『エンデューロレーサー』(ENDURO RACER)は、セガ(後のセガ・インタラクティブ)より1986年に発売されたアーケード用レースゲームで体感ゲーム第3弾。『体感バイクゲーム ハング・オン 第2弾』としてリリース。エンデューロレース(オフロードバイクの長距離レース)をモチーフとしている。アーケード版での面構成はハングオン等と同じく平原/岩場/湿地帯/砂漠/海岸からなる5ステージとなる。特徴としてはターマック(舗装路面)レースが題材であるハングオンとは異なり、ダートがメインである本作はジャンプスポットがコース中各所に設置されており、スタジアムクロスよろしくジャンプスポット越えでタイミングよくウィリーすればより高く、遠くへ速度を落とさずジャンプ、走破できる醍醐味があり、ハングオンなどと比べると最高速度も199km/hと低めに設定されて居る為か、より速いスピードでコースをクリアしていく事が求められるスタイルとは違い、悪路と言う難所をクリアしつつゴールを目指すスタイルとなる。アップライト筐体にトレイルバイクのハンドル、シート、ステップがついたようなもので、『スペースハリアー』シットダウンタイプ筐体に近く、オフロードバイクの上半分のボディを載せ後ろに可倒するハードウェアとなっている。その為、シートに座ると頭の位置が若干高めとなる為、モニター角度がシットダウンタイプや他のアップライト筐体よりも上向きに寝たレイアウトとなっているシートもオフロードバイクのシートをモチーフにしたデザインとなっておりハンドルを引くことが出来るがシート自体は筐体へ固定されている。スペースハリアーとアウトランの間にリリースした事もあり搭載された音源ボードのバージョン違い(OPM版:YM2151、2141/OPN版:YM2203、2201)によりBGM音色差分が製造ロットによって(アフターバーナーのオーケストラヒッツの有/無のような)アレンジナイズでも違っており、これによっても当時のマニア層の意見で賛否があったようである。音源チップであるYM2203は同時発声数が少ない(6和音)で、FM3音+PSG3音+PCMの構成となる。2作共、曲数の少ない本作である為オムニバス収録となっている。サイトロンより再リリースされている(ASIN: B00005HOFJ)。
出典:wikipedia
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