『微熱少年』(びねつしょうねん)は、松本隆の小説、および、同名の日本映画。松本自身が感じていた“熱血少年ではない、しかし冷めているわけでもない『微熱』を秘めていた少年時代”を振り返ったという自叙伝的作品。ビートルズが来日する年、何かが変わりそうな予感を抱(いだ)いていた。今まで経験したことがない音楽、もどかしい恋愛、少年から大人への階段を上がらなければならない不安。熱血には遠く、冷めるにはまだ早い「微熱」を宿した男子高校生・健の視点から描いた青春作品。松本の経験を元に自叙伝的物語が綴られている。なお、小説と映画ではエンディングへの流れや設定が異なっている。松本が自ら監督を務め、1987年6月13日に公開された。ホリプロダクション製作、東宝配給。主演に斉藤由貴の弟で、新人の斉藤隆治、エリー役に新進女優の西山由美(現:由海)、吉田役にC-C-B脱退を表明したばかりの関口誠人を起用したことでも話題となった。また、監督と音楽上の付き合いのある吉田拓郎、財津和夫、森山良子、米米CLUB、爆風スランプなど、普段は俳優として活動していないミュージシャンが多く出演したことでも注目された。劇中音楽は監督が所属していたはっぴいえんど時代の細野晴臣(YMO)、大瀧詠一、鈴木茂が提供、挿入歌は松田聖子、南佳孝、レベッカ、杉真理など豪華メンバーの顔ぶれであった。他、米米CLUB、爆風スランプ、バービーボーイズなどがエキストラとして参加している。「"微熱少年 MOVIE SONGS"」(1987年4月22日発売)
出典:wikipedia
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