森下仁丹株式会社(もりしたじんたん、Morishita Jintan Co.,Ltd.)は、大阪市中央区玉造に本社を置く医薬品製造企業である。略称は仁丹。みどり会の会員企業であり三和グループに属している。コーポレート・スローガンは「百年人生を応援する」。創業者の森下博が1893年(明治26年)2月11日に、大阪市東区(現・中央区)にて、薬種商「森下南陽堂」を創業したのが発祥である。1905年(明治38年)から今日まで発売され続けている仁丹の製造元としてその名を知られている。上部に人物が描かれている「仁丹」の商標で知られているが、描かれている人物は軍人ではなく、大礼服姿の外交官である。商標の外交官は「健康を世界に運ぶ外交官に」という創業者の思いが込められている。現在はかつての主力商品「銀粒仁丹」のコーティング技法を発展させることで開発した最先端のシームレスカプセル(継ぎ目のないカプセル)を用いた食品会社からの受託製造と、ビフィズス菌を使用した食品・化粧品、植物エキスを主成分とするダイエット食品・健康食品(栄養補助食品)の製造・販売を主な事業内容としている。銀粒仁丹の原料でもある生薬成分の研究にも力を入れており、それを生かした食品会社への原料の供給等も行い、最近では日本コカ・コーラへのローズヒップ・エキス供給のほか、デンマーク産ホットドッグ「ホールドバケット」の販売事業等もおこなっている。※その他、宝塚歌劇団の雪組メンバーを、同社が過去に発売していた「クリスタルデュウ・マイルド」のイメージキャラクターに起用していたことがある(「歌劇」「宝塚GRAPH」限定での掲載。1992年から翌年にかけて、雪組で上演された「忠臣蔵~花に散り雪に散り~」の協賛に伴うもの)。※この他、関西ローカルではあるが朝日放送で2000年(平成12年)頃から数年間、午後8時55分頃に放送のABCニュースのスポンサーを担当していたこともある。同社は1915年頃に、各地に宣伝を兼ねた看板を掲げた。その多くは京都市内にまとまって残存していたが、2014年頃に相次いで盗難に遭っていることが判明した。古美術マニアの転売目的の犯行によるものと見られている。その後、被害品のうちの1枚が、インターネットオークションで買い戻された。
出典:wikipedia
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