世界選手権への派遣見送りの屈辱も味わった末での勝利だった。優勝インタビューでは、「これで、やっとリオ五輪で金メダルを取りますと言える」とコメントした。12月のグランドスラム・東京では決勝で韓国のチョ・グハムを指導3で破ってグランドスラム大会初優勝を飾った。この際に、「今、自分の中では「代表選考を勝ち取るぞ」というよりも「オリンピックで金メダルを獲る」という気持ちの方が強いです。「リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲る」という目標を念頭に置き、しっかりと準備していきたいと思っています」と語った。2016年3月には長野オリンピックのスピードスケート500mの金メダリストである清水宏保の指導により、下半身や体幹を鍛えるスケート独特のトレーニングを敢行した。その後の練習中に左膝内側側副靱帯を損傷して2ヶ月近い加療と安静が必要となったために、4月の体重別を欠場することになった。しかし、実績によりリオデジャネイロオリンピック代表に選出された。その際に「けがを治し、五輪で結果を出して認めてもらいたいです」とコメントした。8月のリオデジャネイロオリンピックでは初戦となる2回戦でラトビアのエフゲニス・ボロダフコを内股で一本勝ちすると、3回戦では地元ブラジルのラファエル・ブザカリニを指導1で破るも準々決勝でチェコのルカシュ・クルパレクの前に指導2で敗れたが、敗者復活戦ではジョージアのベカ・グビニアシビリを指導1で破ると、3位決定戦でもウクライナのアルテム・ブロシェンコに一本勝ちして銅メダルを獲得した。リオデジャネイロオリンピック後の8月29日、母校の横浜市立六角橋中学校の2学期の始業式に特別ゲストとして招かれた。IJF世界ランキングは1920ポイント獲得で5位(16/8/1現在)。(出典、JudoInside.com)。 (出典、JudoInside.com)。(参考資料:ベースボールマガジン社発行の近代柔道バックナンバー、JudoInside.com等)。
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