チャップマン基地自爆テロ事件(チャップマンきちじばくテロじけん)とは、2009年12月30日にアフガニスタンホースト州にあるチャップマン基地でおきた自爆テロ事件である。2009年12月30日、アフガニスタンホースト州にある米中央情報局のチャップマン基地でヨルダンの情報機関ヨルダン総合情報部がアルカイダに潜入させた二重スパイのフマム・ハリル・アブムラル・バラウィが自爆テロを行った。基地司令官を含むCIA局員7名、ヨルダン総合情報部1名、アフガニスタン軍1名が死亡した。彼はパキスタンでの諜報活動に従事しており、この日アイマン・ザワヒリの身柄確保の支援をするために連れてこられ、パキスタン・アフガニスタン国境の一つであるグラーム・ハーンを通過しチャップマン基地の警備責任者のアフガン陸軍人とおちあい、途中の村メルマンディで赤のトヨタカローラに乗り換えた。この基地では外周にアフガニスタン人警備員を配置した土壁、鉄条網の付いたフェンス、アメリカ軍人たちが警備するゲートと三重の警備態勢がとられていた。しかし、この車両は一度もセキュリティチャックを受けることなく、CIAや陸軍情報部の施設がある基地の内部に侵入し事件を起こした。1983年アメリカ大使館爆破事件の8人に次ぐ7人のCIA職員の死者をだした。アフガニスタン紛争 (2001年-)で戦死したアメリカ陸軍特殊部隊群ネイサン・チャップマン1等軍曹に由来する。ジョビー・ウォリック著 『三重スパイ――CIAを震撼させたアルカイダの「モグラ」』 黒原敏行訳、太田出版、2012年。
出典:wikipedia
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