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エンブリヲ

『エンブリヲ』は、小川幸辰による日本の漫画作品。『月刊アフタヌーン』(講談社)にて1994年8月号から1996年1月号まで連載された。高校生達が突然変異によって発生した虫に襲われるといった内容のパニック系ホラー作品。作者のアクの強い絵柄とグロテスクな虫の描写で読者に強烈なインパクトを与えた。その一方で独特な虫の設定、虫に子供を産み付けられた少女と彼女を取り巻く人々の心理描写も特徴となっている。単行本はアフタヌーンKCより全3巻が発売されたが、後に絶版。その後、2008年にエンターブレインから復刻版(同じく全3巻)が発売された。朔良市にある県立将門高校に通う少女、布良衿子は生物部に所属する虫好きの少女。ある時、衿子は森で謎の虫に首の後ろを刺されてしまう。その後、学校で人々が衿子を刺したものと同じ虫たちに襲われるという事件が発生すると同時に、衿子は刺されたところに違和感を覚えていた。実は衿子は虫に子供を産み付けられていたが、彼女は次第にその子供に愛情を感じていき、それを産むことを決意する。一方、虫による被害はさらに拡大していく。本作の舞台は、朔良(さくら)市という架空の都市である。衿子たちの通う県立将門高校の近くには結城沼という沼がある。結城沼の汚染によって誕生した新種の虫。芋虫に近い外見をしている。尻尾には産卵管が存在し、脊椎動物の脊椎に胚、つまり子供を産み付けて繁殖するという特殊な性質をもつ。母体は、子供を産みつけた後に死んでしまう。人間の女性の場合、子供はまず首の後ろに産み付けられる。宿主から養分やホルモンを吸収した子供は、変態を繰り返しながら背骨を伝って子宮まで移動した後、人間と同様に子宮内への着床を経て胎内でさらなる成長を遂げ、分娩するような形で羽化を完了する。なお、人間の男性の場合にどのようにして生まれてくるのかは不明。成虫は大きな翅を持った姿をしており、高周波の鳴き声を出せる。「虫」たちには「女王」が存在し、彼らはその命令に従って動いている。「女王」は将門高校の地下に巣を作り、「虫」たちを扇動していた。その目的は、生息地の結城沼から近く人間が多く集まる閉鎖的な場所である将門高校を利用し、「虫」たちに子供を校内の人々へ産み付けさせて残りの人々は自らの子供たちを育てるための「食料」とすることによる、学校の「牧場」化であった。知能は高いようで、人間には理解できない独特の言語を用いて意思疎通を図っている。ただし、「虫」を産み付けられた人間だけはその言語を理解できる。また、口から丈夫な糸を吐き出せるほか、それを束ねて頑丈な壁を作り出すこともできる。復刻版では描き下ろしのおまけ漫画が収録されている。ただし、作者の現在の「おがわ甘藍」名義の時の絵柄で描かれている。

出典:wikipedia

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