勝山駅(かつやまえき)は、福井県勝山市遅羽町比島34-2-7にあるえちぜん鉄道勝山永平寺線の駅で同線の終着駅である。昔ながらの風情のある駅で、映画のロケーション撮影などにも使用されたことがある。小荷物の一時預かり所が機能する。駅舎は1914年(大正3年)開業以来のもので、2004年(平成16年)2月17日に登録有形文化財に登録された。2013年には内観の一部を建設時の吹き抜けに戻す等改修工事が行われた。駅舎に隣接する単式ホーム1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有する。以前はラッシュ時を除いて前者が使用されていたが、2005年(平成17年)4月1日のダイヤ改正で、1・2番線を交互に使用するようになった。島式ホームの待合所も駅舎と合わせて登録有形文化財に登録されている。3番線は営業列車の発着には使用されず、保線機械などが留置される。線路は駅を過ぎて100メートル先まで続いているが、これは京福大野駅まで伸びていたときの名残であり、当該区間の廃止後は留置線として使用されている。この留置線を使って夜間滞泊も設定されていて、停止位置目標が設置されている。近辺に駐輪場・駐車場(190台)をもち、無料レンタサイクル(17台)も実施されている。勝山市発着の全公共交通機関が、駅前ロータリーの「勝山駅前」停留所を発着している。駅の北約1.5kmの勝山市街中心部にあり市役所からも近い「サンプラザ前」停留所との間は、いずれかの路線が勝山駅を発着するすべての営業列車と接続している。コミュニティバスを除くほとんどの路線名が、行先となる郊外地区名(市制施行前の旧村名)を表している。路線名となっていない村岡町へはコミュニティバスをはじめ多くの路線が途中経由し、北郷町へは一般路線バスの勝山大野線の一部が向かっている。駅舎直近が3番のりば、ロータリー出口に向かって2番、1番のりばとなっている。勝山市の玄関口となる駅であるが、市街中心部とは対岸の九頭竜川の西側にあるため、駅周辺は大阪特殊合金の工場と駅前商店のみである。市街中心部および周辺の観光地に行くには駅近くの九頭竜川に架かる勝山橋を渡る。
出典:wikipedia
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