岡倉節子(おかくら せつこ)は、TBSのホームドラマ『渡る世間は鬼ばかり』の岡倉大吉の妻で同ドラマに登場する架空の人物である。実質このドラマの主人公として描かれていた。山岡久乃が演じていた。熊本県出身。岡倉大吉(藤岡琢也→宇津井健)と結婚し、長女・弥生(長山藍子)、次女・五月(泉ピン子)、三女・文子(中田喜子)、四女・葉子(野村真美)、五女・長子(藤田朋子)の5人の娘を立派に育て上げる。ものごとをハキハキ言うかなり厳しい性格。少ない給料で5人の子供を苦労して育てたのに、結局子供たちは家を出て行くだけなので、非常に不満を感じている。「娘なんて育ててもちっとも面白くないですね」というのが口癖。大吉が仕事ばかりに打ち込み、家のことに何も関心を持たなかったことを根に持っている。しかし、婚家で娘が理不尽な仕打ちを受けると、自ら乗り込んで行って姑と対等に渡り合うこともしばしばある。大吉の会社辞職、板前修業にはショックを受けて猛反対をした。また、独立して開業する時にも失敗を恐れ反対をした。が、「おかくら」の開業後、結局はかいがいしく女将として振る舞うようになっていた。夢を追う大吉が心配で、不安を感じることが多い。1998年秋、娘たちにプレゼントしてもらったニューヨーク旅行中に心筋梗塞を起こし、急死した(第4シリーズ第1話)。それからは毎回のように、大吉が節子の位牌に話しかけるシーンが登場している。また、これにより近所に住む「おかくら」で知り合った親友の青山タキ(野村昭子)が「おかくら」の後任の女将として手伝うようになる。第1シリーズから第3シリーズまで主役を張ってきた山岡久乃であったが、第4シリーズ開始前に突然降板。開始後に胆管癌であることを公表した。世間からは「山岡さんは癌のために第4シリーズを降板した」と思われがちだが、癌公表前の第3シリーズ出演中の時点で、プロデューサーの石井ふく子の脱税騒動の際、自分の名前が勝手に使われていたことへの石井への不信感と、(胆管癌発症前に)総胆管結石および肝機能障害を患っていたことで体調を崩し、自身の年齢も考えて、今後は自分の好きな仕事だけをしていくと決めたため、次シリーズの出演意思はなかった(山岡の死去後にこのことが週刊誌に報じられた)。その後山岡は第4シリーズ放映中の1999年2月15日に胆管癌による心不全のため死去した。なお、節子の死後は節子の位牌に節子の遺影が飾られていた。また、山岡の没後もしばらくは節子の位牌には節子の遺影が飾られていたが、第5シリーズ以降は遺影は飾られておらず、位牌のみとなっている(2013年6月3日放送の「2013年2時間スペシャル 後編」では久々に節子の遺影がドラマに登場した)。公式サイトにて
出典:wikipedia
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