吉本 和彦(よしもと かずひこ、1947年（昭和22年）1月29日 - )は、日本の技術者。フィデアホールディングス顧問。高知県出身。1970年（昭和45年）、富士銀行入行。同行時代には長年にわたり銀行の情報システム構築に携わり、2002年（平成14年）春のみずほフィナンシャルグループ発足時に発生したシステム障害の際は、担当役員として事態の収拾に奔走した。その実績を買われ、日本郵政公社理事兼常務執行役員に起用され、インターネットソフトウェアの新技術であるSaaS(サース)を使ったシステムを日本郵政に導入した。また、みずほ情報総研専務時代には、中国での科学技術解析ソフトの販売を手がけた。2008年（平成20年）には、CSKホールディングスのシンクタンク子会社であるCSK-IS社長に就任。同社のIT戦略や政策提言を担った。2009年（平成21年）10月、フィデアホールディングス入社。同社の取締役兼執行役副社長を務め、2015年6月顧問に退く。

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