


佐山 一郎(さやま いちろう 1953年3月7日-)は日本の作家、編集者。東京都目黒区出身。早稲田実業学校高等部普通科、成蹊大学文学部文化学科卒業。大学卒業後に流行通信に入社し80年代前半よりアンディ・ウォーホルズ『Interview』と独占契約を結ぶ月刊『STUDIO VOICE』の編集長を務めた。1980年代中頃からノンフィクション掌編、ラジオ、テレビ出演、新聞、雑誌における新刊評、コラムなどの活動を始める。インタビューをした人物は1,000人を超え、吉本興業会長・林正之助、吉本隆明、ジャニー喜多川、マイケル・ジャクソン、ヨハン・クライフ、筒井康隆らの自宅でのインタビュー歴がある。スポーツライターとしての顔も持ち、サッカー、野球などに関連する著述も多い。ファッションプロデューサー石津謙介の長年にわたる研究者でもあり、2012年3月に二段組330ページからなる長編ノンフイクション『VANから遠く離れて 評伝石津謙介』を刊行している。戦前のナンバーワン・モダン雑誌『新青年』の商標権ホルダーでもある。30代半ば当時の猪瀬直樹を起用して以来、文学的ジャーナリズムの擁護・支援者を自認。小説に厳しく、ノンフィクションに甘いといわれるが、本人はそれを否定している。1995年夏頃、自宅のベランダをプライベート・カフェ化し、体験記を『NAVI』(二玄社)に連載していた。2013年7月に電子書籍シリーズ『カフェシェヌー叢書』の第一弾として、POD出版物『ブレない「私」の作り方』を刊行した。子供の頃から野球ファンであり小学3年生の時に東映フライヤーズの試合を初観戦した。当時のチームには尾崎行雄や土橋正幸や張本勲がおり、佐山は張本のファンだった。また小学6年生の時に行われた1964年の東京オリンピックのハンガリー対モロッコ戦を観戦して以来、サッカーファンとなり中学へ進学するとサッカー部を創設してプレーをした。中学のサッカー部は公式戦や練習試合で勝てず、同じ学校のバスケットボール部に敗れるレベルだったという。1985年にはスポーツ誌『Sports Graphic Number』の特派員として同年4月30日に北朝鮮の平壌で行われた1986 FIFAワールドカップ・アジア予選に出場する日本代表に随行した。随行記者団9人のうち1名は、共同通信北京特派員時代の辺見庸だった。その後も『週刊サッカーマガジン』などに寄稿し、朝日新聞で2002年から2009年までスポーツ関連書籍の新刊評を不定期掲載していた。2000年代から11年に渡って刊行されたサッカー関連本の書評を『夢想するサッカー狂の書斎 ぼくの採点表から』として出版した。また、2014年に創設された『サッカー本大賞』の委員長を務めている。
出典:wikipedia
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