トーキングドラム(話し太鼓 )は、トーンとプロソディーを模倣して遠距離の通信や、音で口承を行なう、西アフリカの太鼓である。トーキングドラムには片面太鼓や砂時計型、円筒形の両面太鼓など様々な形状がある。メッセージを表現するには2つの高さの音が必要であるため、2個一対の太鼓や木製の打楽器を用いるか、音の高さの変えられる太鼓を用いる。。このトーキングドラムは、両面太鼓である。鼓面(ヘッド)が小さくて15cm内外である。それに比して胴は深く、40cm内外である。鼓面は胴にひもでくくりつけられている。このひもは両面に渡してある。このひもの締め具合で鼓面の張力が変わり、音の高さが変わる。円筒形のトーキングドラムはガンゴゴ、ゴンゴン、ガンガオゴなどと呼ばれている。川田順造によれば、この種の太鼓に共通点を求めるならば「円筒形の胴の両面に皮が張ってあり、打奏中に音高を変える調べ緒は無く、湾曲した木の桴で打つということ」になるという。右利きの奏者の場合(左利きの場合は逆)、左の脇に抱えて、脇の締め方によってひもの締め具合を変化させる。右手にはL字形にまがり先が球状になったバチを持ち、これで叩く。左手も素手で叩き、両者を織り交ぜて演奏する。ウォロフ語、マンディンカ語、セレル語(いずれも主にセネガル)では、タマ () という。アカン語(主にガーナ)ではドンド () という。ヨルバ語(主にナイジェリア)ドゥンドゥン () という。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。