1999年オーストラリア国民投票()は、「君主制を廃止すべきか存続させるべきか」を巡って1999年11月6日に実施されたオーストラリアの国民投票である。結果的には僅差ではあったものの、君主制存続が決まった。オーストラリアは独立主権国家でありながら、外国人であるエリザベス2世を国家元首にしているのはどうしてかという疑問が左派を中心に沸き起こった。これは多民族国家となったのだから、いつまでもイギリスの女王を国家元首にしておく必要など無いという声が強まったことによる。実際に非アングロ・ケルト系の住民の間では共和主義者が多い。1997年にジョン・ハワード首相が国民憲法会議を開くと表明し、共和制モデルに関する議論が行われた。しかし提案されたどの共和制モデルも会議の過半数を得られず、1999年11月6日に他案も取り入れた共和制モデルに対する国民投票が行われた。決議された共和制モデルの概要は次のとおり。投票の結果は54.87%が「No」に投じ、実現することはなかった。
出典:wikipedia
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