LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

万能文化猫娘

『万能文化猫娘』(ばんのうぶんかねこむすめ)は、高田裕三の漫画作品、およびそれを原作としたアニメ作品である。1990年に『Weekly漫画アクション増刊・増刊王』(双葉社)で連載していたが、同誌の休刊などによってわずか3回の連載で終了してしまった。アニメは1992年にOVAが発売された(旧OVA版と称する)。後に1998年にテレビ東京系でテレビアニメも放送され(TV版と称する)、これと平行してOVA版の新シリーズ「DASH!」も発売(こちらのOVAシリーズは新OVA版と称する)。1998年のテレビアニメ化を受ける形で『月刊少年エース』(角川書店)1997年12月号にてメディアミックス戦略のための作者・高田の手による前倒し漫画連載『新万能文化猫娘 誕生編』がスタートしたが、連載は中途立ち消えとなっている。本作品、特にアニメ版である「旧OVA版、TV版、新OVA版」の三作品は、それぞれ物語や設定などが全くと言っていいほど異なっている。2010年9月8日には万能文化猫娘Blu-ray BOXが発売された。主題歌を含む歌のCDとヒロイン夏目温子のDJラジオ2010年Ver.の2つのCDが特典として付いている。それに合わせて高田による漫画をまとめた。旧OVA版の舞台は東京都練馬区で、明記はされていないものの、その描写は現実の練馬区を忠実に再現している。第4話で吹き飛ばしたガスタンクは実在し、第5話で「Akies練馬栄町店」の存在する場所にはモデルとなったチェーンレストランの店舗がある。TV版、新OVA版、および『新・万能文化猫娘』では「マネキ市」という架空の都市が舞台となっている。企業集合体である三島コンツェルンの拠点都市として成立している。「声 - 」は、アニメ作品における声優。本項における漫画作品は2010年に双葉社より『万能文化猫娘COMPLETE』(ISBN 978-4-575-83826-8)としてまとめられている。万能文化猫娘シリーズの原点作品であり「原作漫画」と言う場合にはこの作品をさす。増刊王版、双葉社版とも称される。1998年1月に旧OVA版の監督・キャラデザであるもりやまゆうじとの共著の形で単行本に収録。ISBN 4-575-93545-X。私立三流大・双葉大学の医学部に通う夏目温子は頭脳明晰、容姿端麗、スポーツ万能で、まさしく学園のアイドル。彼女を狙う医学部通いのボンボンたちは、クリスマスはぜひとも彼女を誘いたいと、次から次へとデートを申し込む。だが、彼女はそれを頑として聞き入れない。クリスマスは彼女にとってとっても大事な日だったのだ。温子の保護後見人、夏目久作教授はかつて禁止された生体実験を行ったとして学会を追われた人物だった。彼は現在、双葉大学にて講師を務めながらある研究を行い、その成果を引っさげて学会への復帰と自分を追い落とした者たちへの報復を狙っていた。一方で彼の息子・龍之介は学会への返り咲きを夢に見すぎて生活をおろそかにし、妻に逃げられた父親を戒めながらも、温かく見守っている。そんな三人の一年前。学会を追われ妻に逃げられ、やさぐれていた久作に息子の龍之介はある願いをする。それは路上で車に轢かれて死にかけている猫を助けてほしいというものだった。クリスマスプレゼントなんていらないから、と必死にせがむ龍之介に久作は親としてその願いをかなえる。自らの研究の集大成をもって。久作が開発を推し進めながら、幾度とない生体実験とその膨大量の失敗のために学会に「非人道的研究」と烙印を押され、その研究を停止させられた猫脳使用アンドロイドニャンボット。久作は龍之介が拾った猫をその被検体として使ったのだ。そして、久作の研究者生命をかけた最後の実験は何と成功を収める。龍之介によって「温々(ヌクヌク)」と名づけられた猫は、久作から「温子」の名も与えられた。そう、温子は久作の手によって作り上げられたニャンボットだったのだ。かくて久作の学会返り咲きを願う研究と、龍之介とヌクヌクの「家族の時間」が同時進行で語られていくことになる。