上富(かみとめ)は、埼玉県入間郡三芳町の大字。2010年(平成22年)10月の国勢調査による人口は、4,275人。埼玉県南部に位置する入間郡三芳町の西部、面積約 7.178km²の地区で、周辺の所沢市(下富 ・中富 ・中富南 ・南永井)、川越市(中福 ・下赤坂)、ふじみ野市(大井武蔵野 ・亀久保 ・桜ヶ丘)、および同三芳町北永井と隣接する。地内は周辺地域と同様、短冊状に区画整理された元禄期の三富の開拓(三富新田)の特色が今日でもみられる。南北に関越自動車道が通過し、三芳パーキングエリアが地内に所在する。また北部を新河岸川の支流、砂川堀都市用水路が西から東に流れている。上富は観光スポットや有名なものが多数ある。1696年(元禄9年)、三富新田の三ヶ村共通の菩提寺として柳沢吉保の命により中富の「毘沙門社」(現:多聞院・毘沙門堂)と共に建立された。境内の銅鐘は埼玉県指定有形文化財、また穀倉は三芳町指定有形文化財に指定されている。多聞院(たもんいん)とは三富の新田開拓を命じた川越藩主柳沢吉保が、入植した上富・中富・下富の三ヶ村に共通の菩提寺をもうけるため、「臨済宗三富山多福禅寺」(上富)にともなって中富に建立した祈願所である。「毘沙門社」(現毘沙門堂・別当寺:多聞院)と呼ばれた。三ヶ村はそれまで、上富村は地蔵院(現ふじみ野市)、中富村・下富村は西福寺(現川越市)を菩提寺としていたという。木ノ宮地蔵堂・奥の院の縁起(きのみやじぞうどう おくのいん)については伝承の真相は不明である。地蔵堂の天井に描かれた絵師鈴木本英による計107枚の植物画ほか絵馬類は美術品、境内の林を抜ける「地蔵街道」は古道、奥之院の石地蔵は石造物、また縁日などに奉納される「上富囃子」が無形民俗文化財としてそれぞれ三芳町指定文化財に認められている。世界農業遺産の審査中で、三富新田が登録される予定。サツマイモなど、色々な農産物を作っている。またさつまいもは川越いもとして三芳町川越市の名物でもある。当地および隣接する町域に鉄道は通っていない。"→ 詳細は三富新田を参照。"市立小・中学校に通う場合の学区(校区)は以下の通り。
出典:wikipedia
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