会宝産業株式会社(かいほうさんぎょう)は、使用済自動車の引取・解体・破砕前処理などの自動車リサイクルと、中古車・中古自動車部品の輸出販売を事業としている。本社は石川県金沢市に所在する。会宝産業は、日本の大手の自動車中古部品の輸出販売会社であり、2010年(平成22年)には、日本で最大の自動車中古部品の輸出企業となった。 1969年(昭和44年)に有限会社近藤自動車商会として設立され、1992年(平成4年)に社名を会宝産業株式会社に変更。2015年(平成27年)4月に近藤典彦の息子である近藤高行が代表取締役社長に就任した。1969年(昭和44年)近藤典彦が石川県金沢市に有限会社近藤自動車商会を設立。設立当初は主に自動車の解体及び鉄くず、アルミニウム、銅の販売を行っていた。1991年(平成3年)クウェートの顧客が20トンもの中古エンジンやサスペンションパーツを買い付けに来たことが転機となり、翌年、会宝産業株式会社に社名を変更し、単なる車の解体業から諸外国で再生利用される中古部品を販売するビジネスへと移行していった。会宝産業の2011年(平成23年)の車両取扱台数は月間約1,200台、輸出したエンジンの取扱数は、タイ、ケニヤ、ナイジェリア、ガーナ、シンガポールの合弁会社も含めて計74か国、年間20,000台を超えている。2003年(平成15年)4月には、Re-Use Motorization Alliance(RUMアライアンス) を設立し、2007年(平成19年)4月には、International Recycling Education Center (IREC)を設立する。会宝産業は、Japan Reuse Standard(JRS)と名付けられた輸出用の中古車エンジンの品質を評価する独自基準を新たに設け、コンプレッションやオーバーヒートの有無、走行距離などを含む6項目をそれぞれ5段階で評価している。2013年(平成25年)2月には、JRSの技術仕様書をBritish Standard Institution(BSI、英国規格協会)に認証申請し、同年10月には、公開仕様書(Publicly Available Specification)としてPAS777(「中古オートモーティブエンジン及び関連するトランスミッションユニットの機能評価及びラベリングに関する仕様書」)が発行された。会宝産業は、現在、ブラジル連邦技術教育センターと連携してミナスジェライス州に自動車リサイクル技術教育センター(Cefet-MG)を設置する計画を進めている。
出典:wikipedia
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