『ススムちゃん大ショック』(ススムちゃんだいショック)は、永井豪による日本の短編漫画作品。少年マガジン(講談社)1971年3月7日号に掲載された。1971年に発表され、反響を呼んだ永井豪の傑作の1つでもあり、問題作でもある。内容的には、親子の絆の崩壊をスプラッタホラーの味付けで描いている。本作の「ある日、大人達が子供を虐殺し始める」との描写は漫画版『デビルマン』の挿話として転用され、のちに実写映画版『デビルマン』でも使用された。ある日、突然大人達が子供を虐殺し始める。表情一つ変えずに子供達を虐殺する大人達。その場に居合わせた小学生のススムも殺されそうになるが、友人達に助けられ、下水道に避難する。何が起きているのか分からず混乱する子供達。持っていたラジオで事件の情報を集めようとするが、国際、政治、スポーツ、芸能といった様々なニュースは流れるものの、子供が虐殺されている事件の報道は何もなかった。そのような状況で、子供達の一人がある仮説を立てる、「親子の絆と呼んでいた、不確かな糸のような、子孫を残そうとする生存本能が、なんらかの理由で切れてしまったのではないかと」。だが、ススムは自分の母親が自分を殺そうとする訳がないと、友人達の制止を振り切って帰宅する。いつものように台所に立ち笑顔で料理をしている母親を見て、ススムは母親の元に駆け寄る。振り返った母親はススムに笑顔を見せ……2005年に永井豪の生誕60周年を記念して発売された『永井豪 ダイナミック!! ザ・クロニクル』に、ideeによる、本作をモチーフとしたインストルメンタル曲が収録されている。以下に作品が収録されている書籍を挙げる。
出典:wikipedia
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