ハドソン線 (Hudson Line)はニューヨーク州のグランド・セントラル駅とその北に位置するニューヨーク州のポキプシー駅を結ぶメトロノース鉄道が運営する鉄道路線である。ハドソン川の東側を北上する鉄道路線である。アムトラックは、この路線を通り、ポキプシーより北に向かうので、この鉄道では同じ線路上を通勤電車と遠距離列車が走ることになっている。この路線はかつてハドソン・リバー鉄道とニューヨーク・セントラル鉄道だった。この路線は、大きく2つに分けることができる。マンハッタンからクロトン・ハーモン駅までは電化されており、ほとんどが複々線化されていて、上下線に急行と各駅停車の専用線がある。クロトン・ハーモン駅以北は、非電化線で、ほとんどが複線である。ダイヤは平日朝の始発列車からグランド・セントラル駅を基準に朝10時までに同駅に到着する、もしくは平日朝9時までに同駅を発車する列車を「AMピーク」、平日夕方4時以降に同駅を発車する列車を「PMピーク」と呼び運賃が若干高めに設定されている。列車種別はエクスプレス(速達列車)とローカル(普通列車)がある。ピーク時間帯には長距離列車を中心に多数のエクスプレスが運転されるが、停車駅は列車ごとに異なり規則性に乏しい(いわゆる千鳥停車)ので不慣れな利用者にはわかりづらい。なお、平日オフピーク時および土休日のエクスプレスは以下の停車駅でほぼ固定されておりピーク時よりもわかりやすくはなっているが、()内の駅はポキプシー駅発着の長距離列車の一部が通過するので完全に固定されているわけではない。土休日や平日オフピーク時一部時間でごくまれにクロトン・ハーモン駅行きのエクスプレスがあるその列車は上の()内の駅とマーブル・ヒル、ドブス・フェリーやヘイスティングス・オン・ハドソンに止まる。 このエクスプレスが運行されるときは、上のエクスプレスは上の()内は止まりません。=の区間の各駅は時々止まる。運転本数はピーク時にエクスプレスが駅にもよるが概ね5 - 20分毎、ローカルが15 - 30分毎となっておりエクスプレスの止まらない小駅相互間の利便性を犠牲にしてもマンハッタンへの通勤を考えたものとなっている。平日オフピーク時や土休日はクロトン・ハーモン駅発着のローカルとポキプシー駅発着のエクスプレスを各々毎時1本ずつ運転するが基本で、土休日や平日オフピーク時一部はこれにクロトン・ハーモン駅発着のエクスプレスが毎時1本加わる。なお、ヤンキースタジアムで試合がある時は、エクスプレスも時間帯によってヤンキースタジアムに近いヤンキース E. 153ストリート駅に止まる事と、グランド・セントラル駅との間にシャトルを走らせる事と、他線から当駅行きの野球臨時列車が運行される事がある。ハドソン線にはメトロノース鉄道の列車以外にも、他社の列車が運転されている。代表的なものはアムトラックの旅客列車であり、ハドソン線を通りポキプシー(Poughkeepsie)よりもさらに北へ直通している。これらの長距離列車はハドソン線内では停車駅が限られており、Yonkers、Croton-Harmon、Poughkeepsie以外には停車しない(列車によって異なる)。ハドソン線の列車はニューヨークではグランド・セントラル駅をターミナルとするが、アムトラックの列車はペンシルバニア駅(Pennsylvania Station)をターミナル駅としている。かつてはアムトラックの列車もグランド・セントラル駅を発着していたが、ハドソン線のRiverdale駅付近とペンシルバニア駅付近とを結ぶエンパイア・コネクション(Empire Connection)という連絡線が整備されたことにより、1991年4月7日からペンシルバニア駅発着に変更された。ハドソン線にはCSXトランスポーテーションの貨物列車も運転されている。貨物列車はオーク・ポイント・リンク(Oak Point Link)と呼ばれる連絡線を経由することで、マンハッタンを経由せずに北東回廊と帝国回廊を結んでいる。★の駅は土休日の上下2本だけが停車。現在、この路線はさらに北に延長する計画がある。これは、ダッチェス郡からの強い要望によるものである。
出典:wikipedia
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