マルア()は、カメルーン極北州の州都である都市。フェルンゴ川とカリアオ川の低地沿いに展開しており、マンダラ山地の麓に位置している2005年の国勢調査によると人口は201,371人であり、綿花産業の集散地となっている。農業学校や民族博物館があり、近郊のサラクにが所在している。カメルーン最北の都市であり、チャドの首都ンジャメナやナイジェリアのマイドゥグリ、南のガルアへと道路が通じる。市の北にはがあり、南には軍事基地が所在する。町のスカイラインにはマルア山が卓越している。宗教ではイスラム教が優勢であり、なかでもスーフィズムがさかんである。また、がこの地を拠点としている。カメルーンとナイジェリアのを定めた、がマルアで1975年6月1日に署名された。2013年にはマラリアの流行が起き、1万以上の症例がマルアで報告された。2014年4月4日、2人のイタリア人司祭とカナダ人修道女がマルア教区のチェレ()村で誘拐された。彼らは5月31日から6月1日にかけての夜に解放された。同年6月に「マルア中央市場に襲撃した憲兵」が40人をボコ・ハラムの構成員容疑で逮捕される結果を引き起こした。気候はサヘルのものであり、年間を通じて高温で乾燥している。ケッペンの気候区分ではステップ気候(BSh)とサバナ気候(Aw)の境となっている。
出典:wikipedia
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