2008年の中国グランプリは、ロードレース世界選手権の2008年シーズン第4戦として、5月2日から4日まで中国の上海インターナショナルサーキットで開催された。から始まった中国GPだが、4回目となったこの2008年のGPが今のところ最後の開催となっている。シーズン初のウェットレースとなった125ccクラス決勝は、これまでのベストリザルトが9位という伏兵アンドレア・イアンノーネがグランプリ初優勝を遂げた。2位には2005年以来の表彰台獲得となったマイク・ディ・メッリオ、続いてディフェンディングチャンピオンのガボール・タルマクシがシーズン初の表彰台となる3位に入った。一方ポイントリーダーのシモーネ・コルシは転倒リタイヤに終わった。250ccクラス決勝は一部路面が濡れている状態から始まり、周回を重ねるごとに乾いていく状況の中、ポイントリーダーのミカ・カリオがシーズン2勝目を挙げた。2位にはチームメイトの青山博一が入り、KTMのファクトリーチームとして1-2フィニッシュを達成した。3番手を走行していた高橋裕紀はファイナルラップにコースアウトを喫して7位に終わり、代わってマティア・パシーニが3位表彰台に立った。MotoGPクラス決勝スタート時には、ほぼ路面はドライとなっていたが、一部濡れている箇所も残っていたためウェットレースが宣言された。ダニ・ペドロサとのバトルを制したバレンティーノ・ロッシがシーズン初優勝を挙げ、MotoGPクラス通算50勝を達成した。一方ロッシのチームメイトのホルヘ・ロレンソは金曜日のフリー走行での転倒で左足首を骨折し、移動には車いすが必要な状態だったが決勝レースに出場、4位で完走を果たした。
出典:wikipedia
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