チョコボールは、森永製菓が発売しているチョコレート菓子。1センチ大のチョコレートの中にピーナッツやキャラメルや各種チョコレートをチョコレートでコーティングしたもので、複数種類が発売されている。なお、現在生産されているチョコボールはすべて栃木県小山市にある森永製菓小山工場で生産されている。チョコボールの特徴は、パッケージデザインとプレゼント応募である。箱は上部に「くちばし」と呼ばれる取り出し口がついている構造であり、食べる人はこれを押し上げ、くちばしの中から中身を取り出す仕組みとなっている。また、このくちばしは低い確率で「エンゼルのイラスト」が印刷されたものがあり、このエンゼルを集めると「おもちゃのカンヅメ」に替えてもらうことが出来る。種類には「金のエンゼル」「銀のエンゼル」があり、金なら1枚で、銀なら5枚が交換条件となる。エンゼルの描かれていないくちばしは「はずれ」となるが、時折このはずれくちばしでもプレゼントがもらえるキャンペーンが実施されることもある。バラエティ番組「よるこ」では「金のエンゼル」が出るまでチョコボールを開封し続ける企画が行われたが、「金のエンゼル」が出るまでに2100個以上開封しており、その間に「銀のエンゼル」は60枚出ている。毎日放送「ロケみつ」の企画「目指せ! 金のエンゼル テク・テク・モグ・モグ! ブログ旅」では、「金のエンゼル」を引き当てるまで3618箱。銀のエンゼルは69枚だった。森永製菓の発表によると、2006年時点で「おもちゃのカンヅメ」は月平均で約2万個を発送しているが、当選確率に関しては非公表。「おもちゃのカンヅメ」の中身は当選者にしか分からず、社長はおろか社員や工場の従業員ですら中身のことは知らないという(勿論の事、おもちゃのカンヅメ担当は知っている)。100円ショップで売られているものや、ゲームセンターの景品として置いてある物は、通常販売されているものとパッケージが違い、白地にキョロちゃんが描かれている。これらは景品用に作られたもので、エンゼルは印刷されていない。チョコボールの味はほぼ毎年微妙に変更されているが特に注意をしないと気づかない程度である。森永は1967年から名称を使用し2008年に商標登録をしている。しかし名糖産業が1959年よりアイスクリーム『徳用チョコボール』の商品名を使用していたため、2009年に使用中止を求めたが名糖産業側は商標権出願前から使用し広く認知されていることを理由に先使用権を主張。2011年2月に森永は名糖産業に対し商標権侵害で商品差し止めおよび賠償6,000万円を求め提訴している。2012年3月30日、和解が成立し名糖産業はチョコボールの商標を使用して、今後も徳用チョコボールを継続して製造・販売することが認められ、実質森永の敗北で決着。2011年10月に、首都圏と北関東中心にセブンイレブンで森永製菓『チョコボール』、チロルチョコ株式会社『チロルチョコ』、有楽製菓『ブラックサンダー』のコラボ企画商品がそれぞれ発売された。
出典:wikipedia
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