フォーシーズ株式会社()は、日本の家賃保証会社。オフィスや店舗などの事業用賃貸保証会社としては業界1位。本社は東京都港区。1999年3月、質屋業、古物商展開を目的として会社が設立される。2000年に丸山輝が代表取締役に就任し、翌年の2001年より賃借人保証事業を本格的に開始する。社団法人賃貸保証機構に加盟。家賃が払えなくなった家賃滞納者への支援策を実施。入居者支援窓口を設置し、その他にも行政機関との提携を多数行う。具体的には下記の行政機関との提携がある。企業理念『“人が煩わしいと思う事、やりたくないと思う事”を率先して行う事により、人々に喜びを与え、世紀を越えた社会貢献企業であり続けます。』を実現する為に2つのコーポレートスローガンを掲げている。当事業参入時から2007年までの間、自社を含め業界全体による家賃滞納者への対応を問題視し、同年12月コンプライアンスマニュアルの強化を実行する。業界慣習を一掃し、業界初の制服導入や100項目以上にも及ぶ社内コンプライアンスマニュアルを作成。更にはお客様相談窓口も設置する。全国の事業拠点を管轄する消費者生活センターと消費者庁への訪問を実行し、顧客のクレーム聞き取りを行い、業務の改善を行う。一般社団法人賃貸保証機構でも自主ルールを作成。国土交通省とも情報共有し、入居者支援策を実行するなどしている。下記の4つの弁護士事務所との提携によりコンプライアンス強化への取り組みを行っている。2009年12月、滞納者への取り立てを午前3時まで行ったとして福岡地裁から慰謝料の支払いを命じられた。しんぶん赤旗は、フォーシーズについて「滞納家賃の取り立てが強引すぎるとの批判がある」と報じている。 保証会社では、家賃延滞を繰り返す悪質な入居者には、契約解除を行うのが当然の行為なのだが、フォーシーズでは、この契約解除時点において、入居継続の意思がある家賃滞納者には、再契約の為の更新保証委託料1万円を支払う事により、入居継続を認めていた時期が数ヶ月間ある。しかし、家賃延滞回数が多い入居者と、繰り返しこのやり取りを行った結果、費用を払い過ぎる入居者が低額賃料物件を中心に多く見受けられるようになった為にこの仕組みは短期間の運用で廃止となり、返金もした。現在の保証委託料は初回契約時も更新時にも基本額が賃料の1か月分となり、どちらにおいても割引制度を導入してサービス向上を図るようになる。前述の更新料問題解決の為に、更新の際は、1年間に家賃の延滞回数が0回または1回の場合は1万円に割引き、2回の場合は3万円に割引き、3回以上の場合は割引き無し、という形態を取っている。 この延滞回数のカウントは、一年毎にリセットされるもので、割引が無かった年の翌年には1万円に割引となる事も可能となっている。1年間の延滞回数が1回までであれば賃料金額に関係なく1万円で更新出来る為、家賃が高額であればあるほど安価に更新手続きが出来るという特徴があり、高級賃貸や事務所等の高額な賃貸物件の契約を行っている入居者にはとても好評となっているが、賃料が低い物件においてはこの限りではない。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。