角川書店の「角川コミックス エースエクストラ」レーベルより1999年3月に単行本発刊。角川版、エース版とも称される。ISBN 4-04-713273-X。これは原作者である高田の手による旧OVA版のセルフ・リメイクであり、その設定や内容は旧OVA版(後述)に準じている。「新」の文字があるがTV版や新OVA版の内容は反映されていない。ただし舞台はTV版・新OVA版の設定と同じ「マネキ市」である。これは元々、この作品がTV版と連動したメディアミックス企画上の一作品として作られたためであるが、本作の執筆開始時にはTV版および新OVA版の設定が出揃っておらず、初期段階のプロットのみをもって作品執筆が行われたため。内容は連載の第1話から第7話までで、表題通りヌクヌクの誕生と龍之介の社会勉強に至るまでを描いている。連載途中で高田の周囲に不幸が起こり、作者本人がうつ病を発症し、執筆不可能となったため、やむなく打ち切りとなった作品である。三島コンツェルンの御曹司である夏目龍之介は、自家の英才教育により9歳にして大学卒業まで終わらせてしまった超天才児。そんな彼の悩みは、自分の境遇があまりに他の子供と違いすぎることだった。時折、研究を抜け出して遊ぶこともあるが、有名人である自分の行動は三島コンツェルンの支配する真似木(まねき)市においても注目の的。その場はいいが後々噂になって、自由に遊んだり買い食いしたりすることも、友達を作ることもままならない。孤独な彼は今日もまた研究を抜け出して町に出たが、そこで小さな子猫を拾い「温々(ヌクヌク)」と名づけた。時を同じくして三島重工・第7研究所に解散命令が出ていた。所長・夏目久作が自らの妻にして社長でもある晶子に開発中の医療向け脳移植アンドロイド(生体サイボーグ化)システム「NKシステム」のロボット兵器システム開発への転用を迫られ、それに拒否した結果だった。久作は自らの手で研究所を爆破。研究資料と開発ボディを持って逃走する。そこへ龍之介が猫を飼いたいとやってきた。ところが晶子の部下と久作の追走劇に巻き込まれてしまう。龍之介は成り行きで久作と共に逃げることに。そして温々は瀕死の重傷を負う。龍之介は「NKシステム」に温々の頭脳を使うことを久作に願い出た。元々「命を救う」ためのシステム。久作は了承するが、自分ひとりでは無理だと語る。助手もいるし半年はかかる。龍之介は三島の跡取り。本来ならばすぐさま戻らねばならない、と。しかし龍之介は自らの意志で助手を買って出て、久作の下で暮らすことを申し出る。こうして龍之介は「普通の社会」を知るために、身分を隠し「プータローの父を持つ子」として小学校に通い念願の友達も得て社会勉強を生き、父の本来の「NKシステム」開発とその被験者であるヌクヌク(温子)のモニタリングを手伝うのであった。初のアニメ化作品。アニメ発売に先行・並行してラジオ番組「熱血電波倶楽部」でCD化を前提としたラジオドラマが放送された。大月俊倫によると、このようにラジオドラマ、ドラマCD、ビデオ化という流れで制作された作品は本作が業界初とのこと。本シリーズにおける、もりやまゆうじによるキャラクターデザインが以降、デフォルトとして認識される。本来は高田の別作品である『トリツキくん』(竹書房刊)のOVAとして、大月により企画された作品だった。しかし同作のアニメ化に関しては大人向けの麻雀漫画である事および麻雀漫画としても心霊等の要素が混じり異端な存在であった事から、高田が「アニメ向きではない」と難色を示し断った。その代案として高田側から本作(原作版)が提示され、大月の要望により設定をフル改変し現行の形となった。当初、ハーフクール全6話で企画されていた。これは、機動警察パトレイバーが端を発した当時のOVAフォーマットである。前半の3話で夏目・三島家のお家騒動的な部分を描き、後半の3話でヌクヌクを中心としたストーリーが展開される予定だった。しかし、可愛らしさを前面に押し出した作風は当時まだ受け入れられず、当初売上が伸び悩んだため、3話で一端製作が打ち切られた。その後、後半3話の製作が決定されるが、内容はがらりと変えられ、1話完結のスラップスティック調ストーリーになっている。