GP3・シリーズ（ジーピースリー・シリーズ、）又はGP3は、2010年から開催されているフォーミュラカーによるワンメイクレースのモータースポーツカテゴリである。GP2の運営者であるブルーノ・ミッシェルがGP2直下のカテゴリとして発足させたカテゴリであり、フォーミュラ1(F1)のサポートレースとGP2との同時開催という形で開催される。また、GP3の構想が提唱された時にインターナショナル・フォーミュラ・マスターが名称を変更しGP3として発足すると言われていたが、それとは別のシリーズとして発足した。GP2と同じくワンメイクで製造されたマシンであるが、GP2のマシンとは異なる規格やメーカーが採用されている点がある。シャシーはGP2のマシンと同じくダラーラ社製を使用する。エンジンについてもルノーF1から提供されることは同様。当初はドライブ・バイ・ワイヤ式スロットルの直4 2L ターボエンジン（280hp/6,500rpm）が採用されていたが、2013年からはアドバンスト・エンジン・リサーチ（,AER）製3.4L V6 自然吸気エンジン（400hp/8,000rpm）に移行することになった。ギアボックスは電気/油圧式パドルシフトのヒューランド社製6速ギアボックスが採用される。タイヤはピレリ社製のスリックタイヤ、ホイールに関してはOzが採用されている。ブレーキはGP2と同じくブレンボ社製であるが、ブレーキローターはカーボン製ではなくスチール製である。

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