夏目晶子は三島コンツェルンの女社長である。ある日、彼女の夫で三島コンツェルンの研究員・夏目久作は自分が開発していたアンドロイドを三島の会長(夏目晶子の祖父)が兵器に利用することを知り、試作型アンドロイドNK-1124と最愛の息子・夏目龍之介を連れ、逃亡する。最愛の息子を連れて行かれたことに激怒した晶子は今日子とありさに龍之介の奪回を命ずる。クリスマスの夜、龍之介が、拾ってきた猫を飼いたいと久作と議論していると、晶子の追手、今日子とありさに見つかり新型ヘリのポイズン1で襲撃してきた。その混乱で龍之介が拾ってきた猫が流れ弾に当たってしまう。久作は龍之介が悲しんでいるのを見てその猫を不憫に思い、試作型アンドロイドNK-1124に脳を移植した。そして、万能猫脳アンドロイドとして復活したヌクヌクとその周りの人たちによって繰り広げられる物語はスタートする。旧OVAとかなり設定などが違い、ギャグを重点において作られている。これは元々1クールしかなかったため、話を難しくすると収まりきれなくなる恐れがあるためと監督がアニメ雑誌のインタビューで答えている。夕方の放送ということもあり、ターゲットの年齢層がかなり下げられている。毎回おそ松くんのように登場キャラが全員出てきて、話を盛り上げるといった展開がなされていた。もりやまゆうじが担当しなかったこともあり、キャラクターの作画は旧OVAとはまったく異なる。2013年、某県マネキ市は三島コンツェルンの本拠地として成立している都市である。その都市に生活するマッド・サイエンティスト夏目久作によって製作された万能猫脳アンドロボットであるヌクヌクは、女子高生として高校に通うことになった。そこで出会ったのは、硬派を気取るがイマイチ締まらない少年、常にアコースティックギターを持ち歩く若大将気取り、マッド・サイエンティスト予備軍の発明オタク、ホイッスルがトレードマークの熱血学級委員、お蝶婦人も真っ青のタカビー娘、呪術が趣味の過激な根暗少女、読書が趣味の必要以上に寡黙なメガネ少女と、ヌクヌクや夏目家にも負けず劣らずアクの強い同級生達であった。一方、三島の若社長三島重三は自社のシェア拡大を世界征服に例えて、会社をショッカーまがいの悪の組織ふうに仕立てて活動する困った人物。商品として開発した巨大メカを市街地でデモンストレーションするが、暴走事故を起こしては損害を出す。三島に対抗意識を燃やす久作に煽られ、三島のお騒がせ巨大メカから町と家族、友人を守るため、正義のアンドロボットヌクヌクは今日も戦うのであった。主要キャラクターについては、上記の#主要キャラクターの節を参照。旧OVA版、TV版とは異なり、ストーリーはシリアスなものに変化。キャラの年齢設定もかなり変わり、ヌクヌクは19歳、龍之介は15歳に変わったり、ヌクヌクが変身したりする。もっとも大きな変化は、龍之介がヌクヌクに対して「恋心」を抱いている点。キャラクターデザインはTV版に近いが、ヌクヌクの髪の色が異なり、シリーズ中唯一淡色を用いている。シナリオも前年ヒットしていた『セイバーマリオネットJ』のような作風に変異している。当時の葦プロダクションは人気が出た自社制作地上波アニメをセクシー路線に転換させたOVAを制作していた時期があり、この作品も例に漏れずサービスシーンが多めであった。ある日、車にひかれそうだった猫を謎の美人が助けるところを目撃する龍之介。家に帰ってみると、あの猫を助けた女性が家にいたので龍之介は驚く。その女性の名前は 樋口温子(ヌクヌク)といい、事故で記憶を失っているのだと言う。そしてヌクヌクは夏目家に居候することになるのであった。しかし、ヌクヌクは実は三島重工で作られた戦闘用アンドロボットで同社に追われる身だった。命あるものが危機に陥ると、「すべての命あるものを守れ」と脳裏から命令が発せられ、それを聞くとヌクヌクはバトルモードへと変身するのであった。主要キャラクターについては、上記の#主要キャラクターの節を参照。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。